国際物流プラットフォーム事業を運営するWillbox株式会社に出資

三菱UFJキャピタル株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長 坂本 信介）は、同社が運営するファンド（三菱UFJキャピタル7号投資事業有限責任組合）より、Willbox株式会社に対し、第三者割当増資による出資を実行したことをお知らせいたします。

• Giho(ギホー)について

「Giho」は、主に貨物サイズが大きい産業機械やプラント設備等の国際物流プラットフォームサービスです。これらは物流自体の専門性が高く、多重下請け構造により標準化や効率化が困難な分野でした。
本サービスはデジタル化した木箱梱包技術と、160社以上の国際物流事業者のデータベースを元に独自のアルゴリズムを実装したことで、荷主に対し「早い・安い・確実」な物流サービスの提供を実現させています。
今回の資金調達を機に、荷主と物流事業者の業務がより効率化できる機能を実装し、国際物流プラットフォームとして業界全体の発展に貢献するサービスを目指します。
　　　

• 出資背景

国際物流領域では多くの関係者が介在するため、標準化・効率化が長年の課題となっております。この大きな課題に戦略的に挑戦し、物流事業者や輸出事業者を盛り立てようとするWillbox社の神社長の熱意を受け、今回の追加投資に至りました。船荷証券の電子化などデジタル化に向けた業界全体の取り組みが進む中、同社はその中心となり得る企業と期待しています。また、MUFGとしても同社のさらなる発展に向けて支援していきます。

【Willbox株式会社　概要】
会社名：Willbox株式会社
所在地：神奈川県横浜市中区山下町223－1
代表者：神　一誠
設立日：2019年11月19日
事業内容：国際物流プラットフォーム「Giho」の開発・運営
U R L：https://willbox.jp/

【三菱UFJキャピタル株式会社について】

三菱UFJキャピタルは、1974年に設立以来、三菱UFJフィナンシャル・グループのベンチャーキャピタルとして業界をリードするノウハウを提供し、幅広い業種に対する投資を行っています。IPOを実現されたお客さまは、幅広い業種にわたり約900社と、業界トップクラスの実績を有しています。

◆会社概要
会社名：三菱UFJキャピタル株式会社
所在地：東京都中央区日本橋2丁目3番4号　日本橋プラザビル7F
代表者：代表取締役社長　坂本 信介
設  立 ：1974年8月1日
U R L：https://www.mucap.co.jp/
事業内容：ベンチャーキャピタル事業

◆三菱UFJキャピタル7号投資事業有限責任組合について
無限責任組合員：三菱UFJキャピタル株式会社
出資者：株式会社三菱UFJ銀行、三菱UFJキャピタル株式会社
設　立：2019年2月20日
ファンド総額：150億円