デル・テクノロジーズ、VMwareと共同で業界初のイノベーションを実現 マルチクラウドおよびエッジ ソリューションを強化

ニュースの概要
・「Dell VxRail」が、業界初の共同エンジニアリングによるHCIソリューションでデータ処理ユニット(DPU)をサポートし、アプリケーションおよびネットワークのパフォーマンス向上を実現するとともに、過去最小のシステムでVMwareのエッジ能力を拡張する新モデルを提供
・「Dell APEX」に追加された「Managed VMware Tanzu Kubernetes Grid Services」が、開発者の生産性を高めるとともに、新しいコンピュート専用オプションによって、より多くのワークロードをサポートしながら、優れた効率でインフラストラクチャーのエッジへの拡張を実現
・「Dell Validated Designs for AI」に追加された「Automatic Machine Learning (AutoML)」が、自動化した機械学習によって、AIベースのアプリケーションのより簡単・迅速な構築と展開をサポート
当資料は、2022年8月30日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳版です。
米国リリース原文:https://www.dell.com/en-us/dt/corporate/newsroom/announcements/detailpage.press-releases~usa~2022~08~08302022-dell-technologies-delivers-industry-first-innovations-with-vmware-to-power-multicloud-and-edge-solutions.htm#/filter-on/Country:en-us

2022830日、米カリフォルニア州サンフランシスコ『VMware EXPLORE』発
デル・テクノロジーズは、VMwareと共同開発した新しいインフラストラクチャー ソリューションを発表しました。新ソリューションは、マルチクラウドおよびエッジ戦略を展開している組織に、これまで以上の自動化能力とパフォーマンスを提供します。

複数のエッジ ロケーション、パブリック クラウド、オンプレミスITで構成されるマルチクラウド環境において、企業のビジネス データおよびアプリケーションは常に増え続けています。

Dell VxRail エッジにおいてこれまで以上に優れたパフォーマンスを過去最小のシステムで実現

このたび、複数の新しい「VxRail」システムとソフトウェアの強化機能を発表しました。これには、業界唯一VMwareと共同開発したHCIベースのDPUソリューションも含まれ、オンプレミスとエッジの両方におけるパフォーマンス向上を実現します(*1)。

システムのパフォーマンスが向上VMwareとの共同開発および同社のProject Montereyイニシアチブの成果として、「VxRail」システムはDPUが動作するように再設計された最新のVMware vSphere 8ソフトウェアをサポートします。これにより、アプリケーションおよびネットワーキング インフラストラクチャーのパフォーマンスが高まるとともに、これらのサービスをシステムのCPUから新しいオンボードDPUに移行させることで、TCO(総所有コスト)も改善されます。

高い要件が求められるワークロードをサポートVMwareの新しいvSAN Enterprise Storage Architecture(ESA)が一部の「VxRail」システムにてサポートされます。これにより、vSANのパフォーマンスが最大4倍向上し(*2)、高い要件が求められるミッション クリティカルなアプリケーションのサポートを強化できます。

最小のエッジ システム「VxRail」の堅牢なモジュラー ノードは、「VxRail」史上最小のフォームファクターで、優れたパフォーマンスと拡張性を実現します(*3)。高レイテンシー、低帯域幅環境への展開を可能にする業界初のオンボード ハードウェアWitness(*4)を搭載した「VxRail」のモジュラー ノードは、医療、電気・ガス・水道、デジタルシティーを含むエッジ ユースケースに最適です。

Dell APEX マルチクラウドおよびエッジ サポートをVMware環境にまで拡張

デル・テクノロジーズは、VMwareワークロードをサポートするために、「APEX」ポートフォリオを拡張しました。これによって、クラウド ネイティブ アプリケーションの開発がスピードアップするとともに、エッジで実行しているアプリケーションにコンピュートおよびストレージ リソースをより適切に割り当てられるようになります。

今回、「APEX Cloud Services with VMware Cloud」に「Managed VMware Tanzu Kubernetes Grid Services」が追加されました。これによりITチームは、アプリケーション開発にコンテナ ベースのアプローチを適用して、開発者の作業のスピードアップを支援することが可能になります。デル・テクノロジーズが管理するTanzuサービスでは、お客様は、vSphereユーザー インターフェイスでKubernetesクラスターのプロビジョニングを実行できます。また、クラウド ネイティブ アプリケーションを従来型のアプリケーションと同じプラットフォーム上で構築、テスト、実行することにより、開発作業をスピードアップすることが可能になります。

「APEX Private Cloud」および「APEX Hybrid Cloud」は、新しいコンピュート専用オプションを提供し、これらのオプションによって、より多くのワークロードをサポートできるようになるだけでなく、コンピュートおよびストレージ リソースを個別にスケールアップすることで、ITインフラストラクチャーの効率を高めることが可能になります。お客様は、導入時は小規模に始め、その後ITニーズの変化に合わせてインフラストラクチャーをスケールアップしていくことができます。また、コンピュート専用インスタンスを「APEX Data Storage Services」のようなデル・テクノロジーズのストレージにつなぐことで、エンタープライズ ストレージ データ サービスを使用することもできます。

Dell Validated Designs for AI – AutoML AI人工知能によりデータ サイエンスを民主化

「Dell Validated Designs for AI – Automatic Machine Learning(AutoML)」は、自動化した機械学習モデルによって、あらゆるスキル レベルのデータ サイエンティストによるAIベースのアプリケーション開発をサポートします。

このソリューションには、H2O.ai、NVIDIA、VMwareソフトウェアを搭載したテスト/実証済みの「Dell VxRail」ハイパーコンバージド インフラストラクチャー(HCI)構成が含まれ、最大18倍高速なAIモデルを提供する自動化により(*5)、データから迅速にインサイトを引き出します。

「Dell Validated Designs for AI」を導入した企業は、導入から価値を発揮するまでの期間が20%短縮されたと報告しており(*6)、あらゆるスキル レベルのデータ サイエンティストによるAIベースのアプリケーション開発の高速化を実現しています。「VMware Tanzu in Dell Validated Designs for AI」は、コンテナのセキュリティーを強化し、お客様はVMware Tanzuサービスを使って、エッジでAIを実行することが可能になります。

提供時期について
・新しい「Dell VxRail」ソリューションは、2022年下半期より全世界で提供開始の予定です。
・「Managed VMware Tanzu Kubernetes Grid for APEX Cloud Services with VMware Cloud」は、米国、英国、フランス、ドイツ、豪州、ニュージーランドですでに提供開始しており、今後さらに世界各国・地域で提供開始の予定です。
・「APEX Private Cloud」および「APEX Hybrid Cloud」のアップデートは、米国、英国、フランス、ドイツで9月より提供開始の予定で、今後さらに世界各国・地域で提供開始の予定です。
・「Dell Validated Designs for AI – Automatic Machine Learning (AutoML) 」は、全世界ですでに提供開始しています。

デル・テクノロジーズについて
デル・テクノロジーズ(NYSE:DELL)は、企業や人々がデジタルの未来を築き、仕事や生活の仕方を変革することを支援します。同社は、データ時代に向けて、業界で最も包括的かつ革新的なテクノロジーとサービスのポートフォリオをお客様に提供しています。

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*1. 公開データによるデル・テクノロジーズ社内分析に基づく(2022年6月29日)。
*2. VMwareによる社内調査に基づく。 実際の結果は変動する場合があります。
*3. デル・テクノロジーズ社内分析に基づく(2022年8月)。
*4. デル・テクノロジーズ社内分析に基づく(2022年8月) 2023年1月に提供開始の予定。
*5. デル・テクノロジーズおよびIntel社の委託による『Total Economic Impact™』調査(2020年4月)。 実際の結果は変動する場合があります。
*6. デル・テクノロジーズおよびAMD社の委託による、「Dell Validated Designs for AI」に対するForrester社の『Total Economic Impact™』調査(2022年8月)。実際の結果は変動する場合があります。レポートの完全版はこちら(https://www.delltechnologies.com/asset/ja-jp/products/ready-solutions/industry-market/forrester-tei-dell-ai-solutions.pdf )でご覧いただけます。

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会社概要

URL
https://www.dell.com/ja-jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区大手町一丁目2番1号 Otemachi Oneタワー 17階
電話番号
-
代表者名
大塚俊彦
上場
未上場
資本金
3億円
設立
1989年06月