エス・エム・エス、BPR推進部で経営と開発現場をつなぐ戦略支援SaaS「Findy Team+」を採用
~ 全社業務改善の推進部門にて、ソフトウェア開発体制強化 ~

エンジニアプラットフォームを提供するファインディ株式会社(東京都品川区、代表取締役:山田裕一朗、以下「当社」)は、当社が提供する「Findy Team+(チームプラス)」 が、株式会社エス・エム・エス(本社:東京都港区、代表取締役社長:後藤 夏樹、以下「エス・エム・エス」)のBPR推進部(全社業務改善の推進部門)において正式導入されたことを発表します。これにより、同社におけるエンジニア組織の課題可視化とパフォーマンス向上、ならびに、開発生産性・開発者体験向上を実現します。
◆導入背景と目的
エス・エム・エスは、「高齢社会に適した情報インフラを構築することで人々の生活の質を向上し、社会に貢献し続ける」をミッションに掲げ、医療・介護/障害福祉・ヘルスケア・シニアライフの領域で多角的な事業を展開しています。同社の医療・介護/障害福祉業界向け人材紹介事業を支えるBPR推進部では、これまではモノリシックで巨大なシステム基盤を大人数のエンジニア組織で開発・メンテナンスをしていたため、認知負荷が高くスピード感をもった開発ができていないという課題がありました。これに対し、顧客への価値提供に合わせてチームを分割し、最適な人数とシステムで効率的に運用する体制へ移行することで開発生産性を高めていくことが重要なテーマとなっています。
個々のチームと開発組織全体の状況を客観的に把握・可視化して透明性を高め、パフォーマンスのさらなる向上を目的に「Findy Team+」を検討し、導入に至りました。「Findy Team+」のモニタリング機能を活用することで、世の中水準と比較した開発プロセスにおけるボトルネックを特定し、解消していくことで成果の最大化を目指します。
「Findy Team+」について
「Findy Team+」は、特許取得の独自技術を用いて、GitHub、GitLab、Jiraなどの開発データを解析。開発組織のパフォーマンスを測る国際的な指標やフレームワークに基づき、チーム・個人の両面から開発生産性・開発者体験の可視化・向上を支援します。さらに、プロジェクトごとのリソース投資や成果の分析、生成AIによる開発状況の解析を通して、組織のボトルネックや注力すべき領域を明確化。AIエージェントなどのツール選定や開発プロセス全体の改善にも貢献します。これにより、施策のビジネスインパクトを見極めた上で、データドリブンな戦略的意思決定に寄与します。
<「Findy Team+」の評価をいただいたポイント>
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開発組織のパフォーマンス把握/向上
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エンジニアの育成や評価の客観的指標の獲得
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内省・振り返り文化の醸成
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顧客への価値提供速度・成果物の品質向上
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経営層・人事との共通言語の形成
◆今後の活用方針
エス・エム・エスでは、「Findy Team+」の活用を通じて、以下の効果を期待しています。
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開発プロセス全体の可視化と課題の早期発見
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DevOps指標(Four Keys)やサイクルタイム分析によるボトルネックの特定と改善
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チームごとの開発状況の把握とチーム間の比較による学びの共有
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レビュープロセスの効率化と質の向上
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データに基づいた目標設定や評価への活用
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新しいメンバーの立ち上がり支援
具体的には以下の指標を元に、開発生産性・開発者体験向上を目指してまいります。将来的には活用範囲を拡大し、継続的なパフォーマンス向上を推進していきます。
<「Findy Team+」上でのモニタリング指標>
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デプロイ頻度
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コミットからオープンまでの平均時間
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オープンからレビューまでの平均時間
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レビューからアプルーブまでの平均時間
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平均変更行数
◆株式会社エス・エム・エス BPR推進部 部長 稲留 晃氏コメント
BPR推進部には、医療・介護/障害福祉向け人材紹介事業を支える業務システムを開発・運用することで、従事者の皆さんのより良いキャリア構築に貢献している開発エンジニアが、多数在籍しています。変化の激しい市場環境と多様化する顧客ニーズに応えるため、私たちは価値提供のスピードと品質を共に向上させる努力を継続しています。昨年は Team Topologies の考え方を用いたチームの分割と Scrum の導入により、開発運用体制を刷新しました。
次のステップとして、開発プロセス全体を可視化し、課題発見から改善のサイクルを加速させるために「Findy Team+」を導入します。これによりエンジニアの能力を継続的に高め、チームの開発生産性をさらに向上させたいと考えています。
◆株式会社エス・エム・エス 会社概要
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代表者:代表取締役社長 後藤 夏樹
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本社所在地:東京都港区芝公園2-11-1 住友不動産芝公園タワー
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設立:2003年4月4日
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事業内容:高齢社会に求められる領域を、医療・介護/障害福祉・ヘルスケア・シニアライフと捉え、価値提供先であるエンドユーザ・従事者・事業者をつなぐプラットフォームとしての情報インフラを構築し、40以上のサービスを展開
▼提供サービス一覧

看護師・看護学生向けコミュニティ「ナース専科」 |
悩み相談ができる掲示板や最新の看護・医療ニュース、看護師国家試験対策などのスキル・キャリアアップ情報を提供。看護師・看護学生のキャリア形成をサポートしています。 |
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看護学生向け就職情報「ナース専科 就職」 |
病院検索や説明会・インターンシップ・採用試験申し込み、無料適職診断など、就職活動に役立つ情報を提供。オンライン就活ゼミや合同就職フェアも実施しキャリア形成を支援しています。 |
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看護師向け人材紹介「ナース専科 転職」 |
施設種類や診療科目、働き方など希望条件に合う事業所を専任のキャリアパートナーが紹介。求められる事業者への就業機会提供や最適マッチングで、良いキャリア形成を支援。 |
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介護職向け人材紹介「カイゴジョブエージェント」 |
介護専任のキャリアパートナーが、面接設定から対策、入職まで転職活動を手厚くサポート。求職者の希望に合う事業者を紹介し、イキイキと働けるよう最適なマッチングを支援。 |
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介護職向け求人情報「カイゴジョブ」 |
ホームヘルパーや施設介護職員、ケアマネジャー、サービス提供責任者、生活相談員など、介護・福祉の仕事に特化した求人情報を提供。最適な事業者とのマッチングを支援。 |
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介護/障害福祉事業者向け経営支援「カイポケ」 |
業務効率化や財務改善など、介護/障害福祉事業者の経営改善に役立つサービスをワンストップで提供するサブスクリプション型のクラウドサービスです。介護/障害福祉事業所の運営に不可欠な保険請求の機能に加え、業務・採用・購買・金融・営業・M&Aなど40以上のサービスを提供し介護/障害福祉事業者の経営を総合的に支援。介護/障害福祉事業者の経営改善とサービス品質向上に貢献することで、質の高い介護/障害福祉サービスの継続提供の実現につなげています。 会員数は、全国55,550事業所となっています。(2025年4月1日時点) |
◆ファインディ株式会社 会社概要
2016年に創業したファインディ株式会社は、「挑戦するエンジニアのプラットフォームをつくる。」をビジョンに掲げたスタートアップです。エンジニアが不安なく挑戦できる世界共通のプラットフォームを作るために、世界中のエンジニアが使用するソースコードやイシューを管理する開発プラットフォームである「GitHub」「GitLab」「Jira」等のデータを解析し、エンジニアスキルや生産性の可視化を実現してまいりました。その技術をもとに、IT/Webエンジニアの転職サービス「Findy」、ハイスキルなフリーランスエンジニア紹介サービス「Findy Freelance」、及び経営と開発現場をつなぐ戦略支援SaaS「Findy Team+(チームプラス)」を展開。国内外のエンジニア人材不足やDX内製化、人的資本経営の課題を解決しています。当社が展開するサービスの累計会員登録数は約20万人、登録企業数は3,000社(※)まで成長。その中でも、経営と開発現場をつなぐ戦略支援SaaS「Findy Team+」は、国内外のスタートアップ企業から大企業まで約850社(トライアル含む)にお使いいただいております。
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会社名:ファインディ株式会社 / Findy Inc.
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所在地: 東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー 5階
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代表者: 代表取締役 山田裕一朗
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コーポレートサイト : https://findy.co.jp/
(※)Findy 転職、Findy Freelance、Findy Team+、Findy Toolsの4サービス累計での登録企業数及び会員登録数です。なお、1社又は1名の方が複数のサービスに登録している場合は、そのサービスの数に応じて複数のカウントをしています。
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