株式会社GROWTH VERSE、総額29.2億円の資金調達を実施、累計調達額は54.8億円に
~2年で3件目のM&Aも実施。AI 開発と M&A の加速で事業拡大へ~

株式会社GROWTH VERSE(本社:東京都港区、代表取締役会長 兼 CTO:南野 充則、代表取締役社長 兼 CEO:渡部 知博、以下GROWTH VERSE)はこの度、総額9.2億円のシリーズCラウンド資金調達、また、みずほ銀行より借入した20億円と合わせて、総額29.2億円の資金調達を実施したことをお知らせいたします。当社は、これまでエクイティによる資金調達21.6億円および銀行からの借入4億円の累計25.6億円の資金調達を実施しており、このたびの調達により累計調達額は54.8億円になります。
今回の資金調達は、新規株主であるNBジャパン・アセンダント・クロスオーバー株式ファンド1号投資事業有限責任組合、株式会社デジタリフト、ならびに個人投資家を引受先とする第三者割当増資によって行われました。
NBジャパン・アセンダント・クロスオーバー株式ファンド1号投資事業有限責任組合は、米国ニューヨークに本社を置く独立系資産運用会社、ニューバーガー・バーマン・グループの日本法人であるニューバーガー・バーマン株式会社が運用するファンドです。
また、株式会社デジタリフトとは資本業務提携を結び、デジタルマーケティング領域における営業強化、サービス開発の強化を進めて参ります。
詳細:株式会社GROWTH VERSEとの資本業務提携に関するお知らせ
資金調達の背景と今後の展望
今回の資金調達は、主に以下の目的のために活用されます。
-
AI開発の加速: 既存のAI SaaSの機能強化に加え、新たなAIソリューションの開発を推進します。
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M&Aの強化: AI関連技術や顧客基盤を持つ企業のM&Aを積極的に行い、事業領域の拡大と成長を加速させます。
株式会社電話放送局の子会社化と事業拡大について
この資金調達に合わせ、2025年7月1日付で、IVR(自動音声応答)クラウドサービス開発・販売において業界最大規模の実績を持つ株式会社電話放送局(本社:大阪府大阪市、代表取締役:森 正行、以下「電話放送局」)をM&Aにより子会社化したことを発表いたします。
今回のM&Aにより、電話放送局がこれまで培ってきたIVRのノウハウと、GROWTH VERSEのAIの知見を組み合わせることで、より人間らしい応答が可能な音声AIサービスの開発・提供を目指します。GROWTH VERSEは従来のマーケティング・セールス領域に加え、カスタマーサポート(電話応対)領域へと事業を展開してまいります。例えば、当社のマーケティングAI SaaS「AIMSTAR」と連携させることで、顧客一人ひとりにパーソナライズされた電話応対を実現し、顧客体験の向上に貢献します。
また、音声領域におけるAI活用は今後の成長性・市場性が高い一方で、音声データの希少性も高い状況です。IVRサービスを長年提供し音声データの取り扱いに長けている電話放送局と一緒になることで、GROWTH VERSEは音声AIサービス領域のリーディングカンパニーを目指します。
なお、本M&Aは、2024年5月に実施した人流分析AI SaaS「ミセシル」の事業譲受、同年11月に実施した売上管理AI SaaS「Zero」の事業譲受に続く3件目のグループインです。

経営体制変更
また、2025年7月1日付で、以下の経営体制に変更いたしました。

新役職 |
氏名 |
旧役職 |
代表取締役会長 兼 CTO |
南野 充則 |
代表取締役CTO |
代表取締役社長 兼 CEO |
渡部 知博 |
代表取締役CEO |
取締役CFO |
諸冨 圭輔 |
取締役CFO |
社外取締役 |
加山 博規 |
社外取締役 |
社外取締役 |
古森 茂幹 |
社外取締役 |
監査役 |
金山 杏佑子 |
監査役 |
社外監査役 |
伊藤 光茂 |
社外監査役 |
社外監査役 |
坂元 英峰 |
社外監査役 |
GROWTH VERSEについて
GROWTH VERSEは、「BUILDING AI to maximize Business Growth」をミッションに掲げ、M&Aや事業会社・金融機関とのアライアンスを駆使し、AI革命時代のリーディングカンパニーを目指しています。業務のあらゆる側面を代替するAI SaaSの時代において、より多くのお客様を支援し信頼関係を築き上げ、多くのデータと成功事例を元にAIサービスを再学習・進化させ、お客様への貢献を最大化することが重要だと考えています。
当社は、自社でゼロからサービス開発・営業を行うだけでなく、M& Aや事業会社・金融機関とのアライアンスを積極的に活用することで、最速・最短での事業進化と顧客基盤の拡大を目指しています。
直近の事業状況
GROWTH VERSEの業績は、エンタープライズ企業向けの安定性の高いストック型収益を中心に順調に伸長しています。マーケティングAI SaaS「AIMSTAR」は、オンラインB2C企業の顧客データを分析・活用し、エンゲージメント強化を実現するプロダクトとして、大手通販、金融業界を中心に多数採用されており、その伴走支援体制も高く評価されています。
また、2024年5月に人流分析AI SaaS「ミセシル」、2024年11月には売上管理AI SaaS「Zero」を事業譲受し、従来のオンラインB2C企業に加え、オフラインB2C企業へもサービス提供を拡大しています。当社は引き続きAI SaaS領域において、未上場時からM&Aを行うことで非連続的な成長を実現し、2027年9月期までに既存事業の成長およびM& Aにより売上5〜10倍を目指してまいります。

資本業務提携を結んだデジタリフトからのコメント

取締役COO 田中友幸氏
GROWTH VERSE社は、AI SaaSプロダクトに強みを持つだけではなく、顧客企業の伴走支援を行いながら、その声に丁寧に、そして柔軟にお応えする高いビジネスマインドを持った企業であると協業当初から感じております。
この企業姿勢こそが、当社の成長事業モデルである「デジタルコンサルティングファーム」として、ワンストップで顧客企業へのマーケティングDX支援を行うための重要な価値創造パートナーであり、今後共に事業成長を実現する真のパートナー企業であると確信しております。
今回のアライアンスを実現できたことを嬉しく思うとともに、より両社の価値を高め、成長に尽力していきたいと考えています。
AIMSTARについて
「テクノロジー × プロフェッショナルで企業の潜在成長力を最大化する」をプロダクトパーパスに、企業における顧客のLTV最大化を実現するマーケティング AI SaaSです。日本を代表する大手企業様をはじめ、様々なBtoC事業者様に対しての導入実績を有しております。
製品URL:https://aimstar.net
◆主な導入実績◆ (社名50音順、敬称略)
イトキン、ウィゴー、ヴェントゥーノ、エニグモ、オークローンマーケティング、貝印、クラブツーリズム、再春館製薬所、ジュピターショップチャンネル、ソフマップ、DINOS CORPORATION、TBSグロウディア、ディーニーズ、東海東京証券、三菱地所 等
ミセシルについて
ミセシルは、スマホビッグデータを活用した、自店・競合店・商圏の人流分析AI SaaSです。業界トップクラス3,000万人の位置情報、4.8億UBのWEB閲覧履歴、1.8億枚の購買レシートデータ、国勢調査データを掛け合わせたデータ分析を行います。
製品URL:https://growth-verse.ai/miseshiru/
Zeroについて
Zeroは、現在でも多くの施設で紙での運用が行われているテナントの売上管理業務を、デジタル運用にリプレイスする売上管理AI SaaSです。テナント側・管理者側双方の負担を軽減します。
製品URL:https://growth-verse.ai/zero/
会社概要
「 BUILDING AI to maximize Business Growth 」をミッションとして掲げ、データ×AIで企業の成長力を最大化するためのAI SaaS「AIMSTAR」「ミセシル」「Zero」の開発・販売などを事業としています。
会社名:株式会社GROWTH VERSE
代表者名:代表取締役会長 兼 CTO 南野 充則、代表取締役社長 兼 CEO 渡部 知博
設⽴⽇:2021年6⽉
所在地:〒105-6238 東京都港区愛宕2-5-1 愛宕グリーンヒルズMORIタワー38F
Tel:03-5956-3426
Fax:03-5956-3427
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