2026年(令和8年)年頭所感
謹んで新年のお祝いを申し上げます。
昨年は、第47代米大統領にトランプ氏が就任・第2次政権が始動し、国内では日本初の女性として高市首相が誕生するなど政治に大きな変化があった一年でした。また、経済的な観点では、米国による相互関税の実施や中国ビジネスにおける地政学リスクの高まり、国内における原材料価格やエネルギー価格の高止まりによる継続的な物価上昇など、景気の先行きが不透明な状況が続きました。一方で、デジタル化やサプライチェーン強靭化に向けた取り組みなどを背景とした企業の設備投資は拡大傾向が続き、日経平均株価は過去最高を更新する勢いを見せました。
日本システム技術(以下、「JAST」)においても、JASTグループ初の長期ビジョン「JAST VISION 2035」を公表し、創業53年目で初となる社長交代を行うなど大きな転換点となりました。そうした新しい経営体制下でも、“本質的なものを守りつつ、新しい変化を取り入れる”という価値創造への意思を継承し、「社会課題の解決にひたむきに取り組む」という変わらぬ使命を果たしてまいります。
DX&SI事業においては、引き続きSAPやSalesforce、Adobe、AWS、Pleasanterなどクラウド・ローコードソリューションの活用領域での成長を目指すとともに、急激に需要が拡大している生成AIの活用においてはAI TRiSM(AIの信頼性、リスク、セキュリティ、管理)を意識した責任あるAI活用を促進してまいります。
パッケージ事業においては、自社ブランド製品を通じて社会課題の解決に挑み、より良い社会づくりに寄与します。戦略的大学経営システム「GAKUEN」シリーズにおいては、18歳人口の減少による経営の効率化が求められる市場環境の中で、国立・大規模大学がパッケージに業務を合わせる「Fit To Standard」をシステムの導入方針とした需要の増加への対応やアルムナイ(卒業生)向けサービス「ALUPA」の推進による生涯学習プラットフォームへの進化を目指します。また、金融機関向け情報系統合パッケージ「BankNeo」においては、今後もニッチなサービス展開によるラインナップ拡充を目指し、セキュリティ要件の厳しい金融業界でも安心してご利用いただけるオンプレミス版とSalesforce基盤を活用したクラウド版をニーズに沿って使い分けながら、地域社会に貢献する金融DXを推進してまいります。
医療ビッグデータ事業においては、少子高齢化や医療費高騰による社会保障費を含んだ財源の厳しさが加速している環境下、「健康寿命の延伸」と「国民皆保険制度の維持」を目的とした当事業の果たす役割は年々高まっております。単なるサービス提供に終わらず、蓄積されたデータを産業連携で共創していき、その結果を広く社会に還元することにより社会課題の解決につなげていく循環サイクルを目指します。
IT業界は今、大きな変革期にあります。JASTグループもその変化に対応すべく、現在策定中のJASTグループ新中期経営計画(第1期:2026-2028年)においては、事業ポートフォリオの見直しに応じて、組織も少しずつ再編していきます。従来のSI事業から高付加価値型・差別化型事業モデルへ転換し、顧客の事業創造に積極的に関与するパートナー企業へと進化することが求められています。
今年の干支は十干で「丙午(ひのえ・うま)」です。火の力が重なる干支と言われており、情熱や勢いが高まり太陽のようにエネルギーが満ち溢れる年という意味を持ち合わせています。JASTグループにおいても、不易流行の精神でこれまで培ってきた「人間力」と「技術力」を武器に挑戦心を持って、「誰もが知る課題解決企業」を目指して、未来を切り拓く1年にしてまいります。
2026年1月5日
日本システム技術株式会社
代表取締役社長 平林 卓
【本件に関するお問い合わせ先】
日本システム技術株式会社
総務部 担当:山下・石田
TEL:06-4560-1000
Mail:press@jast.co.jp

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