長野県諏訪市と環境保全、福祉の向上を目的とした連携協定を締結
-市内の資源循環、CO2排出量削減に向けた取り組みや子どもたちへの支援を実施-
エプソンは、自社の持つ商品やサービス、人材といったさまざまな資産を活用し、創業の地である諏訪市と共に持続可能な社会を目指すため、このたび、諏訪市と環境連携協定と福祉連携協定をそれぞれ締結しました。
1.環境保全・脱炭素社会実現などを図るための環境連携協定
目的
エプソンと諏訪市は、それぞれが保有する人的資源、ノウハウなどを有効に活用しながら、相互の連携および協力を強化し、環境保全・脱炭素社会の実現などを図ります。
具体的な取り組み
【1】諏訪市の資源循環・脱炭素支援
エプソンは諏訪市に対して、既に諏訪市役所に導入済みの乾式オフィス製紙機「PaperLab」によって生成された再生紙のさらなる活用を促します。生成された再生紙はすでに市役所や学校関係にて活用が開始されていますが、今後はより多くの諏訪市民に利用いただくことで、諏訪市の資源循環の取り組みを支援します。また諏訪市役所内のプリンターを、インク吐出に熱を使わないエプソンのインクジェットプリンターへの置き換えを進めていくことで、プリンターによる消費電力量を削減します。
【2】子どもたちへの環境教育支援
エプソンは、諏訪市や産業廃棄物回収業者と協業し、市内の小中学生にエプソンの「PaperLab」を使った古紙再生体験の場を提供します。また再生紙の活用方法やリサイクルについて考えてもらう実践型環境教育支援を行います。これらの取り組みを通して、市内の小中学生にリサイクルなど環境に対する意識向上を促します。
【3】諏訪市のバス、清掃車のCO2排出量削減支援
エプソンは、諏訪市を通して諏訪市内の清掃車やバスにGPSトラッキングシステムを提供し、位置と加速度情報のデータ収集、動向把握を行います。今後、取得されるデータを分析し、清掃車やバスの循環ルートの最適化を検討していきます。それにより、諏訪市のCO2排出量削減に向けた取り組みへの支援を進めます。
【4】双方の資源活用による、公共交通機関を使用した地域活性化支援
エプソンは、GPSトラッキングシステムを活用して観光客や諏訪市民に対し、公共交通機関を使って諏訪市内にある観光地を巡るオリエンテーリング(※1)を新たに創出します。
公共交通機関を使用し観光地を巡ることで、自家用車によるCO2の排出を抑制し、新たな体験の提供により、諏訪市観光の動機を生み、地域の活性化を図ります。
※1 オリエンテーリングとは 地図をもとに、定められたエリア内に設置された多数のチェックポイントをできるだけ多く制限時間内にまわり得点を集めるスポーツ。
2. 市内の子どもたちへの支援を図るための福祉連携協定
目的
エプソンと諏訪市は、地域の子どもの貧困問題解決のために活動している団体への寄付を通して、市内の未来を担う子どもたちを支援します。
具体的な取り組み
子どもの教育や生活の安定・向上のための支援
エプソンは、諏訪市内のひとり親家庭、児童養護、ヤングケアラーを対象として活動をしている団体に対し、1件あたり最大100万円を支援します。支援内容は教育や生活の安定の向上に資するものとし、地域の社会課題解決と地域経済の活性化に貢献します。
エプソンは今後も地域社会と共にさまざまな資産を活用して、持続可能でこころ豊かな社会の実現に取り組んでいきます。
以上
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。