トリナ・ソーラー 輸送効率向上及びCO2排出量削減に貢献する600W+大型高出力モジュール物流総合効率化ソリューションを発表

【2021年11月18日/常州】太陽光発電およびスマートエネルギーのトータルソリューションを提供する世界有数の企業Trina Solar Co., Ltd.(SH:688599)(以下「トリナ・ソーラー」または「同社」)は210mmセル600W+ Vertex搭載超高出力モジュールの物流総合効率化ソリューションを世界に向けて発表しました。この信頼性の高いソリューションは、積載量と海上輸送効率を大幅に向上させ、海上輸送コストと最大8%のCO2排出量を削減します。革新的な600W+大型高出力モジュール物流総合効率化ソリューションは、特に大規模な野立て発電所におけるシステム価値の最適化に貢献します。
  • 積載量10%増、最大8%のCO2排出量削減
トリナ・ソーラーは、最大出力670Wを超えるVertexモジュールシリーズで、業界をPV6.0時代へと導いています。最先端の600W以上の大型高出力モジュールにおいて梱包・輸送ソリューションは、システムコストに大きく影響を及ぼしています。モジュールは、設置場所に到達するまでに、梱包、輸送、保管、二次輸送、開梱というプロセスを経る必要があるからです。

 

革新的な縦型梱包仕様革新的な縦型梱包仕様

海外輸送は、通常コンテナ輸送が使用されます。そこでトリナ・ソーラーは、モジュール幅の制限(1.135m)を克服するため、革新的な縦型梱包ソリューションを開発しました。

トリナ・ソーラーの製品戦略マーケティング責任者であるチャン・インビン博士によると、従来の横型水平梱包と比較して、縦型梱包ソリューションはコンテナの積載量10%、容積利用率5%の向上を実現したとのことです。海上輸送コストは到着港によって異なりますが、物流コストが上昇している現在、このソリューションは40フィートコンテナにVertex 660Wモジュール558枚を満載した場合、節約額は1ワットあたり0.3セント相当節約することができます。(※コンテナ1本当たりの輸送コストを10,000ドルで計算) また、海上輸送によるCO2排出量を、最大で4〜8%削減します。中国の上海港からヨーロッパのロッテルダム港までの輸送を例にとると、Vertex 660WモジュールのCO2排出量は、コンテナ1本あたり約75kg少なくなり、10GWあたり2000t削減することができます。
 
  • 過酷な環境下で証明された性能:安全性と信頼性の確保
チャン博士は、同社の縦型梱包仕様が、ISTA(国際安全輸送協会)の3E国際梱包テストに合格していると述べています。ISTAは国際的な権威であり、世界の輸送梱包の開発、設計、効率化に貢献しています。梱包設計テストは、輸送中に製品が効果的に保護され、予測可能な有害要素にさらされることがないように実施されるテストです。

また、第三者機関であるChina General Certifications(中国総合認証)による専門的な風洞試験も行っています。その結果、革新的な縦型梱包仕様は、過酷な条件下のプロジェクトサイトでの荷降ろし、保管、開梱において、従来の梱包と同等の安全性と信頼性があることが検証され、実証実験にも合格しました。

中国総合認証が行った風洞試験では、プロジェクトサイトでの厳しい保管環境を想定し、縦型型梱包を地面に対して5°の角度で平らな面に置き、風洞での安定性をテストしました。その結果、ビューフォート力階級グレード12のハリケーンにも耐えることができました。

通常シナリオ(モジュールが風に直面)通常シナリオ(モジュールが風に直面)

極限シナリオ(モジュールが風に正対)極限シナリオ(モジュールが風に正対)

さらに別の風洞実験では、極限状態での開梱作業における信頼性を証明しました。風上側に設置したスタンドサポーターの上に10枚のモジュールを縦横に配置し、スタンドサポーター側からモジュールの背面に風を吹き付けてテストを行いました。結果、フォース6の風力テストに合格しました。通常、開梱時にはモジュールを風上に置き、スタンドサポーターを風下に置くことが望ましいとされています。 
 
  • 大規模発電所に高付加価値を提供する大型高出力600W+モジュール
600W+大型高出力モジュール物流総合効率化ソリューションは、物流、保管、出荷などのプロセスも考慮に入れています作業手順や、開梱ツールの基準、利便性、リサイクル性をアップグレードし、2分以内に組み立てることができます。

青海省ターツァイダム112MW 太陽光発電所青海省ターツァイダム112MW 太陽光発電所

 

 

この1年で、600W+ Vertexモジュールの高い信頼性と適応性が証明されています。600W+モジュールは、ブラジルの850MWの超大型プロジェクトや、中国北西部の青海省ターツァイダムでの112MWの営農型太陽光発電プロジェクトなど、世界中で採用されています。 トリナ・ソーラーは、中国、ブラジル、日本、シンガポール、スペイン、ベトナムなどで製品を供給しており、平地、山地、農地、漁業などのさまざまな用途に柔軟に対応しています。トリナ・ソーラーは、太陽光発電と新エネルギー産業の発展を促進する革新的な技術と製品に全力を注いでいます。
 
  • トリナ・ソーラー(SH 証券コード:688599 )について
トリナ・ソーラーは、太陽電池モジュール、ソリューション、サービスのグローバルリーダーです。1997年に太陽光発電システムのインテグレーターとして設立されたトリナ・ソーラーは、現在、世界中のEPC,施工業者、販売店、電力会社、開発者と共にスマートエネルギーを推進しています。同社は、卓越した技術革新、優れた製品品質、垂直統合能力、そして環境への配慮により業界をリードしています。

【本件に関するお問合せ】
トリナ・ソーラー・ジャパン株式会社
プレス担当:春日(マーケティング)
*政府の指針に伴い在宅勤務実施中のため、メールにてご連絡お願いいたします。
Yuko.kasuga@trinasolar.com
詳細については、http://www.trinasolar.com/jpをご覧ください。

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会社概要

URL
https://www.trinasolar.com/jp
業種
電気・ガス業
本社所在地
東京都千代田区大手町2丁目6番4号 常盤橋タワー2606
電話番号
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代表者名
Chen Ye(チェン イエ)
上場
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資本金
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設立
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