テラ・ルネッサンスと台湾NGO、熊本地震被災地と佐賀県を訪問し、アジアの防災連携強化へ

(左から) 県民協働課参事、佐賀災害支援プラットフォーム(SPF)共同代表、MSM、危機管理防災課副課長、弊会佐々木

2024年5月に発生した台湾東部地震は、花蓮県を中心に大きな被害をもたらし、特に観光業を主要な生計手段とするタロコ族は深刻な打撃を受けました。テラ・ルネッサンスは、これまでも世界各地で紛争や災害の被害を受けた人々の自立支援を行っており、MSMの活動理念に共感し、クラウドファンディングを通じて集まった140万元(約700万円)をMSMに提供しています。


今回のMSMの来日では、日本の災害支援の経験や知見を共有し、今後のタロコ族の生活再建、そして日台の防災協力の強化を目的としました。

熊本地震震災ミュージアム「KIOKU」(熊本県)

台湾東部地震の被災地である花蓮県と阿蘇地域は、共に山岳観光地であり、地震による被害状況や復興課題に共通点が多く見られました。阿蘇地域の復興事例は、タロコ峡谷の今後の復興に向けた貴重な教訓となりました。

佐賀災害支援プラットフォーム(佐賀県)

佐賀県危機管理防災課、県民協働課にも参画いただいた日台災害支援意見交流会では、互いの知見を共有し、学び合う有意義な機会となりました。今回の交流をきっかけに、長期的な連携を図っていく予定です。

今回の訪問は、日本と台湾のNGOが国境を越えて連携する第一歩となりました。両団体は、今回の経験を活かし、タロコ族の生活再建支援をさらに推進するとともに、アジア全体の災害支援や防災における連携を強化し、互いに学び合い、支え合う関係を築いていくことを目指します。

「夏季募金キャンペーン」のお知らせ

テラ・ルネッサンスでは現在、夏季募金キャンペーンを実施しています。テラ・ルネッサンスでは、この夏、アジア・アフリカ、ウクライナで紛争の被害を受けた方々への支援を継続し、彼ら・彼女らが明日への希望を抱くことができるよう、1,800万円の資金を集めています。


詳細:https://www.terra-r.jp/kakibokin2024.html


認定NPO法人テラ・ルネッサンス

認定NPO法人テラ・ルネッサンス

「すべての生命が安心して生活できる社会の実現」を目的に、2001年に鬼丸昌也によって設立。現在では、カンボジア、ラオスでの地雷や不発弾処理支援、地雷埋設地域の生活再建支援、ウガンダ、コンゴ、ブルンジでの元子ども兵の社会復帰支援を実施。また、日本国内では、平和教育(学校や企業向けの研修)や、岩手県大槌町で大槌刺し子を運営。2022年にはハンガリー、ウクライナにおける避難民への支援を開始。主な受賞歴:地球市民賞(独立行政法人国際交流基金)、社会貢献者表彰(公益財団法人社会貢献支援財団)、日経ソーシャルイニシアチブ国際 部門賞ファイナリスト(日本経済新聞社)、 第4回ジャパンSDGsアワード 副本部長(外務大臣)賞(外務省)、第52回毎日社会福祉顕彰(毎日新聞東京・大阪・西部社会事業団)、第1回SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞「平和の部」(公益財団法人岩佐教育文化財団)、第18回西日本国際財団アジア未来大賞(公益財団法人西日本国際財団)、第10回エクセレントNPO課題解決力賞(エクセレントNPOを目指そう市民会議)、ほか多数。国連経済社会理事会特殊協議資格NGO。

名称:特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス
所在地:京都府京都市下京区五条高倉角堺町21番地jimukinoueda bldg. 403号室
URL:https://www.terra-r.jp
理事長:吉田 真衣
設立:2001年10月31日(2014年5月30日より認定NPO法人)
事業内容:『地雷』『小型武器』『子ども兵』の課題に対するアジア・アフリカでの支援活動、および国内での『平和教育』を中心とした啓発活動 など

■ この件に関するお問い合わせ(取材)について 

認定NPO法人テラ・ルネッサンス

電 話:075-741-8786  / 問い合わせフォーム:https://forms.gle/1pXJTLAaGfNeoSA46

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会社概要

URL
https://www.terra-r.jp
業種
サービス業
本社所在地
京都府京都市下京区五条高倉角堺町21番地 jimukinoueda bldg. 403
電話番号
075-741-8786
代表者名
吉田真衣
上場
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資本金
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設立
2001年10月