大東建託、２０年３月末でＺＥＨ賃貸住宅の契約数が１１７棟に

２０３０年までにＣＯ２排出量の１６％削減を目指す

大東建託株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：小林克満）は、２０１７年１１月、静岡県で国内初となる戸建てのＺＥＨ基準を満たす賃貸集合住宅を完成させて以降、ＺＥＨ賃貸住宅の商品化に取り組み、２０１８年４月より、受電方式の異なる２商品「ＬＵＴＡＮ ＳＯＬＥＩＬ（各戸受電方式）」と「ＬＵＴＡＮ（低圧一括受電）」を販売しています。２０２０年３月末時点で、契約数は１１７棟１,２００戸となり、これらのＺＥＨ賃貸住宅によるＣＯ２排出削減効果は、約７万５,０００ｔ-ＣＯ２となる見込みです。

当社は、２０１８年５月、ＺＥＨをさらに推進するため、経済産業省と環境省が登録制度を設けている「ＺＥＨデベロッパー」に登録認定されています。高断熱複層ガラスや高性能断熱材の採用により、賃貸住宅の断熱性能を高めエネルギー消費量を削減し、さらに各住戸に接続する太陽光パネルを標準で搭載することにより、ＺＥＨ基準を達成する賃貸住宅を積極的に供給しています。
今後も、ＺＥＨ基準を満たす集合住宅を供給する建設業者として、環境負荷の少ないＺＥＨ賃貸住宅の普及を促進し、２０３０年までに当社賃貸住宅の使用時に排出されるＣＯ２排出量の１６％削減を目指します。

■大東建託のＺＥＨ賃貸住宅「ＬＵＴＡＮ ＳＯＬＥＩＬ（ルタンソレイユ）」と「ＬＵＴＡＮ（ルタン）」の特徴

●オーナー様と入居者様の双方がメリットを得られる各戸受電方式
日中発電した電力を入居者様が使用し、余剰分をオーナー様が売電する、オーナー様と入居者様双方が創エネメリットを受けられる賃貸住宅です。共用部に、災害時利用できる自立型のコンセントを設置しているため、太陽光発電中は入居者以外の方も使用することが可能です。

 

●低圧一括受電システムを用いた大東建託オリジナルＺＥＨ賃貸住宅
低圧での電力受電、余剰電力の売電、各住戸における太陽光発電電力の自家消費などを、電力会社との間で当社グループが一括して管理する低圧一括受電システムを採用した賃貸住宅。太陽光発電システムのリース料収入によるオーナー様の事業性向上や、入居者様の光熱費削減などのメリットがあります。

■大東建託の環境に配慮した住宅設備
当社は、入居者様が生活するうえで消費するエネルギー量とＣＯ２排出量を削減することを目的として、環境に配慮したさまざまな住宅設備の導入を進めています。
断熱性能

●多層構造の外壁
サイディングや構造用面材、グラスウールなどの多層構造の外壁により気密性・断熱性を高め、四季を通じて快適な住環境を保ちます。
●機密性の高い壁式構造
天井・壁・床の面を密着させる気密性の高い壁式構造です。
●アルミ樹脂複合サッシ（Ｌｏｗ-Ｅ複合ガラス）
熱の出入りが大きい窓には、アルミ樹脂複合サッシを採用することで高い断熱性を確保し、夏は涼しく冬は暖かい住環境を実現します。また、冷暖房によるエネルギー消費を低減し、温室効果ガス排出量の削減に貢献します。

 

省エネルギー

●ＬＥＤ照明
照明にはLED照明を用いることで、光熱費を抑え、環境にやさしい住まいを  提供しています。
●節湯Ｃ１対応水栓
レバーが中央の時は、お湯にならない水優先吐水機能の付いたレバーに  より、水とお湯を使い分けて節水が可能となります。

当社は今後も、賃貸住宅の太陽光設備搭載と高断熱化、省エネルギー設備の設置を進め、地球環境、オーナー様、入居者様にメリットのある商品を開発していきます。