【岐阜県高山市】地元の中学生がトンネル内の「ロックボルトキャップ」を設置しました
岐阜県高山市丹生川町の丹生川中学校の全校生徒105人が、令和6年9月20日(金)に、同町の中部縦貫自動車道・高山清見道路で工事中の坊方トンネル(仮称)を訪れ、トンネル内部に打ち込まれたロックボルトを覆う「ロックボルトキャップ」を取り付ける作業を体験しました。
現在、中部縦貫自動車道・高山清見道路で工事中の坊方トンネル(仮称)内で、地元の丹生川中学校の全校生徒がロックボルトキャップを設置する作業を行いました。
「ロックボルト」は、鉄筋でトンネル内部に吹き付けたコンクリートに打ち込んで、地山とコンクリートを一体化する役割があるもので、「ロックボルトキャップ」はそのボルトを覆うキャップで、上にかける防水シートを傷つけない効果があります。
今回の事業は、高山国道事務所が、地域の道路やトンネル工事に関心を持ってもらうことを目的に初めて企画したものです。生徒は高山国道事務所の職員や施工業者の安藤ハザマの社員の方々から説明を受けた後、トンネルを補強するロックボルトに、夏休み期間中に自分でメッセージなどを書いてデザインをしたキャップを手やハンマーで叩いて固定しました。
作業後には、職員から説明を受けながらトンネル内の工事現場や重機などを見学しました。
生徒は、「今まで見たことのない光景で発見があった。将来、自分の車でトンネルをドライブしたい。」と話しました。
ロックボルトキャップは、上から防水シートがかけられ、さらにコンクリートで固められるため外側からは見えなくなってしまいますが、完成後にトンネルを通行する際には、自分のはめたキャップを思い出すことでしょう。
【本件に関するお問い合わせ】
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