栃木県下野市の路線バスで自動運転実証をスタート

　関東自動車株式会社（本社：栃木県宇都宮市、代表取締役：吉田　元、以下　関東自動車）、株式会社みちのりホールディングス（本社：東京都千代田区、代表取締役グループ CEO：松本　順、以下 みちのりHD）は、栃木県下野市にて関東自動車が運行する自治医大病院線（自治医大駅～自治医大病院）において、栃木県が実施する自動運転システムを導入した路線バスの本格運行を目指した挑戦＝「ABCプロジェクト」の一環として自動運転車両の走行実証を2024年1月16日（火）～2024年2月19日（火）に実施します。また本事業は、国土交通省が実施する「地域公共交通確保維持改善事業費補助金（自動運転実証調査事業）」にも栃木県が採択されています。本実証では自動運転技術を路線運行するバスに適用するため、開発が進む技術の適用可能性の検証および地域住民の社会的な受容性を検証することを目的としています。また、将来の本格実装に向けたリスクアセスメントなども検討します。本実証でのこれら結果を踏まえ、営業運行するバス路線におけるレベル4実装を目指します。

 

【実証実験の概要】

●走行予定ルート：自治医大駅～自治医大病院前

　・片道：約0.9㎞

　・バス停3か所

　・平日19便、土日祝日19便を運行

●走行予定ダイヤ

　・走行技術検証のため、今年度の走行実証では当該路線の昼間を中心としたダイヤを自動運転走行します。（＊表中、黄色ダイヤが自動運転）

●走行予定の車両情報
　・本実証でいすゞ社のエルガミオ©をベース車両とし、先進モビリティ株式会社[1]が改造する自動運転車両を用いて実施します。本実証では自治医大病院の敷地内の一部を除き、全線でレベル2での走行を予定しております。

　　[1] 先進モビリティ株式会社（https://www.as-mobi.com/）

●車両のオリジナルラッピング

【出発式のお知らせ】

 実証実験に先立ち、2024年1月14日の10:00から自治医大病院東口駅前ターミナル（栃木県下野市医大前３丁目１３−３）にて、出発式を執り行う予定です。