エネチェンジ、東日本大震災から10年を考える 数字で見るエネルギー業界の軌跡
ENECHANGE(エネチェンジ)株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役CEO:城口洋平、代表取締役COO 有田一平)は、東日本大震災がきっかけで日本のエネルギー問題に向き合うために2015年に設立された会社です。東日本大震災から10年にあたる2020年12月には、東京証券取引所マザーズ市場への上場という大きな節目を迎えることができました。東日本大震災から10年、電力システム改革で日本のエネルギーはどう変化したのかをデータで振り返ります。
- 電力会社の数
※資源エネルギー庁「電力調査統計表」をベースにENECHANGEで作成
- 新電力シェアの推移
では、どういう会社が大きなシェアを有しているのか?に関しては、新電力上位企業の顔ぶれを見ていきたいと思います。
※電力・ガス取引監視等委員会「電力取引報」をベースにENECHANGEで作成
- シェアトップ10新電力の特徴
家庭向けのトップ10には、消費者との接点を持つサービスを提供している大手企業が並びました。大手都市ガス会社3社、大手通信会3社、大手石油会社1社、住宅メーカー1社という、いずれも電力自由化以前から顧客との対面(オフライン)での強い接点を有する企業でトップ10の9割を占めています。独立系新電力は、9位にランクインしたLooopだけとなっています。
法人向け(高圧)
契約電力が50kWh以上2,000kWh未満の高圧部門では、トップ10のうち大手電力の子会社・関連会社が5社ランクインしています。それ以外でも、大手都市ガス会社、大手石油会社、大手通信会社、大手商社など、家庭向け同様に電力自由化以前から顧客との対面(オフライン)での強い接点を有するオフラインチャンネルに強い企業が上位9社を占めています。独立系新電力は、5位にランクインしたF-Powerだけとなっています。
※資源エネルギー庁「電力需要実績」をベースにENECHANGEで作成
- 新電力への切り替え件数推移
2020年の新電力への切り替え需要増加は、電力自由化の浸透に加えて、新型コロナウイルスの影響による在宅時間の増加に伴う家庭の電気使用量増加(平均 94%増:当社調べ)などにより、切り替え数が前年同期間比(1月〜10月)において11%増加しています。尚、2020年7月に新電力から新電力への切り替えが急増した要因には、中部電力が供給管轄外の契約者を新たに設立した新会社CDエナジーへ移管した一時要因と推察します。
※電力・ガス取引監視等委員会「電力取引報」をベースにENECHANGEで作成
- 発電実績で見る日本のエネルギー電源比率
※2020年は資源エネルギー庁「発電実績」、2011年は「総合エネルギー統計」データをベースにENECHANGEで作成
- 株価の変化率でみる注目企業の変化
- 3.11以降行われてきた電力政策
- ENECHANGE株式会社代表取締役CEO 城口洋平コメント
震災から10年というタイミングを上場企業として迎えられたことを大変喜ばしく思う一方で、「脱炭素社会」の実現に向けた電力システム改革はまだ道半ばであります。当社としては、今後予定されるさらなる電力システム改革を成長機会と捉え、「エネルギーテック」サービスの展開を推進してまいります。
- ENECHANGE株式会社とは
名称 :ENECHANGE株式会社
所在地 :〒100-0004 東京都千代田区大手町2-6-2 日本ビル3階
URL :https://enechange.co.jp/
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