【慶應義塾】アルツハイマー病の遺伝要因が発症を抑えるメカニズムを解明
-タンパク質凝集体の神経病理を抑える観点での創薬へ-
慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程(当時)の村上玲、同大学再生医療リサーチセンター長の岡野栄之教授、同大学殿町先端研究教育連携スクエアの渡部博貴特任講師らを中心とする研究グループは、ヒトiPS細胞由来のアストロサイトを用いて、アルツハイマー病に関わる遺伝子が発症や進行を抑える作用メカニズムを解明しました。
今回の研究成果はAPOE遺伝子クライストチャーチ型を持つアストロサイトがアルツハイマー病への抑制効果を証明することに成功したものであり、病態脳内でみられるタウタンパク質から成る神経病理の拡がりを抑えるという新たな視点を基にした創薬開発につながる可能性をもっています。
本研究成果は北米神経科学学会(SfN)公式ジャーナルであるJournal of Neuroscienceオンライン版で2024年4月22日(米国東部時間)に公開されました。
今回の研究成果はAPOE遺伝子クライストチャーチ型を持つアストロサイトがアルツハイマー病への抑制効果を証明することに成功したものであり、病態脳内でみられるタウタンパク質から成る神経病理の拡がりを抑えるという新たな視点を基にした創薬開発につながる可能性をもっています。
本研究成果は北米神経科学学会(SfN)公式ジャーナルであるJournal of Neuroscienceオンライン版で2024年4月22日(米国東部時間)に公開されました。
▼全文は本学のプレスリリースをご参照ください。
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/files/2024/4/24/240424-2.pdf
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