モルフォ、フィンランドDistance Technologies社と業務提携に向けた基本合意書を締結

モルフォの画像処理・3D再構成技術と、Distance社の3D HUD技術の融合でAIのための次世代ヒューマンインターフェースの実現へ。

モルフォ

株式会社モルフォ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平賀 督基、東証グロース市場:3653、以下:モルフォ)は、自動車・防衛領域向けに、産業利用に対応した視覚情報処理及び次世代光学技術のソリューションを提供するDistance Technologies Oy(本社:フィンランド ヘルシンキ、CEO:Urho Konttori、以下:Distance社)と、次世代の空間コンピューティング分野における業務提携に向けた基本合意書(MOU:Memorandum of Understanding)を締結したことをお知らせいたします。

背景と目的

近年、自動車や防衛領域において、現実空間にデジタル情報をシームレスに重ね合わせるHUD(ヘッドアップディスプレイ)やXR技術の重要性が急速に高まっています。

モルフォは、創業以来培ってきたデジタル画像処理技術と最先端のAI(人工知能)を融合させた「イメージングAI」を強みとし、近年は画像による距離推定技術や、RGBカメラのみで高精度な3D空間を再構成する『Morpho Photogrammetry Toolkit™』など、現実空間を高精度に捉え、デジタル上で再現・活用する技術の開発に注力しています。

フィンランドに拠点を置くDistance社は、フロントガラスやヘルメットのバイザーを「見るだけで情報がわかる画面」に変える技術を開発しています。

従来のHUDが平面的な情報を重ねるにとどまっていたのに対し、同社のAI光学技術(Computational Optics)は視界全体に奥行きのある3D情報をリアルタイムで投影します。専用のメガネは不要で、ドライバーや隊員は運転・操縦中に目線を外すことなく必要な情報を得ることができます。

本MOUの締結により、モルフォが有する高精度なAI画像処理・3D再構成技術と、Distance社の次世代HUD・ライトフィールド※表示技術を組み合わせることで、現実世界とデジタル情報が同期する、これまでにない直感的な次世代の空間コンピューティング体験の創出を目指します。

※左右の目に独立した光を届けることで、メガネなしで実空間と一体化した3D映像を表示する技術

今後の展望

両社は今後、車載(モビリティ)分野および防衛分野向け視覚支援システムを中心とした技術連携および事業開発について協議を進めてまいります。

車載向け次世代HUDソリューションの共同開発

モルフォのAI画像認識・空間認識技術によって取得した高精度な周辺環境データを、Distance社のライトフィールドHUD技術を活用することで、フロントガラス上に距離や奥行きなどが直感的に認知できる、高度な運転支援・ナビゲーションシステムを実現します。

モルフォが持つ画像処理・距離推定技術と、Distance社のパノラミックな視野全体へのXR表示技術を組み合わせることで、新たな運転の体験を実現します。

防衛領域向け状況認識システムの共同開発

モルフォの『Morpho Photogrammetry Toolkit™』等の技術による3D空間再構成・画像解析技術やカメラ画像による距離推定技術などと、Distance社の車両フロントガラス・ゴーグル/ヘルメット向けXR表示技術を連携させ、操縦者・現場隊員の視界内にリアルタイムで周辺情報を表示する状況認識システムの実現を目指します。

両社代表者コメント

Distance Technologies CEO兼共同創業者 Urho Konttori

「Distance Technologiesは、最先端のメガネ不要型ビジュアルインテリジェンスおよび知覚システムの開発において世界をリードする企業です。今回、日本を代表するイノベーターであるモルフォと提携し、Distanceの先進的なField Operator HUDおよびAcuity OSと、モルフォのコンピュータビジョン技術を組み合わせ、日本市場に特化したソリューションを創出できることを大変うれしく思います。

フィンランドと日本は、長年にわたり政治・文化の両面で良好な関係を築いてきました。今回、コンピュータビジョン製品の分野でモルフォと協業することにより、テクノロジーを通じて世界を捉える新たな方法を可能にするソリューションを、両社で創り出していきます。最初の重点領域として、防衛・セキュリティ分野には大きな可能性があると考えており、その中には自衛隊向けのソリューションも含まれます。今後の取り組みに大きな期待を寄せるとともに、他に類を見ないビジュアル技術を引き続き提供していけることを誇りに思います。」

株式会社モルフォ 代表取締役社長 平賀 督基

「Distance Technologiesと提携し、同社の革新的なField Operator HUDおよびAcuity OSと、モルフォのコンピュータビジョンおよびVisual AI技術を組み合わせられることを大変うれしく思います。

両社の協業を通じて、日本市場のニーズに合わせた差別化されたソリューションの創出を目指します。最初の重点領域として、防衛・セキュリティ分野には大きな可能性があると考えています。先進的なビジュアル技術を活用することで、状況認識能力の向上や、より効果的な意思決定の支援につなげることができます。今後、両社の相互補完的な強みを結集し、より幅広い用途へと協業を拡大していくことを期待しています。」


Distance Technologiesについて

Distance Technologiesは、自動車および防衛向けに世界初となる、産業利用に対応したビジュアルインテリジェンスシステムを開発・提供しています。AI主導の光学技術(Computational Optics)により、フロントガラス・バイザー・ヘルメットなどをインテリジェントな視覚支援インターフェースに変える技術を有しています。Google Ventures(GV)などの支援を受け、VR/XR企業Varjoの共同創業者であるUrho Konttori氏らによって設立されました。

会社名: Distance Technologies Oy

所在地: フィンランド ヘルシンキ

代表者: CEO Urho Konttori

設立: 2023年

事業内容: 自動車・防衛・航空宇宙向け次世代ライトフィールドHUDおよびグラスフリーXR視覚支援システムの開発

URL: https://distance.tech/


株式会社モルフォについて

モルフォは「画像処理/AI」の高度なアルゴリズムを核に、顧客価値の最大化を目指しています。

主力のライセンス事業では、世界屈指の製品開発力を持つスマートフォン・半導体メーカー各社へ技術を提供し、現在はその実績を多彩なスマートデバイスへ展開しています。

また、車載や産業IoT分野において、最先端の知見を活かした研究開発型の受託開発や共同研究を推進。デバイス上での高度な解析を可能にするAI技術を提供し、イメージング・テクノロジーによる社会実装を牽引しています。

所在地:東京都千代田区神田錦町 2-2-1 KANDA SQUARE 11階WeWork内

代表者:代表取締役社長 平賀 督基(まさき)、【博士(理学)】

設立:2004年5月26日

資本金:100,000千円(2026年4月1日現在)

事業内容:画像処理およびAI(人工知能)技術の研究・製品開発。スマートフォン・半導体・車載・産業IoT向けソフトウェア事業をグローバルに展開。

ホームページ:https://www.morphoinc.com/

Facebook:https://www.facebook.com/morphoinc

X:https://twitter.com/morpho_inc

お問い合わせ先

株式会社モルフォ 広報担当 佐藤

TEL:090-1051-0138

お問い合わせフォーム: https://www.morphoinc.com/contact

*モルフォ、Morphoおよびモルフォロゴは株式会社モルフォの登録商標または商標です。

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会社概要

株式会社モルフォ

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URL
https://www.morphoinc.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区神田錦町 2-2-1 KANDA SQUARE11階 WeWork内
電話番号
-
代表者名
平賀督基
上場
東証グロース
資本金
18億5894万円
設立
2004年05月