ServiceNow、セキュリティおよびリスクに対応するための自律型AIエージェントの提供を開始、企業の自己防衛力を加速

ServiceNow Japan合同会社

※本資料は、2025年5月7日(米国時間)付けで米国ServiceNow, Inc. が発表した報道資料の抄訳版です。

  • CiscoおよびMicrosoftとのパートナーシップに加え、ServiceNowが提供するコンプライアンス機能の拡充により、防御のあり方は受動的な対応から自律的なレジリエンス(回復力)へと加速的に移行し、組織に対して強固で効率的かつ倫理的なソリューションを提供

ServiceNow(NYSE:NOW)は本日、年次カスタマーおよびパートナーイベント「Knowledge 2025」において、企業のセキュリティとリスク分野において、新たなエージェンティックなステージを開始し、自己防衛型の企業の台頭を支えるためのAIエージェントを発表しました。今回発表した新たなエージェント群は、ServiceNowの業界をリードするセキュリティおよびリスクソリューション内で提供されており、一貫性の向上、有益な洞察の抽出、対応時間の短縮を目的として設計されています。さらに、MicrosoftおよびCiscoとのパートナーシップに加え、ServiceNowが提供するセキュリティおよびコンプライアンス機能の拡充により、防御のあり方は受動的対応から自律的なレジリエンスへと加速的に移行し、組織に対して強固で効率的かつ倫理的なソリューションを提供します。

現在、多くの脅威は被害が発生してから初めて検知され、コンプライアンス上のギャップは監査時になってようやく明らかになります。サイバーセキュリティチームは、絶えず進化する脅威の状況に対応するためにすでに手一杯の状態にあり、膨大なアラートや手作業のタスクに埋もれ、対応の遅れや重大なリスクの見落としを招いています。IDCの「Worldwide SOAR and Firewall Automation Market Shares, 2023」レポート(文書番号:US52710424、2024年12月)では、次のように述べられています。「ServiceNow Security Operationsは、ServiceNow Storeで利用可能な数百のセキュリティツールやアプリケーションを横断して、包括的なオーケストレーションを可能にします。このオーケストレーション機能により、組織は既存のセキュリティツールを単一のプラットフォームに統合でき、ワークフローの効率化と、システム間での連携した対応が可能になります。」

ServiceNowが持つ、複雑かつ部門横断的なプロセスを大規模にオーケストレーションする深い専門知識は、AIエージェントが企業全体にわたってスピードと精度をもって行動できるよう設計されている基盤となっています。ServiceNowは、脆弱性への対応を自動化し、インシデント解決のための動的なプレイブックを構築することで、わずかな時間が重要となる現代において、企業がセキュリティ、リスク、コンプライアンスを管理するあり方そのものを変革しています。

ServiceNowのグループバイスプレジデント兼セキュリティおよびリスク製品担当ゼネラルマネージャーであるルー・フィオレロ(Lou Fiorello)は、次のように述べています。「AIは、サイバーセキュリティとリスク管理のルールを書き換えつつあります。CISO(最高情報セキュリティ責任者)たちは、生産性を高め、保護力と対応力を向上させるためにAIを活用し、より大きなインパクトをスケールさせようとしています。だからこそServiceNowは、適切な人間による監督のもとで、セキュリティの成果重視の新たなAIエージェントを単一のプラットフォーム上で提供することで、組織がより迅速に行動し、より賢明に対応し、進化する脅威に先手を打てるよう支援しています。」

AIに加えて、ServiceNowが提供する機能は、世界水準のリスクベース脆弱性管理から、包括的なエクスポージャー管理ワークフローにまで拡張しています。エンドポイント検知や対応ツール、ウェブアプリケーションファイアウォールといった補完的なコントロールに対する可視性が強化されたことで、組織はより包括的なリスク軽減アプローチを取ることが可能になりました。また、すでに提供されているServiceNowの脅威インテリジェンスプラットフォームは、さらなるセキュリティケース管理機能の追加によって強化され、新たに発生する脅威に対して、先回りした的確な対応を実現できるようになります。

ServiceNowは、セキュリティ分野のリーダーであるMicrosoftおよびCiscoとのグローバルパートナーシップを拡大することも発表しました。これらの連携は、AI同士が連携するエコシステムの構築と、AIに対するセキュリティおよびガバナンスの提供に重点を置いています。これらの統合により、ServiceNowのワークフローインテリジェンスと、MicrosoftおよびCiscoのエンタープライズ領域における専門知識が組み合わさり、より広範な可視性、迅速な検知、そして高度に連携された対応が実現されます。ServiceNowは、MicrosoftおよびCiscoとともに、進化する脅威に先手を打ちつつ、AIを業務に安心して取り入れられるよう、顧客を支援します。

セキュリティの枠を超えたリスク管理

ServiceNowは、AI主導の世界において、企業がリスクを管理する方法を再定義しています。AIインベントリ、ライフサイクル管理、コンプライアンスの全体把握に特化した新たなAI Control Tower機能により、企業はAIの利用状況を完全に可視化・統制でき、プロセス全体にわたって倫理的な運用と説明責任を確保できます。さらに、ServiceNowの新しいDigital Operational Resilience Management(DORM)ソリューションは、リスク管理の領域をセキュリティの枠を超えて大きく拡張し、企業が今日の複雑なデジタル環境に伴う業務中断、コンプライアンス上の課題、新たなリスクへの対応力を高めることを可能にします。

これらのソリューションは、組織がデジタル資産を保護し、業務のレジリエンスを最適化できるよう支援します。ServiceNowは、データの完全性から事業継続性に至るまで、幅広いリスクに対応することで、企業が進化する脅威に先手を打ち、重要なアプリケーションを安定的に稼働し続けられるようにします。

未来のセキュリティを、自律的に

今日のCISOには、単に脅威を管理するだけでなく、ビジネスのレジリエンスを支える役割も求められています。こうした新たなエージェント、機能、パートナーシップのすべてが連携することで、リスクを自律的に管理し、ビジネスを保護し、コンプライアンスを確保する――そうした自己防衛型のセキュリティフレームワークの基盤が築かれます。世界中のリーディング企業に信頼されるプラットフォームとして、ServiceNowは業界全体にわたってセキュリティオペレーションの変革を加速させており、企業が進化し続ける脅威環境に対して、より高いレジリエンス、先回りの対応力、そして堅牢なセキュリティを実現できるよう支援します。

これらすべてを支えているのが、企業全体にわたってインテリジェンスとアクションを統合するServiceNow AI Platformです。このプラットフォームは、中心となるAI Control TowerとWorkflow Data Fabricによって、部門間の分断を解消し、意思決定を加速させ、レジリエンスを全社規模で実行可能にする単一のアクション基盤を提供します。

提供開始について

すべての機能は、本日より提供開始します。

追加の情報について

ServiceNow Knowledge 2025については、こちらのリンクをご参照ください。

以上

ServiceNowについて

ServiceNow(NYSE: NOW)はAIを人々のために活用しています。私たちはイノベーションのスピードに順応し、信頼・信用できるヒューマンセントリックな(人中心の)アプローチを遵守して製品とサービスを展開することで、あらゆる業界のお客様の組織が変革できるよう支援しています。ServiceNowのビジネス変革のためのAIプラットフォームは、人、プロセス、データ、デバイスをつなぎ、生産性を高め、ビジネスの成果を最大化します。

詳細はこちらをご参照ください。 www.servicenow.com/jp/

将来見通しに関する記述の使用

本プレスリリースには、ServiceNowのAIエージェントの革新に関連する期待、信念、計画および意図に関する『将来見通しに関する記述』が含まれています。これには、将来の製品機能および提供内容、ならびにServiceNowにとっての期待される利益に関する記述が含まれます。将来見通しに関する記述は、既知および未知のリスクや不確実性の影響を受ける可能性があり、また、実際の結果が将来見通しに関する記述によって示された内容や示唆された内容と大きく異なる原因となる不正確な前提に基づいている可能性があります。これらのリスクや不確実性が現実のものとなる場合、または前提が誤っていることが判明した場合、当社の業績は、将来見通しに関する記述で表明または示唆された業績とは大きく異なる可能性があります。当社は、将来見通しに関する記述を更新する義務を負わず、またその意図もありません。将来見通しに関する記述と実際の業績が大きく異なる可能性のある要因には、以下のようなものが挙げられます。(i)製品機能および提供内容の実行における遅延や予期せぬ困難・費用、(ii)AIに関連する規制環境の変化、(iii)製品機能および提供内容への投資に見合う売上が得られるかどうかの不確実性。当社の財務状況およびその他の業績に影響を及ぼす可能性のある要因の詳細については、当社が随時米国証券取引委員会(SEC)に提出する書類に記載されています。

© 2025 ServiceNow, Inc.無断転載を禁じます。ServiceNow、ServiceNowロゴ、Now、およびその他のServiceNowマークは、米国およびその他の国々におけるServiceNow, Inc.の商標および/または登録商標です。その他の会社名、製品名、ロゴは、関連する各社の商標である場合があります。

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代表者名
鈴木 正敏
上場
海外市場
資本金
-
設立
2013年09月