「福岡市地下鉄」Visaのタッチ決済による実証実験
~国内初・交通系IC/タッチ決済一体型改札機による実証プロジェクト~
三井住友カード株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:大西 幸彦)、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:スティーブン・カーピン)、日本信号株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:塚本英彦)、QUADRAC株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高田 昌幸)は、福岡市地下鉄において、Visaのタッチ決済を活用した一体型改札機通過に関する実証実験を実施します。
今回の取り組みでは、福岡市地下鉄の一部の乗車区間に、交通系IC/Visaのタッチ決済一体型の自動改札機を設置いたします。従来の交通系IC カードでの乗車に加え、Visaのタッチ決済でも乗車が可能となり、ますます便利にご利用いただけます。なお、本件は、【福岡市実証実験フルサポート事業】(※1)に採択いただいております。
(※1) 福岡市実証実験フルサポート事業の詳細
福岡市と福岡地域戦略推進協議会がAIやIoT等の先端技術を活用した社会課題の解決等
に繋がる実証実験プロジェクトを全国から募集し、福岡市での実証実験をサポートするもの。
https://www.city.fukuoka.lg.jp/soki/kikaku/mirai/fullsupport.html
概要
福岡市地下鉄の一部の駅に交通系IC/タッチ決済の両方がご利用いただける一体型自動改札機を設置し、事前購入・チャージを行わずに、お手持ちのタッチ決済機能付きカードをご利用いただけます。
(対象駅)福岡空港、東比恵、博多、祇園、中洲川端、天神、呉服町(調整中)
(実証期間)令和4年5月~令和5年2月末(予定)
(対象者)タッチ決済機能付きカード(クレジット、デビット、プリペイド)/スマホ 等 ユーザー
(決済ブランド)Visa(今後の展開ブランドについては検討予定)
Visaのタッチ決済は、世界で約500以上の公共交通機関に導入されている*など、一般的な乗車方法として認知されています。(*2021年年次報告書による)近年、国内においても、南海電気鉄道株式会社や横浜市営バスなどで実証実験が行われていますが、地下鉄では今回が日本初の取り組みで、「交通系ICカードとタッチ決済の一体型自動改札機」による実証実験は国内の全交通事業者でも初の取り組みとなります。
左:タッチ決済利用イメージ図:Visa提供
右:対応カードの一例
この取組みにより、券売機できっぷを買ったり、ICカードにチャージしたりすることなく、移動から買物・宿泊といった一連の購買行動が、手持ちのタッチ決済機能付きカード1枚で実現します。九州の玄関口である福岡空港や博多駅から、ビジネス・観光の中心である天神や中洲川端駅まで利用でき、更にVisaのタッチ決済に対応したスマホ等のデバイスでの利用も可能となりますので、手荷物の多い来街者や日頃から地下鉄をご利用になる方の利便性向上も期待できます。
<共同事業者の役割>
三井住友カード株式会社:プロジェクト総括、キャッシュレス導入支援、steraプラットフォーム提供 (stera transit)
ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社:Visaのタッチ決済に関するソリューション提供・認知プロモーション
QUADRAC株式会社:交通事業者向け決済および認証に関するSaaS型プラットフォーム“Q-move”の提供
今後も、お客さまにより安全で利便性の高い決済手段を提供し、更なるキャッシュレス化の推進に努めてまいります。
<Visaのタッチ決済について>
Visaのタッチ決済は、日本を含む世界約200の国と地域で展開されている国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法です。対応の端末にタッチ決済対応のVisaカード(クレジット・デビット・プリペイド)または、スマホ等をタッチするだけで、サインも暗証番号の入力も不要(※)で、スピーディーかつ 安心・安全にお支払いが完了します。ご利用頂ける店舗は、コンビニエンスストア、ファストフードレストラン、スーパー、飲食店、ドラッグストア、書店、百貨店、商業施設など、日常生活における利用シーンがますます拡大しています。既に海外では広く普及しており、アメリカを除く全対面取引の70%がタッチ決済で行われております。また、国内のVisaのタッチ決済対応カードの発行枚数は、6,270万枚、ご利用可能な端末数も100万台を超えており(2021年12月末現在)、公共交通機関では、既に世界500の公共交通機関で導入、国内においても15道府県19プロジェクト(本件含む)が進行中で、幅広いシーンで拡大しています。
(※)一定金額を超えるお支払いは、カードを挿し暗証番号を入力するか、サインが必要となります。
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