中性子星の自転が突然速くなる起源を探る
-トポロジーと量子渦ネットワーク-
本研究では、中性子星の内部の量子流体が導く巨大な量子渦ネットワークのもつ統計性を世界で初めて発見しました。中性子星は、非常に密度が高く、高速で回転する小さな天体です。中性子星の自転が突然急激に加速するという現象(グリッチ)がなぜ起こるのか謎でした。私たちは、中性子星の二つの異なった種類の量子流体による量子渦が巨大なネットワークを形成することを見出しました。この巨大な量子渦ネットワークが形成される規模を数値シミュレーション計算で調べることによって、モデルの詳細によらずに、天文学で観測されているグリッチの統計性を説明することに成功しました。
▼全文は本学のプレスリリースをご参照ください。
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/files/2024/4/24/240424-3.pdf
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