2025-2026ウインターシーズンに向けて「ビッグホリデーバス安全運行協議会」を開催

～貸切バス事業者とともに「安全運行」「法令遵守」「サービス向上」の徹底を図る～

ビッグホリデー株式会社

2025年12月17日 10時00分

ビッグホリデー株式会社(本社：東京都文京区、代表取締役社長：岩崎安利)は、2025-2026年シーズンのスキー・スノーボードバスツアーの催行に先立ち、「ビッグホリデーバス安全運行協議会」（以下「本協議会」）を2025年11月26日に開催いたしました。

当社では、お客様に「安心・安全」なツアーをご提供することを最優先事項と位置づけており、本協議会を通じて、貸切バス事業者とともに「安全運行」「法令遵守」「サービス向上」に対する認識共有と具体的な取組みの徹底を図っています。

日　時：2025年11月26日（水）

会　場：ホテル機山館

参加者：当社契約バス会社38社46名(※)、当社担当者ほか

当日は、冬期のスキーバスツアーを中心とした安全運行体制の確認に加え、航空業界から学ぶ安全運行の取り組みとして、講師をお招きし資料を交え講演していただきました。また、本協議会後に開催した意見交換会では、現場での課題や好事例を共有し、今シーズンに向けた運行体制の一層の強化を図りました。

(※)対象：関東運輸局管内の契約バス会社

当社が「旅行企画・実施」するスキーバスツアーでは、お客様に安心してご利用いただくため、貸切バス会社の選定にあたり、以下のような独自基準を設けています。

これらの基準を満たした事業者とのみ連携することで、ツアーにご参加いただくお客様の安全性向上に努めています。

本協議会では、当社が実施している具体的な安全運行方針について、改めて運行バス会社と共有・確認しました。主な取組みは以下のとおりです。

夜行バスの2名乗務体制
夜行便については走行距離にかかわらず原則2名乗務とし、運転者の休憩・交代を確保します。
長距離昼行便での複数乗務員配置
昼行バス（朝発便）においても、走行距離500km以上のコースでは乗務員2名体制を基本とし、安全運行を徹底します。
定期的な休憩の徹底
概ね2～3時間に1回の頻度で休憩時間を設け、運転者の疲労軽減とお客様の安全確保を図ります。
長時間運行時の休憩・仮眠施設の確保
長時間運行となるコースでは、現地における乗務員の休憩・仮眠施設を事前に手配し、十分な休息を確保します。
無理のない運行行程の設定
コース造成の段階からバス会社と綿密に協議を行い、法令を遵守した上で、余裕を持った運行経路・ダイヤを作成します。
シートベルト着用のお願い
乗車中はシートベルト着用の車内アナウンスおよび掲示を行い、お客様にも安全確保へのご協力をお願いしています。
冬期運行時の装備・訓練の徹底
冬季期間の運行にあたっては、スタッドレスタイヤやタイヤチェーン等の装備状況、雪道運転訓練の実施状況などについて事前確認を行い、凍結路・積雪路での安全運行に努めます。