Green Device 2010にて低炭素社会を支える最新ソリューションを紹介
2010年11月10日(水)~11月12日(金):千葉 幕張メッセ
STマイクロエレクトロニクス ブース:ホール5、No.5821
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世界をリードする半導体メーカーの1社であるSTマイクロエレクトロニクス
(NYSE:STM、以下ST)は、Green Device 2010において、太陽電池、LED、
スマートグリッドおよび2次電池分野向けの最新ソリューションを出展します。
STの先進的な技術とシステム・ノウハウを融合させたこれらのソリューションは、
限りある資源を有効活用する低炭素社会の実現に貢献します。ブースでは、各種
デモンストレーションをはじめ、製品や開発ボードを多数用意しています。
STブースで紹介する主なソリューション
太陽電池
・太陽電池分野では、マイクロ・インバータ向けに、電力最適化機能と電力変換
機能を兼ね備えた業界初のICであるSPV1020のデモを実施します。同製品は、
各パネルの最大電力追従(MPPT、Maximum Power-Point Tracking)を個別に
設定できるため、隣接モジュールの性能に関係なく各パネルからの抽出電力を
最大限確保できます。ブースでは、同製品を用いた回路構成と既存のショットキー・
ダイオードを用いた回路構成でパネル上に影がある場合の発電量の違いをご覧
頂けます。
・また、各太陽電池パネルからさらに多くの送電を可能にするため、低損失パワー・
スイッチと高精度コントローラを集積して、バイパス・ダイオードと同等の機能を
実現したSPV1001のデモを行います。同製品は、従来のショットキー・ダイオード
と比べて、動作時の発熱を低く抑えることができるため、電力損失を低減するだけ
でなく、ジャンクション・ボックス内のヒートシンクの小型化・低価格化が
可能です。ブースでは、既存のショットキー・ダイオードとの発熱比較のデモを
行います。
・太陽電池パネルを搭載したモバイル機器用バッテリ・チャージャICである
SPV1040のデモを実施します。このデモでは、直列に接続された太陽電池パネルが
実際に発電したエネルギーをMPPT昇圧制御する様子をご覧頂けます。SPV1040は、
従来の複数の太陽電池セルからの発電を制御する製品とは異なり、1個の太陽電池
セルからの昇圧が可能です。さらに、MPPT機能を搭載しているため、太陽電池
パネルの出力を最適化し、最大発電量を確保することができる画期的な製品です。
LED
・LED照明分野では、Zigbee通信機能を搭載したリモコンにより、屋内用の高機能
LED照明システムの操作を行うデモを実施します。同デモには、STの32bitマイコン
や8bitマイコンの他、DC-DCコンバータ等が使用されており、デモ・ボード上の
LED電球の輝度や色を遠隔操作で調整します。高レベルな制御機能をLED本来の
省電力性と組み合わせることで、さらなる消費電力の低減を可能にします。また、
日本国内で多く採用されている非絶縁バック・トポロジおよびEN61000-3-2の力率
規格に準拠したLED電球向けドライバ VIPer(3W出力)のデモも行います。
・LEDバックライト分野では、大型LEDバックライトTV用ドライバ・ソリューション
であるLED7708のデモを実施します。ドライバICにDC-DCコンバータを集積した
同製品は、LEDドライバの全チャネルの入力電圧を検知し、LEDバス電圧を最適化
します。また、TV画面の中で部分的に明暗を調整するローカル・ディミング機能に
対応しており、LEDバックライトTVの低消費電力化に大きく貢献します。
スマートグリッド
・電力線通信分野では、様々なスマートグリッド・アプリケーションの技術要件と
プロトコル規格に容易に適合し、柔軟性と拡張性の高いSTの新しい電力線通信
プラットフォーム「STarGRID」を用いて、電力メータの自動検針のデモを実施
します。このデモ・キットには、ARM(R) Cortex-M3(TM)コアを採用した32bit
マイコン STM32および電力線通信用トランシーバIC ST7580が搭載されており、
自動検針等のスマート・メータに必要とされる機能に対応する開発ツールとして
利用できます。
2次電池
・リチウム・イオン・バッテリの充電をトータルに制御するSTBC21のデモを実施
します。同製品は、ポータブル機器のバッテリ充電器や本体に搭載され、優れた
バッテリ保護や、充電時間、表示、電流および電圧の高精度な制御を行うことで、
バッテリ充電器の高効率化を実現しています。また、2011年よりリチウム・イオン・
バッテリに適用されるPSE安全規格にも準拠しています。このデモでは、STBC21を
搭載したデモ・ボードを実際に充電し、充電状況の確認・制御を行います。
さらに、STブースでは、CMOSセンサによって人間の顔を検知し、PCモニタのオン・
オフを切り替える省電力ソリューションのデモを展示する他、DisplayPort規格
準拠のレシーバICを用いた3Dゲームのデモを行います。また、STがLG Display社
との協力の下、VESAへ提案したiDP規格に準拠した業界初のブリッジ・チップ
セットを使用したデモも展示します。
STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体
ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な技術力
と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、
戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することにより、マルチメディア・
コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて他社の追随を許さない
リーダーとなることを目指しています。2009年の売上は85.1億ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人:http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語):http://www.st.com
STマイクロエレクトロニクス ブース:ホール5、No.5821
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世界をリードする半導体メーカーの1社であるSTマイクロエレクトロニクス
(NYSE:STM、以下ST)は、Green Device 2010において、太陽電池、LED、
スマートグリッドおよび2次電池分野向けの最新ソリューションを出展します。
STの先進的な技術とシステム・ノウハウを融合させたこれらのソリューションは、
限りある資源を有効活用する低炭素社会の実現に貢献します。ブースでは、各種
デモンストレーションをはじめ、製品や開発ボードを多数用意しています。
STブースで紹介する主なソリューション
太陽電池
・太陽電池分野では、マイクロ・インバータ向けに、電力最適化機能と電力変換
機能を兼ね備えた業界初のICであるSPV1020のデモを実施します。同製品は、
各パネルの最大電力追従(MPPT、Maximum Power-Point Tracking)を個別に
設定できるため、隣接モジュールの性能に関係なく各パネルからの抽出電力を
最大限確保できます。ブースでは、同製品を用いた回路構成と既存のショットキー・
ダイオードを用いた回路構成でパネル上に影がある場合の発電量の違いをご覧
頂けます。
・また、各太陽電池パネルからさらに多くの送電を可能にするため、低損失パワー・
スイッチと高精度コントローラを集積して、バイパス・ダイオードと同等の機能を
実現したSPV1001のデモを行います。同製品は、従来のショットキー・ダイオード
と比べて、動作時の発熱を低く抑えることができるため、電力損失を低減するだけ
でなく、ジャンクション・ボックス内のヒートシンクの小型化・低価格化が
可能です。ブースでは、既存のショットキー・ダイオードとの発熱比較のデモを
行います。
・太陽電池パネルを搭載したモバイル機器用バッテリ・チャージャICである
SPV1040のデモを実施します。このデモでは、直列に接続された太陽電池パネルが
実際に発電したエネルギーをMPPT昇圧制御する様子をご覧頂けます。SPV1040は、
従来の複数の太陽電池セルからの発電を制御する製品とは異なり、1個の太陽電池
セルからの昇圧が可能です。さらに、MPPT機能を搭載しているため、太陽電池
パネルの出力を最適化し、最大発電量を確保することができる画期的な製品です。
LED
・LED照明分野では、Zigbee通信機能を搭載したリモコンにより、屋内用の高機能
LED照明システムの操作を行うデモを実施します。同デモには、STの32bitマイコン
や8bitマイコンの他、DC-DCコンバータ等が使用されており、デモ・ボード上の
LED電球の輝度や色を遠隔操作で調整します。高レベルな制御機能をLED本来の
省電力性と組み合わせることで、さらなる消費電力の低減を可能にします。また、
日本国内で多く採用されている非絶縁バック・トポロジおよびEN61000-3-2の力率
規格に準拠したLED電球向けドライバ VIPer(3W出力)のデモも行います。
・LEDバックライト分野では、大型LEDバックライトTV用ドライバ・ソリューション
であるLED7708のデモを実施します。ドライバICにDC-DCコンバータを集積した
同製品は、LEDドライバの全チャネルの入力電圧を検知し、LEDバス電圧を最適化
します。また、TV画面の中で部分的に明暗を調整するローカル・ディミング機能に
対応しており、LEDバックライトTVの低消費電力化に大きく貢献します。
スマートグリッド
・電力線通信分野では、様々なスマートグリッド・アプリケーションの技術要件と
プロトコル規格に容易に適合し、柔軟性と拡張性の高いSTの新しい電力線通信
プラットフォーム「STarGRID」を用いて、電力メータの自動検針のデモを実施
します。このデモ・キットには、ARM(R) Cortex-M3(TM)コアを採用した32bit
マイコン STM32および電力線通信用トランシーバIC ST7580が搭載されており、
自動検針等のスマート・メータに必要とされる機能に対応する開発ツールとして
利用できます。
2次電池
・リチウム・イオン・バッテリの充電をトータルに制御するSTBC21のデモを実施
します。同製品は、ポータブル機器のバッテリ充電器や本体に搭載され、優れた
バッテリ保護や、充電時間、表示、電流および電圧の高精度な制御を行うことで、
バッテリ充電器の高効率化を実現しています。また、2011年よりリチウム・イオン・
バッテリに適用されるPSE安全規格にも準拠しています。このデモでは、STBC21を
搭載したデモ・ボードを実際に充電し、充電状況の確認・制御を行います。
さらに、STブースでは、CMOSセンサによって人間の顔を検知し、PCモニタのオン・
オフを切り替える省電力ソリューションのデモを展示する他、DisplayPort規格
準拠のレシーバICを用いた3Dゲームのデモを行います。また、STがLG Display社
との協力の下、VESAへ提案したiDP規格に準拠した業界初のブリッジ・チップ
セットを使用したデモも展示します。
STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体
ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な技術力
と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、
戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することにより、マルチメディア・
コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて他社の追随を許さない
リーダーとなることを目指しています。2009年の売上は85.1億ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人:http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語):http://www.st.com
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