スポーツライフプラネッツがecbeingで越境BtoB ECを構築

～多言語対応した海外受注システムで業務効率化を促進～

株式会社ecbeing

2025年11月13日 11時00分

株式会社ecbeing （イーシービーイング本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：林雅也、以下「弊社」）は、法人向けECサイト構築プラットフォーム「ecbeing BtoB」が、株式会社スポーツライフプラネッツ（本社：東京都立川市、代表取締役社長：福島操、以下「スポーツライフプラネッツ」）の運営する、海外法人向け釣り用品パーツ販売サイトのプラットフォームに採用され、越境BtoB EC「PLA★NET（ぷらネット）」を構築したことを発表いたします。

越境BtoB ECを新規構築した背景

スポーツライフプラネッツが取り扱う釣り用品パーツは、国内外の販売会社に卸販売をおこなっています。

これまで国内の販売会社向けには、2008年よりecbeingのプラットフォームを活用した専用受注システムを導入し、効率的な受発注業務を実現してまいりました。

また、この受注システムは一部の海外販売会社様にもご利用いただいておりました。

しかし、国外の多くの販売会社（一部のアジア・欧米地域）からの注文については、依然としてメールによる受注対応が中心となっており、注文フォーマットが国や会社ごとに異なることで、受注処理に多くの時間と手間がかかるという課題がありました。

こうした課題を解決するために、国外販売会社からのご注文においても業務効率化を図るため、このたび越境BtoB EC「PLA★NET（ぷらネット）」を新たに構築いたしました。

さらに将来的には、販売会社の先の得意先までを見据えたBtoBtoBの管理も可能とするなど、中長期的な戦略のもとでシステムを構築しております。

越境BtoB ECのポイント

①多言語対応

株式会社イー・エージェンシーが提供するWebサイトを簡単に多言語化できるツール「shutto翻訳」を導入し、Webサイトの多言語対応を実現しました。

英語、中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、イタリア語の計7か国語に対応が可能となりました。サイト上部の言語選択ボタンをワンクリックするだけで、即座にご希望の言語に切り替えることができるため、海外からのアクセス時でもストレスなくご利用いただけます。

これにより、海外購入者の言語の壁による負担を大幅に軽減し、より多くのお客様に快適なショッピング体験を提供できるようになりました。

・shutto翻訳サービスサイト：https://www.submit.ne.jp/shutto-translation

②出荷の流れについて

ecbeingで受注した注文データは、基幹システムへ自動的に出力されます。基幹システムでは、受注情報をもとに倉庫や国際配送会社へ出荷指示を連携する仕組みとなっており、業務効率化としっかりした配送体制を実現しています。

また、部品価格はWebサイト上で日本円表記となっており、価格が未定の部品の場合は「TBA（To Be Announced）」という表示にし、出荷時に確定した価格情報を基幹システムと連携され、正確な価格を反映しています。これにより、購入手続きにおける透明性や信頼性を高め、安心してご利用いただける環境を整えています。

その他の特徴的な機能

①展開図の表示

製品詳細画面に展開図表示できる導線を設置し、実際に部品の位置を確認しながら数量を入力することができます。

展開図自体はデジタル総合印刷株式会社が提供する電子パーツリストシステム「座標鳥」を導入し、実現しています。

製品詳細画面には、展開図を表示できる専用の導線を設置しており、お客様は実際の部品の配置を確認しながら、必要な数量を直感的に入力することが可能です。

これにより、部品選択や注文の際のミスを防ぎ、スムーズなご購入体験を提供しています。

なお、展開図の表示は、デジタル総合印刷株式会社が提供する電子パーツリストシステム「座標鳥」を活用することで実現しています。「座標鳥」の導入により、部品の位置情報を分かりやすく可視化し、より正確かつ効率的な部品選定が可能となりました。

②部品一覧の掲載

製品詳細画面の上部に製品自体の情報、下部にその製品の部品一覧を掲載し、部品一覧から直接注文件数の入力ができます。

簡易的にわかりやすく購入ができるようなUIUXになっています。

製品詳細画面の上部には製品本体の情報を、下部にはその製品に対応する部品一覧を掲載しています。

お客様は部品一覧から直接、必要な数量を入力して注文手続きを進めることができるため、目的の部品をスムーズに選択し、簡単にご購入いただけます。

このように、情報の配置や操作性に配慮した分かりやすいUI/UX設計を採用することで、お客様が迷うことなく直感的にご利用いただけるサイトを実現しています。

株式会社スポーツライフプラネッツ様からのコメント

ecbeing様とは2008年に国内向けシステムを構築していただき、17年間の実績と信頼性から本システム構築のご依頼をさせていただきました。海外については国・地域により考え方や運用方法が違う中で統一されたシステムは難しいと考えておりました。

打合せ時にても毎回のように追加要件をご相談する状況でしたが、ecbeing様より内容に応じて、複数の選択肢をご提示いただける等柔軟なご対応をいただけました事で、当社が考え得る最適なソフトの構築が完成する事ができました。

株式会社スポーツライフプラネッツについて

株式会社スポーツライフプラネッツは、2008年7月ダイワ精工株式会社（現グローブライド株式会社）の釣り具の修理・アフターサービス部門が独立分社化した会社です。フィッシング事業アフターサービス部門は、ダイワ製品の修理のみならずメンテナンスパーツ販売などを通してフィッシング業界での地位を確立しています。2018年には、多様化するお客様のあらゆるニーズにお応えできるように、一般のお客様も利用できる修理会員サービス「SLP PLUS」をスタートさせ、サービス品質の充実、ならびにさらなる技術力の向上を推進しています。

スポーツライフプラネッツコーポレートサイト：https://sportlifeplanets.com/

ECサイト構築プラットフォーム『ecbeing』について

ECサイト構築プラットフォーム「ecbeing」は、1999年のサービス販売開始以来、大手や中堅企業を中心に1,600サイト以上の導入実績があるECのプラットフォームシステムで、国内トップシェアを誇るEビジネスの総合ソリューション※2です。
ecbeingは業種や業態を問わず、EC戦略立案から、ECサイト構築、デジタルマーケティング・デザイン支援、EC専用クラウドインフラ・セキュリティまでワンストップで提供が可能です。
ただECを構築するだけでなく、顧客ロイヤリティをあげる「ファンマーケティング」、顧客を引き付ける魅力的なコンテンツを発信する「メディアコマース」、会員データを活用した店舗連携やアプリ等の複数の接点で最適な購買体験を提供する「オムニチャネル」など、お客様のEビジネスに合わせたサービスの提供を可能としています。
また、変化するニーズに合わせて自社開発してきたMA・CMS・CRM・レビュー・SNS連携・動画・店舗予約・アプリなどの自動バージョンアップする「マイクロサービス」も幅広くご用意しています。
これらを開発650名、マーケティング300名の国内最大の体制が支援し、EC事業者様へのサービス提供を可能にしています。

※2 2008～2024年度、EC サイト構築（カスタマイズ型、SaaS/PaaS）市場占有率。

2022年度まで富士キメラ総研の過去の調査結果を基に自社推定、2023年度以降は富士キメラ総研「ソフトウエアビジネス新市場」より