3,823名が申し込み──国内最大級のAIエージェントカンファレンス「AI Agent Day 2026 Summer」開催レポート
大手企業43%、意思決定層45%が参加。AIエージェントの“実装後”に立ちはだかる壁と、業務・組織を変革する実践知を2日間で徹底解剖
生成AI技術を活用したAIエージェントの社会実装を推進する一般社団法人AICX(AI Customer Experience)協会(東京都、代表理事:小栗 伸、小澤 健祐、以下AICX協会)は、2026年7月23日(木)〜24日(金)の2日間、国内最大級のAIエージェントカンファレンス「AI Agent Day 2026 Summer」をオンラインで開催しました。

本カンファレンスには3,823名が参加登録し、36名の登壇者が出演。AIエージェントの導入が広がる一方で企業が直面する「実装後」の課題に焦点を当て、先行企業による具体的な事例をもとに、業務変革・組織づくり・定着化までを多角的にご紹介しました。参加者アンケート(回答者数528名)では満足度93%を記録しました。
なお、本カンファレンスのセッションアーカイブは、現在AICX協会会員向けに限定配信しています。
※AIエージェントの企業実装に特化し、戦略設計と実装を分離した資格体系として国内初(AICX協会調べ、2026年8月時点)
AIエージェントは“導入”から“変革”へ──実装後の壁を事例で解剖
今回の「AI Agent Day 2026 Summer」では、AIエージェントの導入が加速する中、その先にある下記のような壁を先行企業がどのように乗り越え、業務や組織の変革を実現したのか、その実践事例を主題に据えました。
AIエージェント導入後の5つの壁
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導入3ヶ月で誰も使わなくなる「形骸化」
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プロンプトが上手い人への依存という「新たな属人化」
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個人が勝手に作ったAIが乱立する「野良エージェント問題」
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業務プロセス再設計なき「汚いプロセスの自動化」
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ツールは入ったのに現場が動かない「組織抵抗」
各セッションでは、先行企業の実践を通じて、AIエージェントを現場で活用し続けるための設計、既存業務との統合、組織への定着、ガバナンス、人材・組織づくりなど、企業が実装フェーズで直面する論点を具体的に共有。単なるツール紹介にとどまらず、「AIを前提に業務と組織をどう再設計するか」という実践的な議論が展開されました。
大手企業43%、意思決定層45%が参加
本カンファレンスには、AIエージェントに関心を持つ幅広い業種・役職の参加者が集まりました。参加登録者のうち、従業員1,000名以上の大手企業が43%。また、管理職および社長・役員を合わせた課長以上の意思決定層は45%を占めました。
業種別ではIT・ソフトウェア34%、製造業23%、サービス業11%など、多様な業界から参加。AIエージェントが一部の先進企業・専門部門だけのテーマではなく、幅広い企業における経営・事業課題として扱われ始めていることがうかがえます。
この結果は、AIエージェントが一部の先進部門の取り組みを超え、経営アジェンダとして扱われ始めていることを示唆しています。

満足度93%──実務でのAI活用イメージが具体化
イベント後アンケート(回答者数528名)では、満足度93%を記録しました。
参加者からは、「実務でのAI活用イメージが非常に具体化された」「セキュリティ面での課題と対策が整理され、自社導入に向けた稟議の参考になった」「他社の具体的なプロジェクト規模や意思決定プロセスを知ることができた」「単なるツール紹介にとどまらず、組織設計や運用のマインドセットにまで踏み込んだ内容だった」といった声が寄せられました。
AIエージェント導入で最も期待される効果は「業務効率化」(62.4%)一方、最大の課題として「セキュリティ・プライバシー」(19%)が挙げられました。
企業の成功事例だけでなく、実装・運用の過程で生じる課題や意思決定まで含めた実践知へのニーズの高さが改めて示されました。

AI Agent Night開催──120名が企業の垣根を越えて交流
7月24日(金)には、渋谷ストリーム Google オフィスにて「AI Agent Night 〜企業の枠を超え、変化を加速させる交流会〜」を開催しました。限定枠は満員となり、約120名が参加。登壇者、スポンサー、会員企業、参加者が企業や業界の垣根を越えて交流しました。
会場ではネットワーキングに加え、グループ対抗のAIクイズ大会も実施。参加者アンケート(N=16)では満足度100%を記録し、「多くの講演者・企業と交流できた」「普段会えない方や異業種の方と、同じ方向を見て会話できた」「AI Agentや生成AIの活用状況について意見交換できた」といった声が寄せられました。
AI Agent Dayを“継続的な実践知の共有の場”へ
AI Agent Day 2026 Summerを通じて見えてきたのは、企業の関心が「AIエージェントを導入するか」から、「導入したAIエージェントをどう業務・組織に組み込み、継続的な成果につなげるか」へ移っていることです。
AICX協会は今後も、AI Agent Dayを先進企業の成功事例だけでなく、実装過程で直面する課題や試行錯誤も共有できる場として発展させます。カンファレンス、コミュニティ、人材育成などを通じ、業界横断で実践知を蓄積・共有し、AIエージェントの健全な社会実装を推進してまいります。
お問い合わせ
一般社団法人AICX協会 事務局
E-mail:support@aicx.jp
■ 一般社団法人AICX協会

一般社団法人AICX協会(AI Customer Experience Consortium)は、「分断を超え、体験を変える」をミッションに、AIエージェントの社会実装を推進する業界団体です。人材育成、実践知の発信、企業間共創を通じて、その活用を個人の業務効率化にとどめず、業務・組織・顧客体験の変革へつなげることを目指しています。
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AIエージェント実装人材を育成・認定する「AIエージェント・ストラテジスト資格」の運営
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「AI Agent Day」をはじめ、業界・職種ごとの実装課題を深掘りするカンファレンスやセミナーの開催
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会員企業・有識者が参画する「委員会」を軸とした調査・実証、実践知の共有、企業間連携、ガイドライン・人材基準の策定
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AIエージェントの最新動向や実践事例を発信する公式メディア「AI Agent Now」の運営
これらの活動を通じて、人材育成、情報発信、企業間共創を一体で推進し、AIエージェントが現場と組織に定着し、継続的な価値を生み出すための基盤づくりに取り組んでいます。
名称 : 一般社団法人AICX協会
設立 : 2025年1月
住所 : 〒160-0023 東京都新宿区西新宿三丁目3番13号 西新宿水間ビル6階
URL : https://aicx.jp
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