日本ペイントホールディングスグループ主催 国際建築コンペティション「Asia Young Designer Award」2018年度授賞式を開催
日本ペイントホールディングス株式会社(本社:大阪市北区、社長:田堂哲志)は、2019年1月25日、同社グループがアジア一円で開催している学生向け建築コンペティション「Asia Young Designer Award(アジアヤングデザイナーアワード)2018」日本地区授賞式を開催しましたのでお知らせします。
(写真左から 中川審査員長、立石さん、原田さん、瀬川さん、弊社常務執行役員 松本)
作品の詳細はこちらのURLよりご覧いただけます。URL:https://ayda.jp/entry
授賞式では、今回最優秀賞に選ばれた原田栞さん(東京芸術大学大学院 1年)に、弊社常務執行役員 松本保幸より賞金30万円とシンガポールで開催される「アジアヤングデザイナーサミット」への参加目録が手渡されました。そして優秀賞の立石愛理沙さん(大阪市立大学大学院 1年)、瀬川 未来さん(横浜国立大学 3年)の2人にはそれぞれ賞金10万円が贈られ、3名の健闘を称えました。
また、審査員長中川エリカ氏によってそれぞれの学生に直接講評が行われました。中川氏は講評の中で、審査員全員がテーマに対してストレートに回答している案を選びたいという思いがあり、3人のアイディアは、「色」について自分なりに再定義しようという試みが見えたこと、3つの案に共通しているのは、色というのは「動かない」「変わらない」ものではなく、色を動的に捉えている案が、最終的に審査員の目を惹いたことを述べ、最優秀賞の選考理由について、原田さんの作品は色が動いているものだということを一番ストレートに表現していた作品と評価し、「色を塗ることは、そもそも時を止めることだと表現されています。動いている状態のものに、色を塗ることで、普遍的なものにするという考え方が、色というものを見直すきっかけになっているように感じた。敷地の設定も巧みで、モンゴルを選定されている。特徴的な色が移ろっているシーンを表現されていて、実際にどういう場所をイメージしているのか、分かりにくい部分もありました。しかし、それも含めてこの後に開催されるアジア大会に送り出すときに、伸びしろがあると思い、最優秀賞に選ばせて頂きました。」とコメントがありました。学生たちはみなそれぞれ真剣な面持ちで審査員長の言葉を受け止めていました。
なお、学生の作品・審査員講評は以下に掲載しています。また2019年度の募集開始は5月の予定です。
掲載サイト:https://ayda.jp/
●「Asia Young Designer Award(アジアヤングデザイナーアワード)」とは
2008年マレーシアでの開催を皮切りに年々参加地域を増やし、建築・デザインを学ぶ学生を対象に、アジア15地域をまたいで、同社グループが開催するコンペティションです。
アジア全地域の学生が同じ課題で競い、地域ごとに審査が行われます。各地域の最優秀者には賞金に加えて、学生同士が学び合い多様性を理解する場として開催する「アジアヤングデザイナーサミット」に招待されます。著名建築家からの直接の指導や国や地域をこえた交流の機会が得られ、世界のデザインの状況を肌で感じたい学生の皆さんにとって得難い経験をできる貴重な機会につながると期待しています。また、同サミットでアジア全域の最優秀賞に選出された学生は、ハーバード大学デザインスクールが開催する6週間の「デザインディスカバリープログラム」に当社グループが設立した「ハーバード大学デザインスクールフェローシップ基金」の一環として、招待されます。
また、日本では第6回目の開催を迎える本年、審査員には、今最も注目を集める建築家 中川エリカ氏、藤原徹平氏、中山英之氏を迎え審査を行いました。
【お問い合せ先】
日本ペイントホールディングス株式会社
経営企画本部 IR広報部
電話:06-6455-9140
公式ホームページ:https://www.nipponpaint-holdings.com/
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