塾なし高校受験の勉強法とは?8割超が「学校教材」と「市販教材」で高校受験対策を実施していたことが判明。

2025年度高校入試に塾・家庭教師なしで挑んだ家庭の学習法を徹底調査。塾以外の学習法の実態が明らかに。教育費高騰時代における、家庭学習の新たなスタンダードを探る。

じゅけラボ予備校

じゅけラボ予備校は、2025年度の高校入試を塾や家庭教師を利用せずに受験したお子様を持つ40~59歳の保護者234名を対象に、「塾なしでの学習方法」に関するアンケート調査を実施しました。

その結果、最も多かった回答は「学校で配布された教材や課題を中心に学習した」で、過半数となる54.7%に達しました。次点の「主に市販の問題集や参考書を使って独学した(27.8%)」と合わせると8割以上となり、通信教育や保護者の直接指導といったイメージを抑え、最も身近な教材で対策を進める家庭が大多数であるという実態が明らかになりました。

この結果から、教育費への意識の高まりに加え、学校教育への信頼回帰や、子供の自主性を重んじる新しい家庭学習のスタイルについて、重要な示唆が得られました。

■調査概要

  • 調査概要:「塾・家庭教師を利用しなかった理由」に関する意識調査

  • 調査期間:2025/7/18~2025/9/3

  • 調査方法:インターネット調査

  • 有効回答:2025年度の高校入試を塾や家庭教師を利用せずに受験したお子様を持つ40~59歳の保護者234名

調査結果:塾や家庭教師を利用しない代わりの学習方法

調査対象: 2025年度の高校入試をお子様が塾や家庭教師を利用せずに受験したと回答した40~59歳の保護者234名

学習方法

割合

学校で配布された教材や課題を中心に学習した

54.7%

主に市販の問題集や参考書を使って独学した

27.8%

通信教育(Z会、進研ゼミ、スマイルゼミなど)を利用した

15.8%

保護者が学習計画を立てたり、勉強を教えたりした

6.4%

その他

3.8%

わからない

11.5%

>高校受験で【塾や家庭教師を利用しなかった理由】に関する調査結果はこちら

【驚きの過半数】塾なし受験生の学習法、トップは「学校の教材」が54.7%!高まる学校教育への信頼と、家庭のリアルな選択が明らかに。

今回の調査で最も注目すべきは、塾や家庭教師を利用しない家庭の過半数(54.7%)が、学習の中心に「学校で配布された教材や課題」を据えているという事実です。

これは、教育費の負担を少しでも軽減したいという経済的な側面に加え、近年のGIGAスクール構想の推進や学習指導要領の改訂により、学校で提供される教育の質そのものへの信頼が高まっていることの表れと推察されます。

「学校教材」と「市販教材」を合わせると8割超!自分のペースで学ぶ"自学自習"が新スタンダードの兆し。

「学校で配布された教材や課題を中心に学習した(54.7%)」と、「主に市販の問題集や参考書を使って独学した(27.8%)」を合わせると、実に82.5%にのぼります。

これは、塾や家庭教師といった「与えられる学習」から、子供のレベルやペースに合わせて必要な教材を選び、能動的に学ぶ「自学自習」のスタイルが主流になっていることを示唆しています。

特に、市販教材は苦手分野の克服や得意分野の伸長など、個別のニーズに細やかに対応できる点が支持されていると考えられます。

子供の主体性を尊重する動きが見られる一方で、各家庭の経済的な事情なども含めた、複合的な要因がこの結果の背景にあるとうかがえます。

>高校受験で【塾や家庭教師を利用しなかった理由】に関する調査結果はこちら

一方で通信教育の利用は約16%、保護者の直接指導は1割未満に留まる。親は"教える"から"学習環境を整える"サポート役へ変化か。

自学自習を補完するイメージの強い「通信教育」の利用は15.8%、「保護者が学習計画を立てたり、勉強を教えたりした」という直接的な関与はわずか6.4%という結果になりました。

これは、かつての「教育ママ」に代表されるような、親がつきっきりで勉強を教えるというスタイルが少数派になっていることを示しています。共働き家庭の増加といった社会背景に加え、多様な学習ツールや情報にアクセスしやすくなった現代において、保護者の役割は学習内容に直接介入することから、子供が集中できる環境を整えたり、適切な教材選びをサポートしたりする「マネージャー」や「伴走者」のような存在へと変化していることが推察されます。

まとめ

今回の調査では、塾や家庭教師を利用しない家庭における、極めて主体的で地に足のついた学習の実態が浮き彫りになりました。

半数以上が「学校の教材」を学習の主軸とし、8割以上が市販教材などを活用した「自学自習」で高校受験に臨んでいるという事実は、「塾に行くのが当たり前」という固定観念に一石を投じるものです。

これは、教育費の高騰という社会的な課題を背景としつつも、単なる消極的な選択ではありません。保護者は子供自身のペースや主体性を尊重し、子供を信じて学習環境を整える「伴走者」へと、その役割を変化させている姿がうかがえます。

画一的な受験対策から、それぞれの家庭や個性に合った学習方法を模索する時代へ。今回の調査結果は、そんな新しい高校受験の潮流が、すでに始まっていることを力強く示唆しています。

会社概要

じゅけラボ予備校では、既存の教育サービスにおける無駄を一切省いて、生徒が志望校合格に必要な勉強のみ行えるカリキュラムを提供したいという思いから、生徒一人一人に合わせたオーダーメイドの受験対策プログラムを提供しています。受験に必要な科目をすべて学べて、高校受験は14,080円~、大学受験は16,280円~の圧倒的な低価格で、経済的な事情により塾や予備校に通えない生徒さんも、志望校合格に向けて効率良く学習することができます。

社名  :じゅけラボ予備校(株式会社エンライク)

所在地 :

運営本部:〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1丁目1番3-500 大阪駅前第3ビル5階10号

教務部:〒530-0015 大阪府大阪市北区中崎西2丁目2−1東梅田八千代ビル7F-C

代表者 :代表取締役社長 後藤 智則

電話番号:0120-445-259

事業内容:教育事業(予備校・オンライン学習塾・インターナショナルスクール・教育教材のオンライン通販)、マーケティング事業

URL :https://jyuke-labo.com/

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業種
教育・学習支援業
本社所在地
大阪府大阪市北区梅田1丁目1番3-500 大阪駅前第3ビル5階10号
電話番号
06-6105-5959
代表者名
後藤智則
上場
未上場
資本金
-
設立
2014年05月