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威志企管顧問股イ分有限公司(ワイズコンサルティンググループ)
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【台湾情報】台湾再生可能エネルギー産業の現況と2022年下半期の展望<ワイズ機械業界ジャーナル2022年9月第3週号発行>

〜台湾機械・エネルギー・自動車業界の最新動向を分析する〜

威志企管顧問股イ分有限公司(ワイズコンサルティンググループ)

ワイズコンサルティング グループ(本社:中華民国台北市、代表取締役:吉本康志)は台湾機械業界専門誌「ワイズ機械業界ジャーナル」の2022年9月第3週号を発行しました。今週号では、エネルギー業界、電子業界、線材メーカーの新呈工業と工作機械部品輸出入速報をご紹介します。

<最新号目次>
  • 台湾再生可能エネルギー産業の現況と2022年下半期の展望
  • 電子・パネル大手が5Gスマート工場に注力
  • CO2削減の潮流に応じた変革を 線材メーカー新呈工業
  • 工作機械部品輸出入速報、2022年上半期
<​台湾再生可能エネルギー産業の現況と2022年下半期の展望>
一、産業概況

 台湾再生可能エネルギー産業の2022年第2四半期の生産額は259億8000万台湾元で、前期比1.5%増、前年同期比6.9%減だった。カテゴリー別では以下の通り。

太陽光発電産業
 台湾太陽光発電産業の22年第2四半期の生産額は168億8200万元で、前期比5.6%減、前年同期比7.4%減だった。製品別では、太陽電池用シリコンウエハーの生産額は7億5000万元で、前期比25.8%増加した。多結晶シリコンの供給不足を受けたオファー価格の上昇が続いた。また、太陽電池の生産額は76億8000万元で前期比5.1%減、太陽光発電モジュールの生産額は84億5000万元で8.2%減だった。新型コロナウイルスの感染拡大と原材料価格の高止まりで太陽光発電設備の設置工事が遅延し、需要が減少したことを受けてメーカーが生産を減らしたためだ。
 多結晶シリコンの価格は22年末以降に下落に転じる見込みだ。海外の多結晶シリコンメーカーの新たな生産ラインが第3、4四半期に稼働するためだ。また、台湾では年内の太陽光発電の買い取り価格が上半期の水準で据え置かれたため、太陽光発電設備の設置が相次ぎ、関連製品の需要が拡大すると予想される。以上の理由により、台湾太陽光発電産業の22年通年の生産額は前年比2%減の707億7000万元となる見通しだ。

 


風力発電産業
 台湾風力発電産業の22年第2四半期の生産額は82億5000万元で、前期比18.7%増、前年同期比7.1%減だった。主に中国に工場を持ち、中国の発電所開発業者や中国に進出する欧米の発電所開発業者に製品を供給する台湾メーカーの原材料、風力発電機部品の出荷が前期比で拡大した。
一方、台湾では、陸上風力発電所の開発は円滑に進まず、生産額への貢献が限られたが、デンマークのオーステッドが開発を進める洋上(オフショア)風力発電所向けに、金豊機器工業が手掛けた風力発電機タワーと、台湾メーカーが手掛けた発電機用ナセルが納品され、生産額増加に寄与した。


その他再生可能エネルギー産業
 その他再生可能エネルギー産業の22年第2四半期の生産額は8億4700万元で、前期比10.1%増、前年同期比6.6%増だった。韓国が燃料電池の普及を進めていることや、燃料電池メーカーの米ブルームエナジーの新製品発売を受け、交換・修理用部品の生産受託が増加した。
 台湾燃料電池産業は燃料電池部品を主し、主に海外の固体酸化物形燃料電池(SOFC)メーカーに供給している。また、台湾には電力供給システムや燃料電池ビークルなどを生産している固体高分子形燃料電池(PEMFC)メーカーが数社ある。
 なお、バイオ燃料の22年第2四半期の生産額は前年同期比5%増加した。国際原油価格の上昇などを受け、バイオ燃料の需要が増加した。

三、今後の展望
太陽光発電産業

 台湾では新型コロナ流行を受けて先送りされていた太陽光発電設備の設置工事が22年第2四半期までにほぼ完了したが、年内は太陽光発電の買い取り価格が上半期の水準で据え置かれたことや、大規模発電所の設置奨励策を受け、太陽光発電設備の設置が今後も相次ぐ見通しだ。また、メーカー各社は年内に大型太陽電池のM6(166mm角)とM10(182mm角)の生産ライン稼働を予定している。
 一方、多結晶シリコンの価格上昇は、海外メーカーの新たな生産ラインが稼働する第3、4四半期以降に落ち着く見込みだ。以上の理由により、台湾太陽光発電産業の22年通年の生産額は前年比2%減の707億7000万元となる見通しだ。

風力発電産業
 世界最大の風力発電市場である中国の22年の設備容量は前年比約10%増加する見通しで、風力発電機用材料・部品メーカーの出荷拡大が期待できる。また、原材料価格の上昇を受け、海外での生産額は増加する見込みだ。
 一方、台湾では風力発電用部品やシステムの需要は期待できるが、補助設備は22年出荷量が前年を下回り、生産額が大幅に減少すると予想される。なお、22年は新規参入メーカーによる風力発電向け▽ブレード、▽配電盤、▽変圧器などの出荷が始まり、域内の生産額増加に小幅ながら貢献している。(続く)
ワイズ機械業界ジャーナル

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【会社概要】
会社名:ワイズコンサルティング グループ
所在地:中華民国台北市襄陽路9號8F 
代表者:吉本康志
設立:1996年11月
URL:https://www.ys-consulting.com.tw/
事業内容:
・経営コンサルティング(人事労務・マーケティング・経営戦略・情報セキュリティ)
・人材トレーニング(階層別研修・職種別研修)
・日本語台湾経済ニュース、機械業界ジャーナル配信
・市場調査・業界調査・顧客調査
・クラウドサービスの販売
 

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URL
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業種
サービス業
本社所在地
中華民国台北市襄陽路9號8F 富邦銀行襄陽分行大樓
電話番号
-
代表者名
吉本康志
上場
未上場
資本金
7000万円
設立
1996年11月
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