モルフォ、「自動車シミュレータ」分野向け技術開発に着手。自動運転開発の効率化へ、dSPACE社イベントにて初公開

モルフォ

株式会社モルフォ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平賀 督基、東証グロース市場:3653、以下モルフォ)は、自動車シミュレータ分野向けの技術開発に着手します。取り組みの一環として、実車の走行データからシミュレータ用の走行シナリオを自動で作り出す技術の開発を進めています。

本技術は、2026年9月17日(木)にTAKANAWA GATEWAY Convention Centerで開催される「dSPACE Japan User Conference 2026」にて初公開されます。

◆ 高まる自動車シミュレータの重要性

自動運転や先進運転支援システム(ADAS)の開発では、実際に車を走らせて確認するテストに加えて、コンピュータ上の仮想空間で様々な運転状況を再現し、安全性を検証する「シミュレータ」の活用が急速に広がっています。危険が伴う場面やめったに起きない状況を、実車走行だけで無数に再現するのは現実的ではないためです。この流れは自動運転技術の普及とともにさらに加速すると見込まれており、自動車シミュレータの市場は今後急拡大していく分野と位置づけられています。

一方で、シミュレータ上で再現する運転状況(シナリオ)を作る作業は現在も人手による作業が中心であり、開発現場の負担になっています。

◆ モルフォの取り組み

モルフォは10年以上にわたり、ADAS・自動運転向けの画像処理・AI技術の研究開発に取り組み、その技術は量産車両にも搭載されてきました。この知見を車に搭載する技術だけでなく、こうした「開発・検証」の工程にも活かせると考え、自動車シミュレータ分野向けの技術開発に新たに着手します。

その取り組みの一環として今回発表するのは、実車で取得した映像や位置情報から、シミュレータで使える走行シナリオを自動的に作り出す、開発中のAI技術です。生成したシナリオは人の手で自由に書き換えられる形で出力されるため、試験車両を1回走らせて得たデータが、条件を変えながら何度でも使い回せる「シナリオ資産」になります。これにより、シナリオ作成にかかる時間とコストを大幅に削減し、より効率的な自動運転・ADAS開発の支援に貢献します。

(図)AD/ADAS開発における、シナリオ生成の役割
(図)開発技術の機能概略図

◆ dSPACE Japan User Conference 2026にて初公開

モルフォは2026年9月17日(木)にTAKANAWA GATEWAY Convention Centerで開催される「dSPACE Japan User Conference 2026」にパートナーとして出展し、本技術を初公開します。

主催のdSPACE社は、自動車の電子制御システムの開発・検証ツールで30年以上の実績を持ち、世界の大手自動車メーカーに広く導入されている、この分野を代表するグローバル企業です。特に、自動運転・ADASの開発は仮想環境での検証(シミュレータ)なしには成立しないとの認識が業界に広がる中、dSPACE社はその中核を担うツールを提供し続けています。モルフォは今回、そのユーザーコミュニティに向けて本技術を発表します。

出展概要

モルフォのブースでは、開発中のシナリオ自動生成技術をご紹介します。映像管理システム(IVS※1)で抽出した走行映像から走行シナリオを生成し、自動車シミュレータ(AURELION※2)上で実車の走行シーンを再現するまでの流れをご覧いただけます。

※1:Intempora Validation Suite(IVS)は、dSPACEグループが提供する、記録済みデータを用いたテスト・トレーニング・妥当性確認を支援するクラウドベースの検証ツールチェーン

※2:AURELIONは、dSPACEが提供する、ADAS/自動運転の認知・運転機能をテスト・妥当性確認するためのセンサシミュレーション・可視化ソリューション

イベント概要

名称

dSPACE Japan User Conference 2026

日時

2026年9月17日(木)10:00〜17:30

会場

TAKANAWA GATEWAY Convention Center B2F

参加費

無料(事前登録制)

対象

dSPACE製品ユーザー、導入検討中の企業の方、開発エンジニア・研究者

公式WEBサイト

https://www.dspace.com/ja/jpn/home/company/events/dspace_events/dspace-japan-userconference-26.cfm

昨年JUC2025開催時の様子(dSPACE Japan提供)

<Appendix> 講演概要

あわせて、「自動車シミュレータ向けシナリオ生成技術のご紹介:AI・画像処理による次世代ソリューション」と題した講演に、ソリューション事業部 マネージャーの佐藤夕介がスピーカーとして登壇します。

タイトル:

「自動車シミュレータ向けシナリオ生成技術のご紹介:AI・画像処理による次世代ソリューション」

概要:

実車で撮影した映像から、自動車シミュレータで使える走行シナリオを自動生成し、人が編集できる形へ変換するまで ―― モルフォが新たに創出した自動車シミュレータ向け技術をご紹介します

講演者:

ソリューション事業部 マネージャー 佐藤夕介


dSPACEについて

dSPACEは、コネクテッドカー、自動運転車両および電気自動車を開発するうえで必要なシミュレーションおよび妥当性確認のソリューションを提供するグローバル企業です。同社のエンドトゥエンドのソリューションは、自動車メーカーやサプライヤが、実車での試験が可能になる前に、ソフトウェアやハードウェアの各種コンポーネントをテストするために活用されています。また、自動車産業だけでなく、航空宇宙や産業オートメーション、およびその他の産業分野でもdSPACEは開発パートナーとして選ばれ、その知識と経験はさまざまな現場に活かされています。同社の製品ポートフォリオは、シミュレーションや妥当性確認向けのソリューションからエンジニアリング、コンサルティングサービス、トレーニングやサポートまで幅広くカバーしています。

ドイツのパーダーボルンにある本社と、ドイツ国内の4つのプロジェクトセンター、米国、イギリス、フランス、クロアチア、スウェーデン、イタリア、韓国、日本、中国およびインドにある子会社を含め、世界中で2,900名以上の従業員が製品・サービスを提供しています。

詳細についてはhttp://www.dspace.comをご参照ください。


株式会社モルフォについて

モルフォは「画像処理/AI」の高度なアルゴリズムを核に、顧客価値の最大化を目指しています。

主力のライセンス事業では、世界屈指の製品開発力を持つスマートフォン・半導体メーカー各社へ技術を提供し、現在はその実績を多彩なスマートデバイスへ展開しています。

また、車載や産業IoT分野において、最先端の知見を活かした研究開発型の受託開発や共同研究を推進。デバイス上での高度な解析を可能にするAI技術を提供し、イメージング・テクノロジーによる社会実装を牽引しています。

所在地:東京都千代田区神田錦町 2-2-1 KANDA SQUARE 11階WeWork内

代表者:代表取締役社長 平賀 督基(まさき)、【博士(理学)】

設立:2004年5月26日

資本金:100,000千円(2026年4月1日現在)

事業内容:画像処理およびAI(人工知能)技術の研究・製品開発。スマートフォン・半導体・車載・産業IoT向けソフトウェア事業をグローバルに展開。

ホームページ:https://www.morphoinc.com/

Facebook:https://www.facebook.com/morphoinc

X:https://twitter.com/morpho_inc

お問い合わせ先

株式会社モルフォ 広報担当 佐藤

TEL:090-1051-0138

お問い合わせフォーム: https://www.morphoinc.com/contact

*モルフォ、Morphoおよびモルフォロゴは株式会社モルフォの登録商標または商標です。

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会社概要

株式会社モルフォ

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URL
https://www.morphoinc.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区神田錦町 2-2-1 KANDA SQUARE11階 WeWork内
電話番号
-
代表者名
平賀督基
上場
東証グロース
資本金
18億5894万円
設立
2004年05月