教室に、もう一人の先生を。先生(T1)とAI(T2)が創るこれからのティーム・ティーチング。スクールタクト、新機能「TUNE(チューン)β版」をリリース

先生が使い方を選べ、課題と児童生徒の回答を理解して伴走する5種のAIが、授業の中で自然に個別最適な学びを実現

株式会社コードタクト

授業支援クラウド「スクールタクト」を提供する株式会社コードタクト(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:後藤 正樹)は、2026年8月7日(本日)、児童生徒向けの新たな対話型AI機能「TUNE(β版)」をリリースしました。

TUNEは、先生と児童生徒が授業の中で自然に使えるように設計され、5つの学びの場面にチューニングされた対話型AIです。最大の特長は、課題内容や児童生徒の回答を読み取ったうえで、教室で子供たちに寄り添う「学習支援員」や、ティーム・ティーチングにおける「T2(サブ・ティーチャー)」のように振る舞う点です。

先生(T1)は課題ごとにTUNEを使うかどうか、どのTUNEを使うかを選ぶことができ、授業の流れを妨げることなく、コンパクトに対話が完結します。答えを渡す代わりに段階的なヒントと問い返しで思考を促します。また、TUNEを利用するにあたっては、先生も児童生徒も細かな指示文(プロンプト)の入力は不要です。

教育特化AI「タクトAI」ロードマップ(本年7月10日発表)のうち「授業中」の支援を担う機能群の第一弾として、個別最適な学びを深め、その成果をクラスの「協働的な学び」へつなぎます。


TUNE(β版)詳細はこちら>

リリース背景

教育現場でAI活用への期待が高まり、文部科学省も「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン(Ver.2.0)」(令和6年12月)で、発達段階や教育目的に応じた活用の考え方を示しています。求められているのは、汎用の生成AIをそのまま教室に持ち込むことではなく、教育の文脈に適合した教育特化AIです。


広く普及する対話型の生成AI(汎用AI)は、教室の外で生まれた道具です。教室の文脈や子供一人ひとりの学習状況を理解しないため、考えさせたい場面で子供が先に答えにたどり着いてしまう、AIとのやりとりが長引いて授業の要となる時間が失われる、といった問題が生じがちです。先生が練り上げた授業の進行と噛み合わないことが、対話型生成AIの導入・活用の大きな懸念となっています。


今回リリースした「TUNE」は、これらの課題に応えるために、授業の流れの中で使われることを前提に開発された「教育現場のための対話型AI」です。汎用AIの機能を教室向けに手直しするのではなく、授業支援クラウドの内側で、授業設計とともにAIの振る舞いを設計しました。

新機能TUNE(β版)の特長

TUNEは、子供たちが自力で考え抜くための「学びの伴走」と、学校現場で安心して使える「守りの設計」の2つのアプローチで、先生(T1)とAI(T2)の協働を支えます。


1. 学びの伴走(学習フェーズに応じた多角的な足場かけ) 
学習者の現在の状態や目的に応じ、最適な役割と問いかけを提供します。TUNEが課題の内容やキャンバス上の子供の回答を読み取って状況を把握しているからこそ、各学習フェーズに合わせた適切な伴走が可能になります。

  • 個別最適化された「問い」による支援:
    児童生徒が記述した内容に対して、その場で個別最適化されたヒントや問いかけを生成し、気づきを促します。例えば算数で誤った答えを書いても正解は教えず、「もう一度考えてみよう」と問い返します。またTUNEの1つである「演習ジェネレーター」では、学習者のキャンバスの取り組みを踏まえて個別に作問を行い、定着を支援します。

  • タイピングが苦手でも安心な「手書き入力」対応:
    テキスト入力が苦手な児童生徒のために、手書きでの対話にも対応しています。TUNEのヒントや問いかけに対して、キャンバス上に手書きで回答を書いてもAIがその文字を読み取って的確に応答します。ICT機器の操作に慣れていない低学年の子供でも直感的に対話ができ、操作の壁によって思考を妨げられることがありません。

  • 学習履歴の可視化と「協働的な学び」への接続:
    児童生徒とAIの対話履歴は先生がいつでも確認でき、どこでつまずき、どんなヒントで動き出したかを授業後の見取りや個別フォローに生かせます。対話で深めた考えはそのままキャンバスに残り、クラス全体へ共有も可能。個の学びをクラスの「協働的な学び」へとシームレスにつなげます。

  • フェーズ別支援(5つのTUNE):
    授業導入から学習定着まで、学習フェーズごとに最適化された5つのTUNE(発想ファシリテーター、探究シェルパ、学習サポーター、表現アドバイザー、演習ジェネレーター)を用意し、多角的な足場かけを行います。(※各TUNEの詳細は後述)

2. 守りの設計(AIによる役割制限と安全な学習環境の確保)

AIが単に答えを提示するのではなく、学習者が自力で考え抜くための「境界線」を設けています。また、汎用AIとは異なり、子供がAIとの対話に夢中になりすぎて先生の説明を聞き逃すといったことのないよう、教育現場に適した設計を行っています。

ゼロプロンプトによる脱線防止と安全性:
TUNEが課題や子供の状況をあらかじめ把握し、かつ各TUNEが適切な役割で応答するため、子供が目的や条件などの詳細をプロンプト(指示文)として入力する必要がありません。この「ゼロプロンプト」の仕組みは、学習に関係のない話題への脱線や、先生の意図しない利用を抑制し、安全な学習環境の確保につながります。

  • システムによる安全・管理機能

    • 対話の回数制限: 
      1回の対話セッションに回数制限(最大5ターン)を設け、過度なのめり込みを防ぎます。授業の流れを妨げることなく、コンパクトに対話が完結します。

    • 柔軟な利用制御: 
      先生が授業の目的などに合わせて、課題ごとにどのTUNEを使わせるのか、使わせないのかを選ぶことができます。

    • 対話履歴の可視化:
      子供がTUNEとどんな対話をしているのか、先生側からいつでも確認が可能です。

    • 自治体方針に合わせた設定: 
      自治体や学校単位での機能ON/OFFや、入力データを外部AIの再学習に利用させない安全設計を備えています。

  • AIの振る舞いによる制限と配慮

    • 学年に応じた応答設計:子供の学年(発達段階)に合わせた応答を行います。例えば小学1年生であればすべて「ひらがな」で回答するなど、一人ひとりの子供が自力で読み解ける言葉づかいで伴走します。

    • 代筆・答えの防止: どのような状況でも答えを教えることはせず、ヒントや問いかけによって学習者自身が思考し、記述することを支援します。

    • 役割の限定:例えば「表現アドバイザー」では、絵や図形のみの課題や無関係な質問には応じず、文章の表現改善という特定の目的のためだけに機能が制限されます。

    • 誤りの優先:「表現」の改善よりも「内容」の正しさや妥当性を優先します。内容を誤ったまま表現だけを整えるような、代筆・置き換え文の作成は行いません。

TUNEの種類と役割

TUNEは、小学校・中学校・高校向けに設計された、教育現場のための対話型AIです。答えを教えず、足場かけ(ヒント・問いかけ)で学習者自身の「書く・考える」を引き出す設計のもと、授業フェーズに合わせて5つのTUNEを提供します。


①発想ファシリテーター(授業導入時の活用)
問いやアイデアを広げるAIです。

探究の入り口でまだテーマが決まっていない時や、問いやアイデアを広げたい時に、教科の学びから探究への橋渡しを支援します。児童生徒の「気になる」「不思議」を起点に着眼点を増やし、問いの芽やテーマ候補を多角的に広げます。テーマを押し付けたり、早く決めさせようとしたりはしません。

活用例:「食品ロス」への漠然とした関心から、比較・因果・立場などの観点で問いを広げる/「なぜ空は青い?」のような素朴な疑問から関連する問いをふくらませる

発想ファシリテーター

②探究シェルパ(授業導入時の活用)
探究学習に伴走するAIです。

探究のテーマを決めたい・絞りたい時、調べ方や計画を立てたい時、集めた情報を整理して振り返る時に、生活科や総合的な学習(探究)の時間、特別活動での学びを横断的・総合的な視点で伴走します。児童生徒の興味・関心や身のまわりの出来事からテーマを絞り込み、情報の収集・吟味から、まとめ・振り返りまでを支援します。

活用例:「地域の防災」への広すぎる関心を、調べられる問いに絞り込む/まちたんけんで「次に確かめること」を1〜2個に決める

探究シェルパ

③学習サポーター(授業展開時の活用)
教科の課題の解決に伴走するAIです。

特定の教科の内容が「分からない」「解いてみたが自信がない」「途中で手が止まった」時に、教科の見方・考え方をもとに理解を深め、学習課題の解決を支援します。例やヒントを段階的に示しながら、学んだことを次にも使える形に整理。キャンバスに書いた内容に誤りがあっても正解は示さず、問いかけによって自分で気づけるように促します。

活用例:算数の文章題で「分かっている量・求める量・関係」を言葉にして立式につなげる/国語の作文で根拠の出し方を整理する

学習サポーター

④表現アドバイザー(授業終末時の活用)
書いた文章の推敲を支援するAIです。

発表原稿・レポート・作文などを書いた後、より伝わる形に直したい時に使います。代筆や置き換え文は出さず、問いかけながら、自分の言葉のまま伝わる文章への推敲を支援します。内容に誤りがある場合は、表現を直す前にまず誤りに気づけるよう促します。

活用例:意見文で主張と理由のつながりを問いかけで整える/調べたことのまとめ文で、事実と意見の書き分けを明確にする

表現アドバイザー

⑤演習ジェネレーター(授業終末時の活用)
学んだ力を確かめ、定着させるAIです。

課題に取り組んだ後、学んだことを練習して定着させたい時や、理解の抜け・つまずきを確認したい時に使います。キャンバスでの取り組みを踏まえて四択形式の問題を新しく作り、対話の中で1問ずつ出題。到達目標に照らして、準備の確認→段階別の練習→自己点検→次の行動へと導きます。採点や成績づけのためではなく、学習改善のための確認です。

活用例:計算単元の後に基本→応用→活用の問題で理解を確かめる/社会の用語や資料読み取りの定着を段階的にチェックする

演習ジェネレーター

新機能TUNE(β版)2カ月無料体験(トライアル)のご案内

新機能「TUNE(β版)」を含むスクールタクトのサービスを、2カ月間無料でお試しいただけます。お申し込み後、最短1営業日でアカウントを発行。すぐにトライアルを開始いただけます。
「ゼロプロンプトの操作感を校内で試したい」「実際の授業で子供たちの思考の変化を検証したい」など、授業でのAI活用や検証の第一歩としてお役立てください。

  • 提供アカウント:先生用1アカウント/児童生徒用40アカウント

  • 体験期間:2カ月

  • 開始時期:お申し込み後、最短1営業日

無料体験についての詳細・申し込みはこちら>

「スクールタクト」について

「スクールタクト」は、AIとスタディログを活用し、リアルタイムに学び合いを可視化することで先生をサポートするオンリーワンの授業支援クラウドです。

低速インターネットでも快適に動き、児童生徒の学びと成長に寄り添う機能開発と、専門スタッフによるきめ細かなサポートで、先生の負荷を軽減しながら、どんな授業にも学び合いを生み出します。

これまで文部科学省、総務省、内閣府などのICT教育の実証事業に採択されており、国公私立問わず2,800校を超える小学校から大学、学習塾に導入されています。
URL:https://schooltakt.com/

会社概要

当社は、『「学び」を革新し、誰もが自由に生きる世界を創る』をミッションに、『個の力をみんなで高め合う「学びの場」を創る』をビジョンに掲げ、最先端のICTを通じて協働学習を支援することを目指しています。

会社名      :株式会社コードタクト
所在地      :東京都渋谷区円山町28-4 大場ビルA館2階b室
設立         :2015年1月
代表者     :代表取締役CEO 後藤正樹
事業内容  :授業支援クラウド「スクールタクト」およびリフレクション・マネジメントシステム「チームタクト」の提供
URL         :https://codetakt.com/

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URL
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業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都渋谷区円山町28-4 大場ビルA館2階b室
電話番号
03-4446-5014
代表者名
後藤正樹
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2015年01月