IBM、新しいSASEサービスでゼロトラスト戦略の機能を強化
ネットワーク・セキュリティーのモダナイズを実現
[米国マサチューセッツ州ケンブリッジ – 2021年8月25日(現地時間)発] IBM® Securityは、新たなSecure Access Service Edge(以下、SASE/サシー)サービスを発表しました。この新たなサービスは、IBM Securityの専門知識と手法をZscaler( https://www.zscaler.jp/ )社のテクノロジーと組み合わせたもので、ゼロトラスト( https://www.ibm.com/jp-ja/security/zero-trust )・セキュリティー体制の重要な要素である、クラウドベースのSASEアーキテクチャーへの変革を促進します。
IBMの委託によりForrester Consultingが実施した最新の調査によると、調査対象組織の78%が、今後12か月以内でのSASEの実装に関心がある、もしくは実装を既に予定していることが示されました1。SASEでは、SDN(ソフトウェア・デファインド・ネットワーク)とネットワーク・セキュリティー・テクノロジーを1つのクラウドベース・サービスに包括することができます。SASE( https://www.ibm.com/blogs/security/jp-ja/what-is-sase-and-what-are-the-merits/ )は新しいアーキテクチャー・モデルで、デジタル・トランスフォーメーションや、クラウドおよびSaaSアプリケーションの採用、リモートワーカーおよびお客様へのサービス提供を行う組織の要件に対応するよう、設計しました。
IBM Securityのゼネラル・マネージャーであるメアリー・オブライエン(Mary O'Brien)は次のように述べています。「ユーザーとアプリケーションが分散しているデジタルの世界では、ネットワーク・セキュリティーに対する従来のアプローチは実行できません。多くの組織は、ハイブリッド・モデルでのオペレーションを近い将来計画しているため、私たちはSASEへの移行を目の当たりにするでしょう。こうしたSASE移行のアプローチは新しいテクノロジー・アーキテクチャーに加え、チーム間の文化、プロセス、コラボレーションをシフトする必要があります。IBMのゼロトラスト・アプローチは、ビジネス・ニーズに焦点を当てることにより、Zscaler社との提携パートナーシップを通じて結集されたスキル、メソッド、ケイパビリティーを活用し、お客様のSASEへの迅速な移行を可能にします」
IBM Security Services for SASEの発表
多くの組織にとって、SASEに移行することで、現在のセキュリティー業務を大きく変革することになります。セキュリティーチームとITチームは、システムを止めずにSASEソリューションを効率よく実装し、業務プロセスや社内環境の移行を短時間で行う必要があります。IBM Security Services for SASE( https://www.ibm.com/blogs/security/jp-ja/what-is-sase-and-what-are-the-merits/ )は、組織がネットワーク・セキュリティーに変革をもたらし、独自のニーズに合わせたアプローチを適用できるよう設計しました。このアプローチにより、お客様はリモートワーカー、協業パートナーへのシームレスなアクセス、M&Aの実施、およびハイブリッドクラウドや5GやIoTのネットワーク・トランスフォーメーションといった、主要なビジネス・ドライバーに対応できるようになります。
IBMは、SASE実現に向け、お客様と共にSASE導入プランを策定します。導入プランは、関連サービス管理を含むお客様の環境を最適化できるセキュリティーのスペシャリストやクラウドのスペシャリストが主導し、推進します。また、IBM Securityの5段階の成熟度モデルに基づいており、お客様はビジネスの成果に焦点を当てた目標の成熟度を設定できます。IBMは、Zscaler社の市場をリードするSASEケイパビリティーを実行に移すゼロトラスト戦略、ベスト・プラクティス、およびメソッド(SASEへの移行を促進する管理プロセスやポリシーの策定など)を用います。SASEへの移行は、Zscaler社による認定済みのデプロイおよび統合に関する専門知識のサポートを受け、デジタル・ビジネスに適したペースで行われ、お客様は、業界をリードする世界的なマネージド・セキュリティー・サービス・プロバイダーであるIBM Managed Security Services( https://www.ibm.com/jp-ja/security/services/managed-security-services )によるメリットが享受できます。サービスには、24時間体制のセキュリティー監視、管理、および進化を続ける脅威に対するSASEソリューションの継続的な改善などを搭載しています。
その結果、SASEプログラムは組織がゼロトラスト・アプローチで優先度の高いビジネス・ドライバーを保護します。
IBM Security Services for SASEのうち、コンサルティング及び導入サービスは日本語にて利用が可能ですが、Managed Security Serviceは、現在英語環境下のみの利用となります。詳細については、https://www.ibm.com/security/services/sase(US)を参照ください。
追加資料
Forrester Research Cloud Security Spotlightレポートダウンロード先:https://ibm.biz/cloud-security-snapshot(US、英語のみ)
IBM Securityについて
IBM Securityは、エンタープライズ・セキュリティー製品およびサービスを統合した最新のポートフォリオを提供しています。このポートフォリオは、世界的に有名なIBM Security X-Forceリサーチのサポートを受けており、企業が効果的にリスクを管理し、新たに出現する脅威を防ぐことができるようにしています。IBMでは、世界最大規模のセキュリティー研究機関および研究開発を運営し、サービス提供を行っており、130か国以上で1日に1,500億件以上のセキュリティー・イベントを監視し、世界中で10,000件を超えるセキュリティーの特許を認可されています。詳しくは、www.ibm.com/security、Twitter(@IBMSecurity)(US)、またはIBMセキュリティー・インテリジェンス・ブログをご覧ください。
1 『A Strong Hybrid Cloud Security Program Drives Tangible Business Benefits』は、IBMの委託によりForrester Consultingが2021年8月に実施した調査です。
当報道資料は、2021年8月25日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。https://newsroom.ibm.com/2021-08-25-IBM-Expands-Zero-Trust-Strategy-Capabilities-with-New-SASE-Services-to-Modernize-Network-Security
以上
IBM、ibm.com、IBM Security、X-Forceは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。 現時点での IBM の商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml(US)をご覧ください。
IBMの委託によりForrester Consultingが実施した最新の調査によると、調査対象組織の78%が、今後12か月以内でのSASEの実装に関心がある、もしくは実装を既に予定していることが示されました1。SASEでは、SDN(ソフトウェア・デファインド・ネットワーク)とネットワーク・セキュリティー・テクノロジーを1つのクラウドベース・サービスに包括することができます。SASE( https://www.ibm.com/blogs/security/jp-ja/what-is-sase-and-what-are-the-merits/ )は新しいアーキテクチャー・モデルで、デジタル・トランスフォーメーションや、クラウドおよびSaaSアプリケーションの採用、リモートワーカーおよびお客様へのサービス提供を行う組織の要件に対応するよう、設計しました。
IBM Securityのゼネラル・マネージャーであるメアリー・オブライエン(Mary O'Brien)は次のように述べています。「ユーザーとアプリケーションが分散しているデジタルの世界では、ネットワーク・セキュリティーに対する従来のアプローチは実行できません。多くの組織は、ハイブリッド・モデルでのオペレーションを近い将来計画しているため、私たちはSASEへの移行を目の当たりにするでしょう。こうしたSASE移行のアプローチは新しいテクノロジー・アーキテクチャーに加え、チーム間の文化、プロセス、コラボレーションをシフトする必要があります。IBMのゼロトラスト・アプローチは、ビジネス・ニーズに焦点を当てることにより、Zscaler社との提携パートナーシップを通じて結集されたスキル、メソッド、ケイパビリティーを活用し、お客様のSASEへの迅速な移行を可能にします」
IBM Security Services for SASEの発表
多くの組織にとって、SASEに移行することで、現在のセキュリティー業務を大きく変革することになります。セキュリティーチームとITチームは、システムを止めずにSASEソリューションを効率よく実装し、業務プロセスや社内環境の移行を短時間で行う必要があります。IBM Security Services for SASE( https://www.ibm.com/blogs/security/jp-ja/what-is-sase-and-what-are-the-merits/ )は、組織がネットワーク・セキュリティーに変革をもたらし、独自のニーズに合わせたアプローチを適用できるよう設計しました。このアプローチにより、お客様はリモートワーカー、協業パートナーへのシームレスなアクセス、M&Aの実施、およびハイブリッドクラウドや5GやIoTのネットワーク・トランスフォーメーションといった、主要なビジネス・ドライバーに対応できるようになります。
IBMは、SASE実現に向け、お客様と共にSASE導入プランを策定します。導入プランは、関連サービス管理を含むお客様の環境を最適化できるセキュリティーのスペシャリストやクラウドのスペシャリストが主導し、推進します。また、IBM Securityの5段階の成熟度モデルに基づいており、お客様はビジネスの成果に焦点を当てた目標の成熟度を設定できます。IBMは、Zscaler社の市場をリードするSASEケイパビリティーを実行に移すゼロトラスト戦略、ベスト・プラクティス、およびメソッド(SASEへの移行を促進する管理プロセスやポリシーの策定など)を用います。SASEへの移行は、Zscaler社による認定済みのデプロイおよび統合に関する専門知識のサポートを受け、デジタル・ビジネスに適したペースで行われ、お客様は、業界をリードする世界的なマネージド・セキュリティー・サービス・プロバイダーであるIBM Managed Security Services( https://www.ibm.com/jp-ja/security/services/managed-security-services )によるメリットが享受できます。サービスには、24時間体制のセキュリティー監視、管理、および進化を続ける脅威に対するSASEソリューションの継続的な改善などを搭載しています。
その結果、SASEプログラムは組織がゼロトラスト・アプローチで優先度の高いビジネス・ドライバーを保護します。
- リモートワーカーへのアクセス:IBMはゼロトラスト戦略に基づくネットワーク・アクセス・ソリューションを提供することで、従来のVPN接続を置き換え、保護を強化し、より高速でシームレスなユーザー・エクスペリエンスを実現できます。これにより、組織は柔軟性、拡張性の高いクラウド配信アクセス・ソリューションを利用でき、オフィス内またはオフィス外で働く社員に適応します。
- 協業パートナーへのアクセス:IBMは、組織が社員ポリシーの対象を、請負業者や協業パートナーのユーザーにまで拡張し、定義可能なソリューションを開発します。これには、各ユーザーに同等レベルの認証が必要であり、機密データやリソースを表示できるユーザーを可視化して制御します。組織は、ユーザー、グループ、およびアプリケーションのタイプごとに個別のポリシーを設定することも実現します。
- 合併と買収:IBMは、組織の既存のIDプロバイダー・ソリューションを使用して、合併や買収に関与する他の企業との統合アクセス管理を設計します。これにより、双方の社員のアクセスと移行のスピードアップが可能です。
- ネットワーク・トランスフォーメーション:IBMは、全社的なSASE実装戦略の一環として、組織がネットワークを従来のモデルからクラウドベースのフレームワークに変換する支援を行います。このアプローチにより、レイテンシー短縮とコスト削減が期待でき、クラウドで提供されるネットワーク・セキュリティー構造を利用できます。
- 5G、エッジおよびIoTの保護とサポート:IBMは、エッジコンピューティングがブランチからクラウドへの保護を受けることを可能にし、組織はSASEの総合的なソリューションから統合されたエッジコンピューティング・セキュリティーを使用することで、さらなるIoTビジネス・ドライバーを実現します。また、これらはすべて、クラウドのトランスフォーメーションを戦略的に実装します。
IBM Security Services for SASEのうち、コンサルティング及び導入サービスは日本語にて利用が可能ですが、Managed Security Serviceは、現在英語環境下のみの利用となります。詳細については、https://www.ibm.com/security/services/sase(US)を参照ください。
追加資料
Forrester Research Cloud Security Spotlightレポートダウンロード先:https://ibm.biz/cloud-security-snapshot(US、英語のみ)
IBM Securityについて
IBM Securityは、エンタープライズ・セキュリティー製品およびサービスを統合した最新のポートフォリオを提供しています。このポートフォリオは、世界的に有名なIBM Security X-Forceリサーチのサポートを受けており、企業が効果的にリスクを管理し、新たに出現する脅威を防ぐことができるようにしています。IBMでは、世界最大規模のセキュリティー研究機関および研究開発を運営し、サービス提供を行っており、130か国以上で1日に1,500億件以上のセキュリティー・イベントを監視し、世界中で10,000件を超えるセキュリティーの特許を認可されています。詳しくは、www.ibm.com/security、Twitter(@IBMSecurity)(US)、またはIBMセキュリティー・インテリジェンス・ブログをご覧ください。
1 『A Strong Hybrid Cloud Security Program Drives Tangible Business Benefits』は、IBMの委託によりForrester Consultingが2021年8月に実施した調査です。
当報道資料は、2021年8月25日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。https://newsroom.ibm.com/2021-08-25-IBM-Expands-Zero-Trust-Strategy-Capabilities-with-New-SASE-Services-to-Modernize-Network-Security
以上
IBM、ibm.com、IBM Security、X-Forceは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。 現時点での IBM の商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml(US)をご覧ください。