楽天トラベル、2015年春旅行人気急上昇エリアランキング発表

北陸新幹線開業、高野山、ドラマロケ地など話題のスポットがランクイン

楽天グループ株式会社

暖かい春は旅行に絶好のシーズン。楽天株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下「楽天」)が運営する旅行予約サービス宿泊予約サイト「楽天トラベル」( http://travel.rakuten.co.jp/ )では、今年の春旅行の行き先として人気急上昇中のエリアランキングを発表しました。

 

今年の春旅行の人気上昇エリアランキングでは、今月14日に開業した北陸新幹線で話題沸騰の石川県が堂々の1位となりました。石川県の宿泊者数伸び率は前年同期比 約1.5倍以上と大幅に伸長しています。同じく北陸からは富山県が8位にランクインし、「北陸ブーム」が更に加速しております。また、昨年に熊野古道や高野山が「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産登録10周年、今年で高野山が開創1200年を迎え、話題続きの和歌山県が2位となりました。3位の大阪府では円安を背景に関西国際空港を利用する訪日外国人観光客が増え、心斎橋やテーマパーク周辺エリアの予約が好調です。
 

2015年 春旅行人気上昇エリアランキング2015年 春旅行人気上昇エリアランキング

 

2015年 春旅行人気上昇エリア(※1)ランキング TOP10

第1位 石川県 +53.6%
第2位 和歌山県 +48.4%
第3位 大阪府 +46.8%
第4位 滋賀県 +44.5%
第5位 佐賀県 +40.7%
第6位 群馬県 +36.1%
第7位 大分県 +35.5%
第8位 富山県 +35.4%
第9位 山口県 +35.0%
第10位 青森県 +34.8%

ランキングページ詳細はこちら
http://travel.rakuten.co.jp/mytrip/ranking/spring-2015/

2015年春旅行、人気上昇エリアTOP3に注目!

春の金沢城春の金沢城

 

【第1位:石川県】
北陸新幹線開業を機に、春の名所を堪能するチャンスが到来

石川県は北陸新幹線開業により、首都圏からの交通利便性が向上したことから、春の旅行先として急速に人気を高めました。特に予約が伸びた金沢市内・周辺エリアでは、開業に伴い兼六園での朝食メニュー拡充、また開業記念の特別機関(3月14日~22日)や桜開花時期(4月中予定)にライトアップが開催されており、この時期ならではの観光が満喫できます。また、金沢市内・周辺エリアだけではなく能登・輪島・珠洲エリアも予約が好調です。桜の時期に訪れたい能登鹿島駅は、プラットフォームの両脇に植えられた約百本の美しい桜がトンネルをつくり、通称「能登さくら駅」と呼ばれる有名なお花見スポットです。また、能登の輪島市は2015年春からスタートする朝の連続テレビ小説の舞台となっており、話題が尽きません。

石川県内のホテル・旅館の試みが宿泊客の予約を促進
石川県内のホテルや旅館も北陸新幹線金沢開業に合わせ、新規開業や商品開発の動きが活発です。3月上旬、金沢市内にオープンする「金沢 彩の庭ホテル」は、宿泊特化型のコンセプトホテルとして早くも国内外の観光客から話題を呼んでいます。粟津温泉の「旅亭懐石 のとや」では「北陸新幹線開業記念プラン」として日本海の幸や加賀野菜など加賀料理を堪能できる宿泊プランを販売しています。また「洞窟風呂の宿 百楽荘」では、3月下旬に新たなスイートルームをオープン、ワンランク上の高級感を演出し、高単価な宿泊需要にも対応できる工夫を凝らしています。地域の魅力をそれぞれの取り組みで発信し、県内外からの誘客と地域活性化につなげています。

 

高野山金剛峰寺高野山金剛峰寺

 

【第2位:和歌山県】
開創1200年の高野山&話題の南紀白浜が人気!

2015年は高野山が開かれて1200年の節目の年。これを記念し、4月2日~5月21日の間実施される 「高野山開創1200 年記念大法会」では、 毎日法会が営まれ、日本全国から弘法大師を慕う人々が高野山を訪れます。周辺の橋本・高野山エリアには多数の「宿坊」があり、高野山参拝に最適な立地条件であることに加えて、精進料理やお写経・早朝勤行などの体験も、宿坊に泊まる楽しみの一つとなっているようです。また、南紀白浜・龍神エリアは人気テーマパーク「アドベンチャーワールド」周辺のホテル予約が伸びています。「白浜温泉 コガノイベイホテル」では1年中楽しめるリゾートイルミネーションを実施、さらに同ホテルと「梅樽温泉ホテルシーモア」では近隣テーマパークにちなんで、かわいいパンダをお部屋でたっぷり堪能できる「パンダルーム」が人気を集めています。

 

桜満開の大阪城桜満開の大阪城

 

【第3位:大阪府】
大阪市内エリアで人気テーマパーク効果&訪日外国人観光客増

大阪は大阪市内地区の予約が好調です。特に心斎橋・なんば・天王寺・市内南部エリアや新大阪周辺・市内北部(含江坂)など、交通の利便性が高いエリアや、大阪城・テーマパークなどレジャースポットへのアクセスが良いエリアが伸びました。また円安を背景に、関西国際空港を利用する外国人客が増加していることが要因となり、訪日外国人予約(※2)は前年同期比+107.9%と大幅に増加しました。観光名所の「大阪城」では西の丸庭園にて桜のライトアップ・イルミネーション「大坂城 夜桜イルミナージュ」が開催されます。人気テーマパークに一番近い「ホテル近鉄ユニバーサル・シティ」では、キャラクターのコンセプトルームを3月にオープンし話題となっています。

2015年春旅行、4位~10位のエリアが人気の理由は?

【第4位:滋賀県】
訪日外国人増&「ビワイチ」で周遊観光を促進

京阪神エリアのトレンドと同様に、滋賀県への訪日外国人観光客数が増加傾向です。また、同県内では観光ブランド「ビワイチ」の取り組みを展開し、琵琶湖を中心とした県内周遊観光を促進しています。同県内約30の宿泊施設で提供している「ビワイチ」宿泊プランでは、びわ湖一周を自転車で回る宿泊者向けにマッサージ器無料や自転車のお部屋持込み可能な特典が満載です。

【第5位:佐賀県】
佐賀空港好調、嬉野温泉・武雄温泉の予約が伸張

佐賀県では、昨年佐賀空港でLCC就航など、路線数や便数が増えて利用者数が過去最高を更新し、同県内の嬉野温泉・武雄温泉エリアの予約が特に好調です。同エリアでは御船山楽園にて「2015年 花まつり」が開催され、例年の桜に続き、今年からつつじと大藤のライトアップもスタートすることで話題です。また今年から「嬉野酒蔵まつり」が「鹿島酒蔵ツーリズム」と同時開催となり新たな観光需要を促進しています。

【第6位:群馬県】
大河ドラマ、草津温泉「熱の湯」リニューアルで話題

昨年世界文化遺産として認定された「富岡製糸場」で話題となった群馬県は、引き続き同施設周辺エリアの予約が好調に推移しています。また、今年放映の大河ドラマ「花燃ゆ」ゆかりの地としても注目されています。今年4月にリニューアルオープンする「熱の湯」が話題の草津温泉では同+44.3%と伸張しています。

【第7位:大分県】
「おんせん県」ブランディング、「アート」に注目

「おんせん県おおいた」をキャッチフレーズに観光をPRしている大分県では、別府温泉や湯布院・湯平温泉の予約が好調です。同県では昨年国東半島を舞台にした芸術祭が話題となりました。今年は4月に大分県立美術館が開館し、「アート」を目的とした観光促進が注目されています。夏にはディスティネーションキャンペーンも開催され観光客増が期待されます。

【第8位:富山県】
北陸新幹線開業に合わせて春の風物詩を巡る機会に

新駅の黒部宇奈月温泉駅周辺エリアの予約が好調な富山県は、北陸新幹線開業を機に予約が好調に推移しています。チューリップ球根出荷量日本一の富山では舟川べり桜並木で桜・チューリップ・菜の花といった季節の花を楽しめます。また、春の立山黒部アルペンルートは世界的にも有名な「雪の大谷」としてこの機会に訪れたい名所です。

【第9位:山口県】
大河ドラマにちなんだ観光スポット・イベントが満載

明治維新150年に向けて「やまぐち幕末ISHIN祭」を開催中の山口県は、群馬県とともに大河ドラマ「花燃ゆ」の舞台となり、ドラマ館の開館やJRの臨時快速列車「幕末ISHIN号」の運行、ドラマヒロインをイメージした萩のプレミアムグルメ販売など様々な取り組みが行われています。また、3月末まで楽しめる「ふぐ」料理は同県内約70の宿泊施設で提供しており、観光スポットでは錦帯橋のお花見が見所です。

【第10位:青森県】
100年ぶりに弘前城本丸石垣修理が開始

青森空港では今年の3月から3路線で定期便が増便され、アクセスが向上した青森県。今秋から100年ぶりに本丸石垣が修理される弘前城は、今年の春開催の「弘前さくらまつり」後に閉館し、現在の位置から天守を臨めるのは約10年後の予定となり話題となっています。またレジャーエリアでは早期予約の取り込みが好調で、「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」や「星野リゾート 青森屋」では4月に露天風呂付客室をリニューアルオープンするなど、各宿泊施設の施策が功を奏しています。

※1 【旅行動向抽出条件】楽天トラベルでの2015年3月4日時点での2名以上利用時の予約人泊数実績をもとに前年同期比で算出
-対象期間:2015年3月4日時点の2015年3月1日~4月24日(GW前まで)
-国内旅行:国内宿泊、ANA楽パック、JAL楽パック

※2 【訪日外国人動向抽出条件】楽天トラベルのインバウンドサイト経由での2015年3月4日時点での予約人泊数実績をもとに前年同期比で算出
-対象期間:2015年3月4日時点の2015年3月1日~4月24日(GW前まで)
-国内旅行:国内宿泊、ANA楽パック、JAL楽パック

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業種
情報通信
本社所在地
東京都世田谷区玉川一丁目14番1号 楽天クリムゾンハウス
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-
代表者名
三木谷浩史
上場
東証プライム
資本金
-
設立
1997年02月