6割以上の企業が対話型AI・ChatGPTの活用に前向き
進む企業内の対話型AI活用
▼主な調査結果
■6割以上の企業が活用に前向き
「貴社における、対話型AI・ChatGPTの活用状況はいかがですか?」という設問において、30.1%の企業が「組織方針・社内ルールのもと、対話型AI・ChatGPTが活用されている」と回答しました。「活用方針を検討している段階(36.9%)」を加えると6割を超え、対話型AI・ChatGPTの活用に前向きな企業の姿勢が伺えました。一方、「組織方針・社内ルールのもと、対話型AI・ChatGPTの活用は禁止されている(1.9%)」という回答もあり、少数ながらもリスクを鑑み、活用を禁止している企業もあるようです。
Q. 貴社における、対話型AI・ChatGPTの活用状況はいかがですか?
■社内教育を実施・検討中の企業は43.7%
社内での教育状況について問う設問では20.4%の企業が「社内で教育(研修や個人学習等)を実施している」と回答しました。「社内での教育・育成方法を検討中である(23.3%)」と合わせると4割強にも達し、活用に前向きであることに加え、社内教育も同時に検討している傾向が明らかになりました。また、30.1%の企業が、2024年度の新入社員研修において、対話型AI・ChatGPTに関する研修実施もしくは検討中という結果になりました。
Q. 対話型AIやChatGPT活用に関する社内での教育状況について
Q.来年度の新入社員において、対話型AI・ChatGPTに関する研修の実施を検討されていますか
■従業員のリテラシー不足が懸念
続く対話型AI・ChatGPT活用に関する今の課題を問う設問では、「従業員の対話型AI・ChatGPTに関するリテラシー不足」が45.6%ともっとも高く、また「活用をどのように促進すればいいかわからない・施策が不足している(35.9%)」「活用による情報漏洩の懸念(35.9%)」といった回答も多いことから、従業員に対し、対話型AI・ChatGPTに関する知識・スキルを付与する機会も必要であることが示唆されました。
Q. 貴社における、対話型AI・ChatGPT活用に関する今の課題は何ですか
■セミナーアーカイブ公開予定
本アンケートを実施したセミナー「対話型AIで変わる、組織と人事の未来」では、東京大学発のAIスタートアップ・GenerativeXの上田雄登氏、日清食品ホールディングスの成田敏博氏をお招きし、対話型AIを組織でどのように活用すればよいのか、その活用をどのように促していけばいいのかについて最新事例をご紹介いただきました。後日、アーカイブも公開予定です。この機会に登録・年会費無料の「J.H.倶楽部」へのご入会をご検討ください
J.H.倶楽部について:https://jhclub.jmam.co.jp/benefit.html
【アンケート概要】
調査形式:Webアンケート方式
調査時期:2023年12月20日~21日
調査対象:103名(J.H.倶楽部会員)
■日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)
1942年創立の一般社団法人日本能率協会(JMA)から1991年に分社化し、創立。主な事業は、通信教育・研修・アセスメント・eラーニングを柱とした人材育成支援事業、『NOLTY』や『PAGEM』を代表とする手帳事業、ビジネス書籍の発行を中心とした出版事業。JMAMは、一人ひとりが成長することを通じて、自分らしい豊かな人生と幸せを感じられる社会をつくりたい。そのために、「思い描く未来」に向かって一歩踏み出す人のパートナーとして伴走することを目指します。
■会員制度「J.H.倶楽部」
JMAMが運営する企業の人事・人材開発関連業務に携わる方を対象とした会員制度。皆様の未来の人材育成や組織開発を共に考えていきたいとの想いから2018年に発足しました。HR情報メディア「J.H.倶楽部」会員サイトやセミナー、交流会などを通じて実務に役立つ有益な情報を発信しています。
・ホームページ:https://jhclub.jmam.co.jp/index.html
■人材開発専門誌「Learning Design」
「人と企業の成長に寄与する有益な情報をお届けする」ことをミッションに1989年に創刊した『人材教育』を前身とする人材開発専門誌。2018年にリニューアルし、現在は『Learning Design』として隔月5日ごろに発刊しています。「J.H.倶楽部」会員サイトで最新号からバックナンバーまでお読みいただけます。
・ホームページ:https://jhclub.jmam.co.jp/learning-design.html
・facebook:https://www.facebook.com/jinzaikyoiku
・X:https://twitter.com/jinzaikyoiku
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