国土交通省 国土審議会の地域生活圏に関する検討とりまとめにSUNDREDの提言・取組が反映
リビングラボやインタープレナー育成など、地域共創型エコシステム構築への国の支援方針が明示
100個の新産業の共創を目指す「新産業のエコシステムビルダー」SUNDRED株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役 CEO 兼 GM:留目真伸、以下:SUNDRED)は、国土交通省 国土審議会 地域生活圏専門委員会が2024年度から実施し、2025年6月13日に公表した地域生活圏に関する検討のとりまとめにおいて、当社の取り組むリビングラボの形成およびインタープレナー(越境人材)の活躍支援に関する提言内容が大きく反映されたことをお知らせいたします。
本とりまとめでは、地域の「稼ぐ力」や「持続可能な地域づくり」に向けて、産官学民の中間活動体としてのリビングラボの有効性や、越境・共創人材(インタープレナー)の重要性、首都圏等からの人材流動を促すための二地域居住や複業促進の必要性が明記されており、今後の地域政策における実装的かつ戦略的な支援の方向性が示されました。

国土交通省では、「地域生活圏」の将来像を踏まえた今後の地域政策の在り方を検討するため、2024年度より国土審議会 地域生活圏専門委員会を設置して有識者等を中心とした議論を進めてきました。そのとりまとめ(2025年6月13日公表)において、SUNDREDが推進する「新産業共創エコシステム」の思想や、具体的手法としての「リビングラボ」の組成や「インタープレナー人材(越境人材)」の育成が紹介され、これからの時代の地域生活圏において参考にすべき事例として紹介されました。
国土交通省 国土審議会 推進部会 地域生活圏専門委員会とりまとめ報告書(2025年6月)
https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001893724.pdf
特に以下の点が明記されています。
■リビングラボの形成が、産業イノベーション創出型の地域づくりにおいて重要な中間支援機能であることが明記され、「産官学民による共創の場」としてのリビングラボの意義が政策文書に明確に位置づけられました
- 地域資源や自然資本の高付加価値化を「稼ぐ力」へとつなげる仕組みとして、リビングラボやテストベッドのような拠点形成が有効であるとされ、今後の支援策の検討対象となっています。
■都市と地域を越境して共創を担う「インタープレナー(越境人材)」の活躍が、地域の持続可能な発展に不可欠であると明記され、人材像と活用方策(二地域居住、複業・副業の促進)が政策課題として取り上げられました
- インタープレナーとの協働・共創を促す仕組みづくりの必要性が示され、今後の制度設計や地域政策への具体化が期待されます。
SUNDRED代表の留目は2025年2月5日(水)に開催された「第3回地域生活圏専門委員会」に「臨時委員」として参加し、SUNDREDが各地で行う新産業共創のための取り組みと成果を紹介しました。SUNDREDでは、これまで全国各地で「アジェンダ共創」「コミュニティ形成」「プロジェクト実装」を一体で行うリビングラボを立ち上げ、地域発のスタートアップ創出・新産業形成に取り組んできました。 また、自治体・企業・大学と連携しながら、越境的に活動する「インタープレナー」の発掘・育成にも注力しており、今回の国の政策とりまとめは、これらの活動が国の地域政策において制度化・支援強化の方向にあることを示しています。
■今後の展望
SUNDREDは今後、国や自治体、地域金融機関、民間企業などとの連携をさらに深め、「地域生活圏」構想の中核的な実装モデルを各地に展開してまいります。リビングラボやインタープレナー支援の拠点化を通じて、地域の持続可能性と新たな成長の共創に貢献していきます。
■SUNDREDのIndustry-Up as a Service(エコシステムビルディングサービス)
SUNDREDは100個の新産業の共創を目指す「新産業のエコシステムビルダー」として、アカデミアの研究とプロジェクトの実践を通じて開発した「新産業共創プロセス」にもとづき、社会起点の目的を実現する新産業の共創に取り組んでいます。その最大の特徴は個社単独での新規事業の開発ではなく、新産業の共創を通じて新たな事業機会・投資機会の創出を進めていくというコンセプトにあります。社会起点の目的を多様な社会人との対話の中から共創し、新産業のナラティブとスコープ、要素をまとめたアジェンダを形成、エコシステム仮説に落とし込み、その中核となる事業(トリガー事業)を創出し成長を加速していくことで、エコシステム構築を進めていきます。
目的・アジェンダの共創を加速するソリューション「Future Board」、新産業のエコシステムの共創を推進する「新産業共創スタジオ」、組織の壁を越えて目的・エコシステムの共創をリードする「インタープレナー」の発掘・育成・ネットワーク化、多様なインタープレナーが集うリビングラボ等の「対話・共創の場」の開発・運営を通じて、新しいパラダイムに求められる新産業の創出・エコシステムの構築・社会実装を加速しています。
Industry-Up as a Service
■新しい時代における価値創造を牽引する「インタープレナー」について
SUNDREDは新しい時代における価値創造を牽引する人材として「インタープレナー」の開発に取り組んでいます。インタープレナーとは、組織の枠を超えて社会起点で発想し、オープンでフラットな対話を通じて目的を共創し、仲間とリソースを集めてプロジェクトを進め、所属する組織も動かして組織にも貢献し、目的を達成していく「社会人」のことです。全てのセクターに顕在・潜在している「インタープレナー」達が、新しい時代の価値創造の仕組みを理解し、自らの生き方について考え、動き出していくことによって新産業の共創が加速されると考えています。
SUNDREDのインタープレナー・コミュニティは、大企業、中小企業、スタートアップ、政府系公務員、自治体職員、大学研究者、医療者、教育者、プロフェッショナル、学生など各セクターから集まったインタープレナー約2,600人が参集・参画し、新産業のテーマや「実現すべき未来」について継続的に対話を行っています。令和3年度には経済産業省関東経済産業局と共同で「越境人材を中核とした新産業共創エコシステム構築事業」を推進し、「インタープレナー(越境人材)」の育成についての政策提言を実施しました。今後もSUNDREDでは「インタープレナー」の発掘・育成・ネットワーク化を加速し、インタープレナーが活躍する環境を整備していくこと新しい時代の価値創造を推進していきます。
インタープレナー
■会社紹介
企業名:SUNDRED株式会社
設立 :2017年3月設立
代表者:代表取締役 CEO 兼 GM留目 真伸

本社 :東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー
オフィス :東京都港区北青山3-6-7 青山パラシオタワー11階
事業内容:100個の新産業の共創を目指す「新産業のエコシステムビルダー」。「新産業共創スタジオ」を運営し、エコシステムのデザインを起点に成長領域にリソースを集約し、新産業を共創していく 。
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