「READYFOR×アイパーク」第二弾プロジェクトを公開
‐横浜市立大学・小島伸彦准教授の肝臓移植に代わる「液体肝臓*」を開発するプロジェクトにおいて、目標金額600万円の募集をスタート‐
日本初・国内最大級のクラウドファンディングサービス「READYFOR」を運営するREADYFOR株式会社(本社:東京都千代田区、 代表取締役CEO:米良はるか)は、湘南ヘルスイノベーションパーク(以下、「湘南アイパーク」)との業務提携後、第二弾となるプロジェクトを本日開始いたしました。第二弾プロジェクトは、横浜市立大学大学院生命ナノシステム科学研究科 小島伸彦准教授の研究テーマ「液体肝臓で、フェニルケトン尿症の患者さんに食の楽しみを!」で、研究費用600万円を募ります。
本プロジェクトが目標額の資金調達を達成した場合、湘南アイパークによる臨床応用や事業化へ向けた様々なサポートを受け、研究を遂行することができます。また、クラウドファンディングを活用し、一般の方にも「支援」という形でご参加いただくことにより、研究内容や成果を広く市民の皆様と共有することができます。
大学を取り巻く環境が日々変わっていく中、国からの運営交付金や競争的資金に加えて、様々な形での支援獲得が重要になってきています。その有力な手段としてクラウドファンディングを活用することで、研究活動や大学の設備投資等に対する寄附金等を獲得する機会が拡がれば、更なる教育・研究の活性化につながることが期待されます。
■クラウドファンディングプロジェクト概要
・プロジェクトタイトル:液体肝臓で、フェニルケトン尿症の患者さんに食の楽しみを!
・ページURL:https://readyfor.jp/projects/liquid-liver
・実行者 :小島伸彦(横浜市立大学 再生生物学研究室 主宰)
・目標金額:600万円
・形式 :寄附型/All or Nothing ※All or Nothing形式は、期間内に集まった寄附総額が目標金額に到達した場合にのみ、実行者が支援金を受け取れる仕組みです。
・公開期間:2020年9月1日(火)〜11月30日(月)23時
・資金使途:液体肝臓開発費(試薬費用、間接経費等)
・概要:生まれつき肝臓の一部の機能が欠損する病気である「フェニルケトン尿症*」に有効な治療法は、厳しい食事制限しかありません。肝臓移植を行えばフェニルケトン尿症を治療することはできますが、移植に伴う高いリスクを考えると、実際に肝臓移植が選択されることはありません。本プロジェクトでは、よりリスクの少ない「液体肝臓」、すなわち肝臓と同様の働きをする赤血球を開発し、それを移植(輸血)する治療の実現を目指します。
*液体肝臓 肝臓の代謝酵素を封入した赤血球を意味する造語。
肝臓そのものの移植ではなく、肝臓と同様の働きをする赤血球を作り、それを移植(輸血)することで治療を行う。液体肝臓は、肝臓で代謝できないフェニルアラニンを血液中でチロシンへと代謝する。
*フェニルケトン尿症 必須アミノ酸であるフェニルアラニンを同じくアミノ酸のチロシンに代謝する酵素が欠損するため、フェニルアラニンが体内に高濃度に蓄積する疾患。脳内の神経伝達物質の合成などに不具合が生じ、発達遅延や神経障害が生じる。フェニルアラニンはタンパク質に含まれるため、肉や魚などタンパク質を含む食べ物の摂取を強く制限する必要がある。
■湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)とは
湘南アイパークは、サイエンスにおけるイノベーションを強化するために、武田薬品工業株式会社が湘南研究所を開放することにより設立されました。製薬企業が有する創薬ノウハウを基盤として、ベンチャー、スタートアップを含む産官学が結集し、ライフサイエンスにおける最先端技術・知見を活用したアイデアの創出・実現を可能とするイノベーションを加速化することを目指しています。(所在地:神奈川県藤沢市)
■READYFOR株式会社とは
READYFOR株式会社は、「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」をビジョンに日本初・国内最大級のクラウドファンディングサービス「READYFOR」、法人向け事業「READYFOR SDGs」を運営しています。2011年3月のサービス開始から1.4万件以上のプロジェクトを掲載し、60万人から約160億円以上の資金を集め、国内最大級のクラウドファンディングサービスとして、中学生から80代の方まで幅広い方々の夢への一歩をサポートしています(2020年9月時点)。「カンブリア宮殿」をはじめさまざまなメディアに掲載され、2016年6月サービス産業生産性協議会が主催する第1回日本サービス大賞優秀賞を受賞。2019年5月経済産業省等が主催する第5回日本ベンチャー大賞経済産業大臣賞(女性起業家賞)を受賞。
本プロジェクトが目標額の資金調達を達成した場合、湘南アイパークによる臨床応用や事業化へ向けた様々なサポートを受け、研究を遂行することができます。また、クラウドファンディングを活用し、一般の方にも「支援」という形でご参加いただくことにより、研究内容や成果を広く市民の皆様と共有することができます。
大学を取り巻く環境が日々変わっていく中、国からの運営交付金や競争的資金に加えて、様々な形での支援獲得が重要になってきています。その有力な手段としてクラウドファンディングを活用することで、研究活動や大学の設備投資等に対する寄附金等を獲得する機会が拡がれば、更なる教育・研究の活性化につながることが期待されます。
■クラウドファンディングプロジェクト概要
・プロジェクトタイトル:液体肝臓で、フェニルケトン尿症の患者さんに食の楽しみを!
・ページURL:https://readyfor.jp/projects/liquid-liver
・実行者 :小島伸彦(横浜市立大学 再生生物学研究室 主宰)
・目標金額:600万円
・形式 :寄附型/All or Nothing ※All or Nothing形式は、期間内に集まった寄附総額が目標金額に到達した場合にのみ、実行者が支援金を受け取れる仕組みです。
・公開期間:2020年9月1日(火)〜11月30日(月)23時
・資金使途:液体肝臓開発費(試薬費用、間接経費等)
・概要:生まれつき肝臓の一部の機能が欠損する病気である「フェニルケトン尿症*」に有効な治療法は、厳しい食事制限しかありません。肝臓移植を行えばフェニルケトン尿症を治療することはできますが、移植に伴う高いリスクを考えると、実際に肝臓移植が選択されることはありません。本プロジェクトでは、よりリスクの少ない「液体肝臓」、すなわち肝臓と同様の働きをする赤血球を開発し、それを移植(輸血)する治療の実現を目指します。
*液体肝臓 肝臓の代謝酵素を封入した赤血球を意味する造語。
肝臓そのものの移植ではなく、肝臓と同様の働きをする赤血球を作り、それを移植(輸血)することで治療を行う。液体肝臓は、肝臓で代謝できないフェニルアラニンを血液中でチロシンへと代謝する。
*フェニルケトン尿症 必須アミノ酸であるフェニルアラニンを同じくアミノ酸のチロシンに代謝する酵素が欠損するため、フェニルアラニンが体内に高濃度に蓄積する疾患。脳内の神経伝達物質の合成などに不具合が生じ、発達遅延や神経障害が生じる。フェニルアラニンはタンパク質に含まれるため、肉や魚などタンパク質を含む食べ物の摂取を強く制限する必要がある。
■湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)とは
湘南アイパークは、サイエンスにおけるイノベーションを強化するために、武田薬品工業株式会社が湘南研究所を開放することにより設立されました。製薬企業が有する創薬ノウハウを基盤として、ベンチャー、スタートアップを含む産官学が結集し、ライフサイエンスにおける最先端技術・知見を活用したアイデアの創出・実現を可能とするイノベーションを加速化することを目指しています。(所在地:神奈川県藤沢市)
■READYFOR株式会社とは
READYFOR株式会社は、「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」をビジョンに日本初・国内最大級のクラウドファンディングサービス「READYFOR」、法人向け事業「READYFOR SDGs」を運営しています。2011年3月のサービス開始から1.4万件以上のプロジェクトを掲載し、60万人から約160億円以上の資金を集め、国内最大級のクラウドファンディングサービスとして、中学生から80代の方まで幅広い方々の夢への一歩をサポートしています(2020年9月時点)。「カンブリア宮殿」をはじめさまざまなメディアに掲載され、2016年6月サービス産業生産性協議会が主催する第1回日本サービス大賞優秀賞を受賞。2019年5月経済産業省等が主催する第5回日本ベンチャー大賞経済産業大臣賞(女性起業家賞)を受賞。
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