韓国文学で異色の4コマエッセイ 翻訳決定!心を病んだ著者が10年綴った 気持ちがすーっと軽くなる本『簡単なことではないけれど、大丈夫な人になりたい』ホン・ファジョン 著/藤田麗子 訳 6月17日発売!
HSPで話題の『「繊細さん」の本』著者、武田友紀さん推薦!
株式会社大和書房(本社:東京都文京区、代表取締役:佐藤 靖)は『簡単なことではないけれど、大丈夫な人になりたい』(ホン・ファジョン 著/藤田麗子 訳)を2020年6月17日に発売いたします。
あたたかくリラックスした絵柄が人々の心を掴み、多岐にわたって活躍している韓国人イラストレーターのホン・ジョファン。彼女が仕事に追われ、不安に苛まれ心を病む。都会での生活に終止符を打ち、精神科に通いながら自身の心と向き合い、その様子を絵日記風4コマエッセイで出版。瞬く間に共感や反響を生んだ。
韓国文学ムーブメントのなかで異色の4コマエッセイが話題
空前の韓国文学ブームが到来。本国で130万部突破、社会現象となった『82年生まれ、キム・ジヨン』(チョ・ナムジュ)も日本で10万部を超えるベストセラーとなり、それに続くように韓国翻訳本が近年、続々出版され話題となっている。
本国で25万部のベストセラーとなり日本でも話題の『あやうく一生懸命生きるところだった』(ハワン)は、受験・就職・結婚など常に競争を繰り広げるお国柄に一石を投じた。
また韓国の格差社会を風刺した映画『パラサイト』がアカデミー賞を受賞し話題となるなど、今まで当たり前だった価値観に辟易とした空気が流れはじめている。
虚無感に苛まれながらも毎日必ず書き綴った内容に共感の声
仕事のプレッシャーや将来への不安で、深い憂鬱さと無気力感に苛まれる都会生活を離れ、父親と妹と地方で暮らし始める。ベッドから出られず、何も手につかない日々でも、ほぼ毎日ノートに日記を書き続けていた。日々の何気ない事が愛おしく思えることもあれば、何をしてもダメな日もある。それでも自分と向き合うことですこしづつ前進している、そんな様子が共感されています。
内容を一部ご紹介します
「疑い」
「それぞれの洞窟」
常に不安が問題だ。自分だけがそうじゃないとはわかっていても、まったく慰めにならない。
私の不安は、私の不安なのだ。
来年はまた、どうやって生き延びなければならないのだろうか。__ 2016.12.25.(本文より)
PROLOGUE
一つ目の箱 悲しくはないし 腹立たしいわけでもないのに
二つ目の箱 ほどほどに うまくやろうと決めました
三つ目の箱 もっともっと 上手に泣ける人になりたいです
四つ目の箱 再び薬を飲みながら
五つ目の箱 大丈夫、何もかも大丈夫
EPILOGUE
【著者プロフィール】
ホン・ファジョン
1993年1月、いつになく雪がしんしんと舞い降りた日に釜山で生まれた。高校時代にふとしたきっかけで絵日記を書いて以来、10年間、絵日記を書き続けている。
2015年にイラストエッセイ『一人でいたくない日』を上梓した後、本格的にフリーランスのイラストレーターとして活動を始め、出版社、企業、行政機関などさまざまな媒体で活躍している。
【翻訳者プロフィール】
藤田麗子(ふじた・れいこ)
フリーライター&翻訳家。福岡県福岡市生まれ。中央大学文学部社会学科卒業後、実用書、韓国エンターテインメント雑誌、医学書などの編集部を経て、2009年よりフリーライターになる。韓国文学翻訳院翻訳アカデミー特別課程第10期修了。訳書に『宣陵散策』(クオン)、著書に『おいしいソウルをめぐる旅』(キネマ旬報社)などがある。
【書籍概要】
書名 :簡単なことではないけれど、大丈夫な人になりたい
著者 :ホン・ファジョン
翻訳 :藤田麗子
発売日 :2020年6月17日
販売元 :株式会社大和書房
本体 :1500円+税
URL :http://www.daiwashobo.co.jp/
- HSPで話題の『「繊細さん」の本』著者、武田友紀さん推薦!
韓国文学ムーブメントのなかで異色の4コマエッセイが話題
空前の韓国文学ブームが到来。本国で130万部突破、社会現象となった『82年生まれ、キム・ジヨン』(チョ・ナムジュ)も日本で10万部を超えるベストセラーとなり、それに続くように韓国翻訳本が近年、続々出版され話題となっている。
この本が生まれた背景――韓国社会の闇
本国で25万部のベストセラーとなり日本でも話題の『あやうく一生懸命生きるところだった』(ハワン)は、受験・就職・結婚など常に競争を繰り広げるお国柄に一石を投じた。
また韓国の格差社会を風刺した映画『パラサイト』がアカデミー賞を受賞し話題となるなど、今まで当たり前だった価値観に辟易とした空気が流れはじめている。
虚無感に苛まれながらも毎日必ず書き綴った内容に共感の声
仕事のプレッシャーや将来への不安で、深い憂鬱さと無気力感に苛まれる都会生活を離れ、父親と妹と地方で暮らし始める。ベッドから出られず、何も手につかない日々でも、ほぼ毎日ノートに日記を書き続けていた。日々の何気ない事が愛おしく思えることもあれば、何をしてもダメな日もある。それでも自分と向き合うことですこしづつ前進している、そんな様子が共感されています。
内容を一部ご紹介します
「疑い」
「それぞれの洞窟」
常に不安が問題だ。自分だけがそうじゃないとはわかっていても、まったく慰めにならない。
私の不安は、私の不安なのだ。
来年はまた、どうやって生き延びなければならないのだろうか。__ 2016.12.25.(本文より)
【目次】
PROLOGUE
一つ目の箱 悲しくはないし 腹立たしいわけでもないのに
二つ目の箱 ほどほどに うまくやろうと決めました
三つ目の箱 もっともっと 上手に泣ける人になりたいです
四つ目の箱 再び薬を飲みながら
五つ目の箱 大丈夫、何もかも大丈夫
EPILOGUE
【著者プロフィール】
ホン・ファジョン
1993年1月、いつになく雪がしんしんと舞い降りた日に釜山で生まれた。高校時代にふとしたきっかけで絵日記を書いて以来、10年間、絵日記を書き続けている。
2015年にイラストエッセイ『一人でいたくない日』を上梓した後、本格的にフリーランスのイラストレーターとして活動を始め、出版社、企業、行政機関などさまざまな媒体で活躍している。
【翻訳者プロフィール】
藤田麗子(ふじた・れいこ)
フリーライター&翻訳家。福岡県福岡市生まれ。中央大学文学部社会学科卒業後、実用書、韓国エンターテインメント雑誌、医学書などの編集部を経て、2009年よりフリーライターになる。韓国文学翻訳院翻訳アカデミー特別課程第10期修了。訳書に『宣陵散策』(クオン)、著書に『おいしいソウルをめぐる旅』(キネマ旬報社)などがある。
【書籍概要】
書名 :簡単なことではないけれど、大丈夫な人になりたい
著者 :ホン・ファジョン
翻訳 :藤田麗子
発売日 :2020年6月17日
販売元 :株式会社大和書房
本体 :1500円+税
URL :http://www.daiwashobo.co.jp/
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