【パン白書】“冷凍パン”って本当に美味しいの？パン屋さんに聞く『冷凍パンのイメージ』に関する調査

株式会社パンフォーユー

2024年2月28日 15時10分

株式会社パンフォーユー（本社：群馬県桐生市、代表取締役：矢野健太）が企画・運営する、冷凍パンサブスクサービスの先がけ「パンスク」（ https://pansuku.com/ ）は、パン屋さんがもつ『冷凍パンのイメージ』について調査しました。「本当に美味しいの？」と思われがちな“冷凍パン”のメリットや、パン屋さんはどういうイメージを持っていたのか、冷凍パンを取り扱うことでそのイメージに変化があったのかを調べました。

【調査サマリー】

・冷凍パンのメリットを知るパン屋さんは約9割

そのうち61％のパン屋さんは冷凍パンを販売に活用しておらず、パンスク参加をきっかけに冷凍パンの良さを知った

・7割のパン屋さんは、「冷凍パンは日持ちする」と知っていた

・パンスク参加後、冷凍パンは「焼くと焼きたてパンのようになる」「美味しい」とイメージが変わったパン屋さんは3割増

・パンスク参加後、冷凍すると「パサつく」というイメージが1/6に減少

Q.冷凍パンのメリットを、「パンスク」参加前から知っていましたか？

「冷凍パン」のメリットについては85.7%で約９割のパン屋さんが「知っていた」ことが分かりました。一方で、14.3%のパン屋さんは「知らなかった」と回答しました。

　また、冷凍パンのメリットを「知っていた」と回答したパン屋さんに、冷凍パンの活用有無を聞いたところ、6割超のパン屋さんがパンスクで冷凍パンの提供を初めて開始したということも分かりました。

Q.「パンスク」参加前後で、“冷凍パン”に対するイメージの変化（複数回答）

パンスクを始める以前から77.3%のパン屋さんが冷凍パンは「日持ちする」というイメージを持っていたことが分かりました。

また「美味しい」というイメージを持つパン屋さんは18.2%にとどまり、「冷凍庫の匂いがつく」・「風味が落ちる」・「パサつく」という冷凍パンに対してネガティブなイメージを持つパン屋さんが多い結果となりました。

　一方、パンスク参加後の現在、パン屋さんが冷凍パンに対して持つイメージは「焼くと焼きたてパンのようになる」・「美味しい」が共に63.6%とポジティブな印象に変わりました。

反対に、「冷凍庫の匂いがつく」・「風味が落ちる」・「パサつく」など冷凍パンのおいしさに対するネガティブなイメージは、参加前の6分の1に減少しました。

【調査結果から読み取れること】

冷凍パンの良さを知っていたものの、そのメリットを活用していなかった・できなかったというパン屋さんが多く見られました。

また、冷凍パンの「美味しさ」についてネガティブな印象を持っているパン屋さんは、実際にパンスクに参加したことでその印象が変わり、「焼くと焼きたてのパンのようになる」「美味しくなる」と実感しています。他にも、「冷凍なのにお店の焼き立てパンをお届けしている感覚」や「流通の幅が広がる」などパンスクによる利点も感じられています。

”独自の冷凍技術”をもつ「パンフォーユー」とは

地域のパン屋さんが抱える運営や販路拡大などのあらゆる課題を、独自の冷凍技術とDXによって解決するスタートアップ企業です。” 冷凍×IT” でパン屋さんと消費者をつなげる様々なプラットフォームを提供しています。パンフォーユーの冷凍パンは、“独自の冷凍製法”で焼成のあとに1日常温で置いたパンよりも品質が高く、デンプンの老化を抑え【パンを劣化させない】ことや、焼きたてパンの“食感”である【もっちり＆ふわふわ】を１か月後も維持できることが実証されています。パン屋さんは瞬間冷凍機など特別な設備投資を一切せず、一般的な冷凍庫を使用して、日本全国の方に自慢のパンを届けることが可能です。

■おいしい”しか”届かない高タイパ！パン屋さんのパンが冷凍で届くサブスク「パンスク」

　全てのパンを試食し厳選した全国のパン屋さんから焼きたてパンのおいしさを閉じ込めた冷凍パンが届く「冷凍パンのサブスクリプションサービス」で2020年2月末にサービスを開始しました。お届けするパン屋さんもパンも"あえて”選べない仕様にしているところが特長の１つで、毎回箱を開けた時のお楽しみです。サービス開始と同タイミングで“巣ごもり需要”も高まり会員登録者数は、2024年12月時点で45,000人を突破しました。

　パンフォーユー独自開発の冷凍技術（パンを入れる袋と冷凍のタイミング）により、パンを焼き立ての状態で届けることを可能にしました。パン屋さんは冷凍庫さえあれば、それ以外の設備投資を一切することなく、全国の方に自慢のパンを届けることが可能です。