飲酒運転防止に向けた取り組みについて

Luup

株式会社Luup(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:岡井大輝、以下「Luup」)は、電動キックボードの利用者増加とともに一部で発生している違法走行の現状、そして2022年9月25日に発生した交通事故も踏まえ、関係省庁並びに業界団体と協議を行った上で、飲酒運転防止に向けた取り組みを更に強化することといたしました。

なお、本取り組みは東京海上ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長グループCEO:小宮暁、以下「東京海上」)と連携(※1)して進めるものです。これにより、電動キックボードの交通ルールへの理解が更に浸透することを目指します。
※1…東京海上とLuupが資本業務提携し電動キックボードの安全性向上のための協業を開始(https://luup.sc/news/2021-10-13-tokiomarine/
 
  • 新たな安全対策の概要
① 繁華街における一部ポートでの有人での安全啓発活動
都内の主要な繁華街で、酒類を提供し、かつ深夜まで営業されている飲食店が集中する場所に近いポートや、深夜の利用数の多いポートにて、一定期間・時間帯にて、警備員を配置し、安全啓発活動を行います。対象ポートで乗車する方へお声がけを行い、飲酒運転が違法であることを伝達し、飲酒していないかを確認するとともに、東京海上とLuupが共同で制作した電動キックボードのご利用ガイドブックを配布します。以下期間と時間にて試行した上で、以後は不定期に実施してまいります。

・対象期間:10月中の週末を中心に、利用データに基づき平日も実施
・対象時間:22:00〜6:00
・実施内容:対象ポートでLUUPを利用する方へ警備員による声がけ、飲酒していないかの確認、東京海上とLuupが共同で制作した電動キックボードのご利用ガイドブックの配布

② 利用時の注意喚起画面のアップデート:飲酒運転が発覚した利用者はアカウント停止となる旨を強調
飲酒運転に関するアプリ内での注意喚起を強化しました。電動キックボードのライド前には、毎回飲酒運転について注意を促す画面を表示させていますが、「飲酒運転が発覚した利用者はアカウント凍結される」旨や、法律上も罰則規定がある点を強調する内容にアップデートしました。

アプリ起動時に表示されるポップアップ画面アプリ起動時に表示されるポップアップ画面

電動キックボードのライド開始前に毎回表示される注意喚起画面電動キックボードのライド開始前に毎回表示される注意喚起画面

 
  • Luupのこれまでの安全への取り組み
Luupは、電動キックボードがより安全・便利に利用できるためのルール整備に向けて、「新事業特例制度」を用いた実証実験に参加しています。本実証実験下において、様々な安全対策を講じてまいりましたが、今回の事故を重く受け止め、安全性向上に向けた不断の検証を進めていくとともに、飲酒運転の防止や交通ルール遵守の取組みをより一層徹底してまいります。これまでの、Luupが実施してきた安全への取り組み(一部)は以下の通りです。

● 運転免許証の登録
LUUPの電動キックボードに乗車するためには、LUUPアプリを通して電動キックボードに乗ることができる有効な免許(普通免許等)の画像を登録いただく必要がございます。

● 交通ルールテストの全問正解
LUUPの電動キックボードに乗車するためには、LUUPアプリを通して走行ルールの確認テストを受講いただき、全問を連続正解で合格する必要がございます。本テストは、関係省庁により監修、作成されています。

※運転免許証の登録と交通ルールテストの全問正解は、電動キックボードの実証実験に参加するにあたり、当社を含む全事業者は以下の対応をユーザーに義務付ける必要があります。
 

LUUPの電動キックボードに乗車するためには、事前の免許証登録と、交通ルールテストに合格する必要があります。LUUPの電動キックボードに乗車するためには、事前の免許証登録と、交通ルールテストに合格する必要があります。

交通ルールテストは、全問に連続で合格する必要があります。交通ルールテストは、全問に連続で合格する必要があります。

交通ルールを理解いただき、運転免許証の登録が完了しているにもかかわらず、一部の悪質な利用者による違法走行(飲酒運転、歩道走行等)が発生した場合は、当社としては以下の対応を行っています。

● 警察と連携し、重大な違反が確認できた際にはアカウント凍結等の措置
飲酒運転等の重大な違法走行が確認された場合、当社ではアカウント凍結などの対応をとっており、電動キックボードのご利用をご遠慮いただいています。なお本実証において、凍結が解除され、再度電動キックボードが利用可能になることはありません。

以上の安全対策に加えて、利用者に安心してLUUPに乗車いただけるよう、以下の取り組みも実施してまいりました。

● 利用時における自動的な保険適用
LUUPのご利用料金内に保険料が含まれる形でのサービス提供を行っています。ルールを守ってLUUPをご利用いただいている皆様においては、自賠責保険と任意保険が適用され、対人・対物賠償・ご自身の怪我がカバーされています。

● サービス提供エリア各地での安全講習会
地元の企業やエリアマネジメント団体、警察と一緒に安全講習会を開催しています。2021年4月の電動キックボードシェアリング開始以降、合計40回以上の安全講習会と乗り方ガイダンスを実施してまいりました。

 

安全講習会の様子安全講習会の様子

● 車両のアップデート
Luupの電動キックボードは、これまでに11回のアップデートを重ねてきています。実証実験を通して得られたデータや、乗っていただいた方の感想を元に、ボディをより頑丈にし、前輪のサイズを従来の電動キックボードと比較して大きくなるよう開発し、スタンドの強度やサスペンションの改良などを行ってきました。今後も、誰もが安全に乗ることができるよう、機体の改善を重ねてまいります。

● 東京海上と共同で、電動キックボードのご利用ガイドブックを制作
電動キックボードは、法整備前の実証実験の段階にあることもあり、走行ルールが複雑で、乗ることをためらう方がいらっしゃるのも事実です。そのような方々に向けて、個人所有キックボードとのルールの違いも含め、乗り方や禁止事項などを解説したガイドブックを東京海上ホールディングスと共に制作し、配布させていただいています。本ガイドブックは、Speaker Deckでも無償で全ページを公開しています。

URL:https://speakerdeck.com/luup_pr/dian-dong-kitukubodofalsegoli-yong-gaidobutuku-luup 
参考:「電動キックボードのご利用ガイドブックを東京海上と共同制作」https://luup.sc/news/2022-02-17-kickboard-guidebook/

その他、YouTubeでの交通ルール動画の公開や、LUUPアンバサダーによるルール啓発投稿等、さまざまな取り組みを行っています。

Luupは、電動キックボードの正しい走行ルールの啓発に引き続き力を入れてまいります。今後ともLUUPをご愛顧賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。


【株式会社Luupについて】
株式会社Luupは、電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティのシェアリングサービスを通して、街じゅうを「駅前化」する新しい短距離移動インフラをつくります。現在、電動キックボードと電動アシスト自転車の高密度なシェアリングサービスを東京・大阪・京都・横浜・仙台で提供しています。電動マイクロモビリティの普及によるCO2削減と、ご高齢の方も乗ることができる新しい電動モビリティの導入を実現し、すべての人が安全・便利に移動できる持続可能な社会をつくります。
・所在地:東京都千代田区神田佐久間町三丁目21-24 AKIHABARA CENTRAL SQUARE 4階
・代表者:岡井大輝
・創業:2018年7月
・URL:https://luup.sc/
・アプリダウンロードURL:https://luup.onelink.me/Myjb/cfcdb04a

※LUUPアプリは、iOS 14 以降、iPhone 6 以降、Android OS 8.0 以降の端末でお使いいただけます。※LUUPアプリは、iOS 14 以降、iPhone 6 以降、Android OS 8.0 以降の端末でお使いいただけます。

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会社概要

株式会社Luup

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URL
https://luup.sc/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区神田佐久間町三丁目21番地24 AKIHABARA CENTRAL SQUARE 4階
電話番号
-
代表者名
岡井大輝
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2018年07月