【愛知県西尾市】帯の裏側で100年隠れていた“見えない素材”を表舞台へ。国内シェア90%超の伝統素材「三河帯芯」を日常着に変える挑戦。

西尾市役所

 西尾市クラウドファンディング活用支援事業を活用し、株式会社 渦japan(代表取締役:青木 淳 氏)がクラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」にてプロジェクトを公開しました。昔ながらのシャトル織機でゆっくりと時間をかけて織られる三河帯芯は、「軽さ」「丈夫さ」「ほどよいハリ感」が最大の特徴です。本プロジェクトでは、その独特の風合いを最大限に活かし、日常使いしやすいアイテムへと仕立てました。

 愛知県西尾市を拠点に、三河木綿をはじめとする地域素材を生かして服づくりを行うカジュアルウェアブランド「UZUiRO(ウズイロ)」は、着物の帯を内側から支え続けてきた伝統素材「三河帯芯(みかわおびしん)」を使用した日常着・バッグを開発し、2026年8月28日(金)より同プラットフォームにて先行販売を開始します。

 100年以上もの間、“見えない素材”として日本の着物文化を陰で支えてきた三河帯芯を、現代の暮らしになじむファッションアイテムとして表舞台へ送り出す、次の100年へ向けた挑戦です。

100年続く“見えない素材”に光を

 「三河帯芯」は、愛知県西尾市を中心に受け継がれてきた、和装を支える伝統素材です。着物の帯の形と美しさを内側から保つための布ですが、あくまで「帯の芯」であるため、これまで一般の人の目に触れることはほとんどありませんでした。

​ カジュアルウェアブランド「UZUiRO」は地元で服作りをする中でこの魅力的な素材と出会い、「帯の中だけで使われているのは、もったいない」と確信。単に伝統だから残す、応援で買ってもらうのではなく、今の暮らしの中で“着たいから選ぶ、使いたいから手に取る”へ変えたい。そして、その結果として地域の素材と技術を未来へつないでいく。そんな強い想いから、今回のプロジェクトがスタートしました。

他にはない、心地よいハリとコシ

 三河帯芯は、糸を限界に近い密度まで打ち込むことで、独特のハリとコシを生み出しています。シャトル織機でゆっくり時間をかけて織るからこそ生まれる、生地の存在感です。

綿ならではの、やさしい肌なじみ

 帯の内側にこもる湿気を受け止めながら、帯の形を支えてきた三河帯芯。綿ならではのやさしい肌なじみがあり、日常着にも取り入れやすい素材です。着るほど、使うほどに少しずつなじんでいく変化も楽しめます。

軽くて丈夫。日常に使いやすい

 しっかりとした生地感がありながら、手に取ると驚くほど軽やか。帯の内側で長時間の締め付けを支えるために、丈夫さとハリを求められてきた素材だからこそ、シャツに仕立てると形が整いやすく、バッグにしても形を保ちやすいのが特徴です。

 気を使いすぎることなく、毎日の暮らしに自然に取り入れられる。三河帯芯は、そんな今回のものづくりにぴったりの素材です。

これまで隠れていた「金の耳」

 三河帯芯の端には、一本の金色の線が織り込まれています。これは「金の耳」と呼ばれ、帯を仕立てる際に、裁断する幅を示す目印として使われてきました。帯芯として使うときには、この線に沿って裁断されるため、完成した帯の中には残らず、これまで人の目に触れることのなかった部分です。

 今回のシャツでは、その金の耳をカフスなどの見える場所に生かしました。

三河帯芯をあなたの日常へ 〜リターンのご紹介〜

 三河帯芯のハリや軽さ、独特の風合いを、実際に着て、持って、日常の中で感じていただけるリターンをご用意しました。一着のシャツやひとつのバッグが、三河帯芯の新しい出番となり、西尾市一色町のものづくりを未来へつなぐ力になります。

 三河帯芯ならではの、ほどよいハリと軽やかさを生かした、シンプルなユニセックスシャツです。

 さらりとした肌触りで、汗をかいても乾きやすく、長い季節にわたって着回せます。シンプルだからこそ着回しやすく、ボタンを特別な日にしまっておくのではなく、日々の中で何度も使ってほしい。閉じて一枚で着るのはもちろん、前を開けて軽い羽織としても楽しめます。仕事の日から休日のお出かけまで、さまざまな装いになじむ一着です。

 帯を支えてきた素材を、今度は毎日の装いを支える存在へ。三河帯芯の新しい魅力を、実際に着て感じていただけます。

 三河帯芯の立体感を生かして仕立てた、軽やかなバンドカラーシャツです。

 ほどよいハリがあるため、シンプルに着てもシルエットがきれいに決まります。コンパクトなショート丈で、ワイドパンツやスカートともバランスよく合わせられます。

前を閉じて一枚で着るのはもちろん、Tシャツやワンピースに重ねる軽い羽織としても活躍。

 カフスの内側半分にリブを使った「ハーフリブカフス」。袖口が伸びるため、家事や手洗いの際にも、さっと腕まくりができるデザインです。

 三河帯芯を、まずは身近なアイテムから楽しみたい方におすすめのエコバッグです。

 軽くて丈夫な素材を生かし、日々のお買い物やちょっとした外出、荷物が増えたときのサブバッグなど、さまざまな場面で使いやすく仕立てました。

 コーディネートのアクセントになるツートンカラーと、染めによって生まれる一つひとつ異なる表情も魅力です。帯を支えてきた素材の新しい使い心地を、日常の中で気軽にお楽しみください。

クラウドファンディング概要

​【プロジェクト名】 三河帯芯を日常へ。帯を支えてきた、100年続く“見えない素材”を、今着る服に。

​【実施プラットフォーム】 CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

​【プロジェクトURL】 https://camp-fire.jp/projects/967084/view

​【募集期間】 2026年8月28日(金)〜 10月12日(月)まで

​【目標金額】 500,000円

​【リターンの一例】 三河帯芯ツートンエコバッグ、三河帯芯シャツ 服作り教室

【その他】 9月3日(木)11時より本プロジェクトに関する市長表敬訪問を行います。

     ※取材される場合は事前にご連絡をお願い致します。

プロジェクトオーナーコメント

 私たちがUZUiROを始めて、10年が経ちました。始まりは、自分たちが本当に「着たい」と思える服をつくることでした。現在は15名のUZUiROクルーとともに、地域に根ざしたものづくりを続けています。地域の素材や手仕事に触れ、作り手の皆さんと力を合わせながら、少しずつ服づくりを重ねてきました。

 その一方で、素晴らしい技術を持つ取引先が、ものづくりを続けられず廃業していく姿も見てきました。どれほど長い歴史があっても、どれほど優れた技術があっても、使われなくなれば、次につなぐことはできません。だから私たちは今、「100年後も、この地域で面白い服づくりを」という思いを掲げています。残したいのは、服だけではありません。素材をつくる人。町に響く織機の音。作り手から作り手へ受け継がれてきた技術。そして、この地域ならではのものづくりの風景です。

 ただ、「残してください」とお願いするだけでは続きません。大切なのは、今の暮らしの中で、本当に着たい、使いたいと思ってもらえるものをつくることだと考えています。帯の中で100年以上使われてきた三河帯芯を、シャツにする。バッグにする。そして、日常の中で使ってもらう。今回のクラウドファンディングは、その最初の一歩です。一着のシャツが選ばれること。一人でも多くの方に、三河帯芯を知ってもらうこと。実際に使って「これ、いいね」と感じてもらうこと。その一つひとつが、次の生地づくりと、次のものづくりにつながっていくと信じています。

 100年以上、帯の形と美しさを内側から支えてきた三河帯芯。次の100年は、毎日の装いと暮らしを支える素材へ。ぜひ、着てみたい一着、使ってみたい一点を選び、この挑戦の最初の使い手になっていただけたら嬉しいです。

 皆さまの一つひとつのご支援が、次の生地づくりと、西尾市一色町のものづくりを未来へつなぐ力になります。

株式会社 渦japan (UZUiRO) 青木 淳 氏

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会社概要

西尾市役所

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URL
https://www.city.nishio.aichi.jp/
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
愛知県西尾市寄住町下田22
電話番号
0563-56-2111
代表者名
中村 健
上場
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資本金
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設立
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