オムロン「気象IoTセンサ」のJC-STAR認証取得について

オムロン株式会社（本社：京都市下京区、代表取締役社長CEO：辻永順太、以下オムロン）は、2025年11月、「気象IoTセンサ*1」にてセキュリティ要件適合評価及びラベリング制度「JC-STAR」（以下JC-STAR*2）の認証取得を行いましたことを、お知らせします。

気象IoTセンサ

近年、デジタル化の進展にともない、ルーターやネットワークカメラ・センサといったIoT製品の数が急速に増加するとともに、それらを狙ったサイバー攻撃も増加傾向にあります。このような背景を受け、IoT製品のセキュリティ対策強化とともに、そのための制度構築が進んでいます。

オムロンはこれまで、製品セキュリティポリシーを定め、本社および各事業部と連携した体制を整えることで、製品・サービスのセキュリティに対応してきました。この度、セキュリティに対する安全性確保とともに、お客様が安心してIoT製品を選定いただけるよう、気象IoTセンサにて、JC-STARの適合ラベル★1（レベル1）を取得しました。なお、2025年3月に当該制度が開始してから、これはオムロンとして初めての取得となります。

該当製品

・      対象品：気象IoTセンサ
（オムロン形式：2KW-0001）

・      取得日：2025年11月13日

・      適合評価レベル：★1（レベル1）

・      ラベル登録番号：2025111000001098

適合ラベル

オムロンは今後も、さまざまなIoT製品をお客様に安心してご利用いただけるよう、セキュリティ対策に取り組んでまいります。

*1.   気象IoTセンサ：気象情報サービスを提供する「ウェザーニューズ」と共同開発した、気温・湿度・気圧・雨量・風向・風速・照度の7つの要素を1分毎に観測する小型の気象IoTセンサ。なお、気象IoTセンサは株式会社ウェザーニューズより「ソラテナPro」としてサービス提供されています。

*2.   JC-STAR：経済産業省及び独立行政法人情報処理推進機構（IPA）が管理・運用する、セキュリティ要件適合評価及びラベリング制度（Labeling Scheme based on Japan Cyber-Security Technical Assessment Requirements）。製品に備わるセキュリティ機能を明示し、利用者が信頼できる製品を選択できる環境の整備を目的としており、インターネットプロトコル（IP）を使用したデータの送受信機能を持つ「IoT製品」が対象となる。

＜関連情報＞

気象IoTセンサ

▸「ソラテナPro®」について（ウェザーニューズHP）

▸ウェザーニューズとオムロン、大雨や強風を1分毎に観測する、新型気象IoTセンサ「ソラテナPro」を開発（オムロンHP）

JC-STARおよび適合ラベル取得製品情報（独立行政法人情報処理推進機構HP）

▸セキュリティ要件適合評価及びラベリング制度「JC-STAR」

▸適合ラベル取得製品情報「気象IoTセンサ」

＜オムロン株式会社について＞

オムロン株式会社は、独自の「センシング＆コントロール+Think」技術を中核としたオートメーションのリーディングカンパニーとして、制御機器、ヘルスケア、社会システム、電子部品、そしてこれらの事業をつうじて取得した多種多様なデータを活用したデータソリューション事業を展開しています。1933年に創業したオムロンは、現在では全世界で約2.7万人の社員を擁し、130ヶ国以上で商品・サービスを提供し、よりよい社会づくりに貢献しています。

詳細については、https://www.omron.com/jp/ja/をご参照ください。