ロート製薬と東大発人工サンゴ礁ベンチャーのイノカ サンゴ礁を活用し海洋生物・環境を学ぶ「サンゴ礁ハウス」始動!
~子どもたちの多様で豊かな個性を応援~
ロート製薬株式会社(本社:大阪府大阪市、社長:杉本 雅史、以下「ロート製薬」)と株式会社イノカ(本社:東京都港区、CEO:高倉 葉太、以下「イノカ」)は、2021年11月15日(月)より、子どもたちが新橋・虎ノ門(東京)でサンゴ礁の生態系を観察・研究できる環境を提供し、自らの探究心を育む学びプログラムの構築を行うべく、協業を開始します。今回の協業を通じて、子どもたちの多様で豊かな個性を開放し、海洋、そして地球を守る仲間を増やしていくことを目指して参ります。
【「持続可能な開発のための教育(ESD)」の重要性と自然教育の現状】
現在、生物多様性や環境保全に対する国際的な機運が高まる中、将来を担う子どもたちに「持続可能な開発のための教育」(ESD : Education for Sustainable Development)を広めていくことは必要不可欠です。都心
部では、本物の自然を活用して学ぶ(自然教育)機会は限られています。
自然教育は、課題解決能力や豊かな人間性などの「生きる力」を養う意義があると言われ、不透明性が増す未来社会を生きる子どもたちにとって、自己再生力(Resiliency)を身に着ける効果的な学びと言えます。
【「サンゴ礁ハウス」プロジェクト概要】
プロジェクト第一弾として、独立行政法人都市再生機構(以下「UR都市機構」)が運営管理し、今年10月にリニューアルオープンした 「新虎小屋」※1に海の生き物の住処であるサンゴ礁生態系を再現した巨大な水槽を設置します。サンゴ礁は2050年までに90%の激減が予想されています。餌やりや生き物の観察・水槽のメンテナンスなどを通じて地域の子どもたちに対して環境の学びを提供いたします。
今後、海洋生物・環境・現状と課題に触れることで得られる認知・非認知スキルに着目したプログラム提供を行い、子どもたちの興味・関心に直結する取組を推進して参ります。
※1:東京都港区の新橋と虎ノ門をつなぐ新虎通り沿いの賑わいづくりのため、ブックカフェやイベントスペースなど、まちづくりの情報発信基地として2018年オープン。新虎通りエリアプラットフォーム協議会と連携した社会実験の一環で、次世代技術やSDGsの取り組みを体感できるまちなかのショーケースに生まれ変わりました。本リリース記載のサンゴの水槽を常設する他、企画展示も実施予定です。
【ロート製薬の次世代・子どもたちへの取り組み】
学校向けに提供している、目の健康を学ぶ「ロートアイケアプログラム」、「キッザニア甲子園」“医薬研究所”パビリオンの出展、「みちのく未来基金」など次世代の社会を創る子どもたちにむけた社会貢献活動を長年実施しています。
また、2021年10月1日付で、一般財団法人ロートこどもみらい財団(代表理事:荒木 健史)を創設しました。現在の教育制度の下では十分に力を発揮しづらい子どもたちが少なくないと言われております。本財団を通じて、子どもたちが自らの個性を見つめ、発見・探究し続けられる“居場所”を提供することによって、不透明な未来社会を生きる子どもたちが自分の進むべき道を見据え、本来の力を信じ挑戦しつづけられる「ウェルビーイングの実現」に貢献して参ります。
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