神戸市 次期「総合基本計画」策定プロジェクト2023 第2弾アンケート結果が発表されました
#神戸のこれから 「TALKING CIRCLE KOBE2023」
神戸新聞社では、株式会社AKINDとともに神戸市から委託を受け、神戸市の次期「総合基本計画」策定プロジェクト2023を実施しています。神戸市が今後進むべき方向性を示す「総合基本計画」を30数年ぶりに刷新するにあたって、そのベースとなる“まちの基本理念”ともいうべき「基本構想」づくりに向け、市民を中心に広くアンケートを募集するとともに、市民が思いを自由に語り合うワークショップ「TALKING CIRCLE KOBE(トーキングサークルコウベ)2023」を各区で開催しました。この度、今年10月から12月にかけて実施した第2弾アンケートの結果が神戸市から公表されました。
【第2弾アンケートの結果について】
【調査概要】
・調査期間 2023年10月20日から12月19日
・調査機関 神戸市
・調査対象 神戸市民、神戸に通学・通勤など神戸市に関わりのある方
・有効回答数(サンプル数) 8,553件
・調査方法(集計方法、算出方法) WEBアンケート
2023年7月から9月末にかけて実施された神戸市次期「総合基本計画」策定プロジェクトの第一弾WEBアンケートに引き続き、10月20日から12月19日まで第二弾WEBアンケートを実施しました。第一弾WEBアンケートで拾った意見をさらに深掘りするために、アンケート項目を工夫し、途中段階の11月19日時点の意見も交えながら実施。第一弾の16,433名に引き続き、8,553名の方から回答があり、延べ24,986名の方から回答をいただきました。
第二弾アンケートは、世代別で、10代、20代、30代で33.8%を占めるほか、40代が人数では一番多い2,224名と働き盛りの方が「これからの神戸」を深掘りしたい意向がアンケートから見られました。居住地別では、東灘区が14.2%と一番多く、西区、垂水区、中央区が続きました。神戸市外の方も14%と多く、神戸市外に居住されている方の注目も高かったです。
アンケートは選択式の設問である「神戸の『まち』の魅力といえば?」と、記述式の「それぞれの『連想する場所』と『理由・エピソード』を聞くアンケートを実施しました。
【問1 神戸の「まち」の魅力といえば?】
選択できる回答は、第一弾アンケートで「まちの魅力」17項目のうち上位4つに選ばれた下記の項目とその他の5項目を設定しました。
・海と山に囲まれた自然豊かな環境
・夜景が美しい
・都会でありながら田園・里山もあるまち
・オシャレ
・その他
アンケート結果
選択式のアンケート結果は、「(1)海と山に囲まれた自然豊かな環境」が第一弾アンケートに引き続き最多の4,154名で48.6%でした。「(2)夜景が美しい」、「(3)オシャレ」、「(4)都会でありながら田園・里山もあるまち」が続きました。
【記述式のアンケートの結果】
選択式のアンケートに続いて、その内容を深掘りする記述式の「それぞれの『連想する場所』と『理由・エピソード』を聞くアンケートも実施しました。いただいた回答の一部をご紹介します。
(1)海と山に囲まれた自然豊かな環境
※ワードクラウド:データの可視化手法の一つで、単語を出現頻度に応じた大きさに並べたもの
※青色:名詞、赤色:動詞、緑色:形容詞
※ユーザーローカルAIテキストマイニングによる分析
(2)夜景が美しい
(3)オシャレ
(4)都会でありながら田園・里山もあるまち
(5)その他
【自由記述アンケートの結果】
「神戸の”まち”の『魅力』に続き、「神戸の”ひと”が神戸に誇りを持っていると感じる場面」や、「”未来”の神戸」にかかるアンケートも実施しました。いただいた回答の一部をご紹介します。
【問2 市民が誇りに思っていると感じる『理由・エピソード』があれば教えてください】
・神戸に移り住み、神戸の人の神戸愛に触れていたら、自分も神戸が好きになっていました。(40代・垂水区)
・胸を張って兵庫在住ではなく神戸在住と言える(〜10代・西区)
・お年寄りの仲間がオシャレをして楽しそうに話している(70代・東灘区)
・阪神淡路大震災を経験した際の住民の協力相互の思い遣り。若い人たちにもそれを引き継いでいると感じます(60代・西区)
・また戻ってきたいと思える場所だから(20代・中央区)
【問3ー① 未来の神戸に向けてこんなところを”残していきたい”】
・自然ととしが身近に感じられるのは日本の都市では滅多にみられないので今後も存続してほしい(20代・須磨区)
・子どもが大きくなっても神戸に住みたいと言ってもらえるような、オシャレで住みやすい街。(40代・東灘区)
・旧居留地周辺の石造りの街並み、1000万ドルの夜景と煌めく電飾(〜10代・灘区)
・震災を乗り越えたからこそ、人と人が助け合い思い合う心を大切に残したい!(30代・須磨区)
・坂道を登り切ったところから見える神戸の街並み。(60代・北区)
【問3ー② 未来の神戸に向けてこうしたら”もっとワクワクする”、”もっと魅力あふれる”まちになる】
・高齢者や若者など幅広い年齢層が触れ合えるイベントを聞き楽しめて活性化を目指し、人と人の繋がりを増やす。(〜10代・須磨区)
・次の世代にこの自然を残していこうとする風土作りに関心を持つ人が増える。(70代・須磨区)
・素敵な企業や学校も多いので学生さんや子どもたちを巻き込んだ取り組みがあれば、次を担う子ども達に神戸の良さを伝えられそうだし、面白そう(20代・西区)
・緑とアート豊かな街、世界中の人が遊びにきて、この街住みやすくて心地いいね!って言われる様な街。(40代・中央区)
・12月31日から新年に変わる時の港に停泊している船の新年の汽笛の復活。(50代・中央区)
神戸市は今後、市内各区で開くワークショップとこれらのアンケートなどでいただいた市民の意見を元に、基本構想づくりに取り組んでいきます。
神戸市 次期「総合基本計画」策定プロジェクト ホームページ
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