【9月3日は秋の睡眠の日】“隠れ睡眠ロス”は1日平均62分、年間約15日分 20〜50代の6割が一晩30分以上「ベッドの中で眠れずに」過ごす
自身の“眠れない時間”を明確に把握している人はわずか17.3%、約半数が「特に対策していない」、寝具の見直しは1割未満

睡眠ブランド「NELL(ネル)」を展開する株式会社Morght(本社:東京都港区、代表取締役:土井皓貴)は、9月3日「秋の睡眠の日」を前に、全国の20〜50代の男女1,000名を対象に「睡眠の時間効率(隠れ睡眠ロス)に関する実態調査」を実施しました。
その結果、ベッドにいるのに眠れていない時間=“隠れ睡眠ロス”(寝つけない時間・夜中の目覚め・朝のスヌーズや二度寝の合計)は1日平均約62分にのぼり、年間に換算すると約375時間(約15日分)に相当することが分かりました。厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、寝床で過ごす時間(床上時間)と睡眠時間を把握することが勧められていますが、自身の“ロス”を明確に把握している人は2割未満(17.3%)にとどまります。あらゆる場面で「タイパ(時間対効果)」が重視される時代に、“最も身近な時間の浪費”が誰にも気づかれないまま放置されている実態が浮き彫りになりまし
た。
■調査背景:タイパ意識が高まる一方、把握されていない“睡眠時間のロス”
動画の倍速視聴やスキマ時間の活用など、生活のあらゆる場面で「タイパ」が意識されるようになりました。しかし、人生の約3分の1を占める睡眠の“時間効率”は、これまでほとんど可視化されてきませんでした。9月は残暑と朝晩の寒暖差が重なり、寝つきの乱れが起こりやすい時期です。NELLは9月3日「秋の睡眠の日」を前に、ベッドにいるのに眠れていない時間を“隠れ睡眠ロス”と定義し、その実態を調査しました。
■調査結果トピックス
・“隠れ睡眠ロス”は1日平均「約62分」。年間換算で約375時間=約15日分にものぼる
・「タイパを意識して行動している」57.3%。一方、厚労省ガイドが把握を勧める床上時間と睡眠時間の差=自身の“隠れ睡眠ロス”を明確に「把握している」人はわずか17.3%
・ロスが1日60分以上の層で「朝、休養がとれた」と感じる人は17.9%と、30分未満の層(45.4%)の4割以下
・睡眠時間を「正確に把握できている」と思う人でも、実測の“隠れ睡眠ロス”は1日平均約54分=年間約326時間
・睡眠ロスへの対策:最多は「特に何もしていない」48.0%。「寝具(マットレス・枕)の見直し」は9.5%にとどまる
・「マットレスは眠れない時間に影響する」と思う人は77.3%。しかし睡眠の悩みで実際にマットレスを見直した人は19.0%——壁は「高額」(32.2%)と「選び方がわからない」(29.6%)
■調査結果
①“隠れ睡眠ロス”は1日平均約62分。年間で約375時間=約15日分に
「布団・ベッドに入ってから寝つくまでの時間」「夜中に目が覚めて眠れずにいる時間」「朝、目が覚めてからスヌーズや二度寝で過ごす時間」を合算した“隠れ睡眠ロス”は、1日あたり平均61.7分となりました。年間に換算すると約375時間、日数にして約15日分がベッドの中で失われている計算になります。内訳で最も大きいのは「寝つくまでの時間」(平均26.2分)で、「夜中の目覚め」(18.7分)、「朝のスヌーズ・二度寝」(16.8分)が続きます。また、6割超(61.2%)は1晩30分以上、3人に1人(34.6%)は1時間以上のロスを抱えていました。

②「タイパ意識」57.3%に対し、自身の“隠れ睡眠ロス”を明確に把握している人は2割未満
普段の生活で「時間対効果(タイパ)」を意識して行動しているかを聞いたところ、57.3%が「意識している(とても+やや)」と回答。一方で、「自分がベッドの中で眠れずに過ごしている時間がどれくらいあるか」を明確に「把握している」人は17.3%にとどまり、8割超(82.7%)は把握が曖昧なままです。さらに、この「眠れていない時間」の存在を知ったときに「もったいない」と感じる人はタイパを意識する層で37.3%と、意識しない層(22.2%)を上回りました。時間対効果にシビアな人ほど見過ごせない損失であるにもかかわらず、その存在自体が把握されていないことが分かりました。

③厚生労働省は「床上時間と睡眠時間の把握」を推奨。ロスが大きい人ほど“休養感”は低い
厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、寝床で過ごす時間(床上時間)と実際の睡眠時間を記録・把握することが勧められています。本調査で同ガイドが睡眠の質の指標として重視する「睡眠休養感(睡眠で休養がとれた感覚)」を聞いたところ、ロスが1日60分以上の層で休養感を得られている人は17.9%と、ロス30分未満の層(45.4%)の4割以下にとどまりました。把握されていないロスが、朝の回復実感を静かに削っている構図がうかがえます。

④「正確に把握できている」つもりの人でも、実測ロスは1日約54分
自身の睡眠時間や眠れていない時間を「正確に把握できていると思う」と答えた人は7.6%と1割未満でした。さらに、その“把握できている”層に限っても、実測の“隠れ睡眠ロス”は1日平均53.6分=年間換算で約326時間にのぼります。「把握しているつもり」と「実際のロス」の間にも大きなギャップがあり、自己認識だけでは隠れ睡眠ロスに気づけない実態が示されました。
⑤ 隠れ睡眠ロス対策の最多は「特に何もしていない」48.0%。「寝具の見直し」は1割未満
“隠れ睡眠ロス”を減らすために実施していることを聞いたところ、最多は「特に何もしていない」で48.0%と約半数を占めました。実施している対策では「就寝・起床時間を一定にする」20.4%、「寝酒・カフェインを控える」17.1%、「寝る前のスマホ利用を控える」16.3%が上位となった一方、ロスの発生場所であるベッドそのもの=「寝具(マットレス・枕)の見直し」は9.5%にとどまりました。
⑥マットレスの影響は8割が認識、行動した人は2割。壁は「価格」と「選び方」
「マットレスによって寝返りの打ちやすさが変わり、眠れない時間にも影響する」という考え方には77.3%が同意しました。しかし、睡眠の悩みを解決するために実際にマットレスを見直したことがある人は19.0%にとどまります。見直したことがない人(n=506)にその理由を聞くと、「高額なので考えていなかった」32.2%、「何を選べばよいかわからなかった」29.6%が上位となり、「睡眠に影響するとは思っていなかった」は10.5%にとどまりました。“知らない”のではなく、“価格と選び方”が行動の壁になっている実態がうかがえます。
■“隠れ睡眠ロス”を減らす3つのアプローチ
今回の調査で明らかになったロスの3つの発生源(寝つき・夜中の目覚め・朝の二度寝)それぞれに対応する方法を紹介します。
1.寝つき:いま話題の「認知シャッフル睡眠法」
カナダの認知科学者リュック・ボードウィン博士が考案した入眠テクニックです。ベッドに入ったら、「すいか」など感情を動かさないシンプルな単語を1つ決め、その頭文字「す」から始まる脈絡のない言葉(スポーツ、スマホ…)を次々と思い浮かべ、それぞれのイメージを映像として軽く思い描きます。思いつかなくなったら次の文字(「い」→「か」)に移り、同じことを繰り返します。脈絡のない言葉やイメージを次々と浮かべることで脳の論理的な思考活動がゆるみ、「まだ考え事の途中だ」と判断していた脳が眠りのモードに切り替わりやすくなるとされています。考え事や反省会が頭の中で始まって寝つけないタイプの方に向くとされる方法です。

2. 夜中の目覚め:寝床内の熱と湿気を逃がす寝環境を整える
布団の中の温度が上がると深部体温が下がりにくくなり、深い睡眠が妨げられます。寝返りには、布団内の温まった空気や湿気を追い出し、快適な状態を保つ役割があります。体圧がうまく分散されない寝具は無理な体勢や不要な体動を招き、眠りが浅くなる一因となるため、通気性や体圧分散の観点から寝具を見直すことが有効です(睡眠メディア「WENELL」より)。
3. 朝のスヌーズ・二度寝:起床の習慣と夜の睡眠の質からアプローチする
十分な睡眠時間を確保しているのに二度寝をしてしまう場合、睡眠の質が低下している可能性があります。起床時刻を一定にする、目覚めたらすぐにカーテンを開けて光を浴びる、目覚ましをベッドから離れた場所に置くなどの習慣に加え、夜の睡眠の質そのものを高めることが、朝のロス削減の近道です(睡眠メディア「WENELL」より)。
■NELLの研究データ:“効率の良い寝返り”で、ロスの少ない眠りへ
NELL マットレスへの変更で、夜間の寝返り回数が12.3%減少
寝返りは、体圧の解放や寝床内の温度・湿度の調整のために必要な動きですが、多ければ良いというものではありません。NELLが実施した試験では、ウレタンマットレスからNELL マットレスに変更した群(n=14)は、寝具を変更しなかった対照群(n=14)と比較して、夜間の寝返り回数が13.96回から12.25回へと減少しました(−12.3%)。
NELL マットレスは、独立したコイルが体の動きに追従する構造により、少ない力で寝返りが打てます。その結果、少ない回数でも体圧の解放や寝床内の温度調整といった寝返りの目的を果たせる、“効率の良い寝返り”につながったと考えられます。

■「睡眠休養感」を向上させる睡眠ブランド「NELL」について

2020年10月にスタートした、D2C睡眠ブランドです。
睡眠の本質を「準備」と捉え、生活者が睡眠時間以外の生活において最高のパフォーマンスを発揮できるよう、製品の研究・開発を行っています。マットレスを中心とした寝装品にとどまらず、ふとん乾燥機やヘアケア用品など睡眠の周辺領域にもプロダクトを拡張し、「朝起きてから夜寝るまで」の生活をトータルで豊かにすることを目指しています。
公式サイト:https://nell.life/
公式Instagram:https://www.instagram.com/nell_mattress/
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/NELL_mattress
■睡眠メディア「WENELL(ウィーネル)」について

「WENELL(ウィーネル)」は、睡眠にかかわる悩みを感じているすべての方々へ向けて、解決のヒントとなるような有益な情報を網羅的にお届けすることで、様々な悩みの解決・緩和の一助になりたい、というアイデアからスタートしました。「WENELL(ウィーネル)」がお届けする情報をもとに色々なアクションをお試しいただきながら、ご自身にあった寝具やルーティンを見つけていただきたいと考えています。
WENELL:https://nell.life/wenell/
■株式会社Morght 会社概要
設立:2018年5月23日
代表者:代表取締役 土井皓貴
事業内容:睡眠ブランド「NELL」製品の企画・製造・販売
本社:東京都港区南青山3-1-34 3rd MINAMI AOYAMA 6F
資本金:3,312万円
<調査概要>
調査内容:睡眠習慣に関するアンケート
調査対象:全国20代~50代の男女 1,000名
調査期間:2026年8月5日〜8月7日
調査方法:インターネット調査
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