都市における理想の暮らしを追求した3階建て邸宅「FREX asgard(フレックス アスガルド)」を発売
~戸建全商品において断熱等級6を標準仕様化~
旭化成ホームズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川畑 文俊)は、「ヘーベルハウス フレックス」シリーズ(重鉄・システムラーメン構造)において、都市における理想の暮らしを追求した3階建て大型邸宅商品として「FREX asgard※1(フレックス アスガルド)」を2025年1月17日より販売開始します。今後、年間で150棟の受注を目指します。
併せて、戸建全商品において断熱等級6を標準仕様化※2することをお知らせします。
◆「FREX asgard(フレックス アスガルド)」の特徴
Ⅰ.新たな天井高バリエーションと新サッシ、フルフラットベランダ拡充で重鉄の邸宅らしい豊かな空間を創出
Ⅱ.邸宅にふさわしい外壁デザイン・外壁吹付色・外装アイテムの導入で堅牢で優美な重鉄新デザインを提案
Ⅲ.重鉄・システムラーメン構造の3・4階建てでも断熱等級6の標準仕様化を実現
※1.asgard:北欧神話の神々が住まう城塞都市Asgard(アスガルド)に由来し、暮らしを豊かにする叡智を結集した都市住宅を表現した造語。
※2.住宅の品質確保の促進等に関する法律における省エネルギー基準地域区分5~7のエリアが対象です。また、プランによって等級が変わる場合があります。
■「FREX asgard」概要
Ⅰ.新たな天井高バリエーションと新サッシ、フルフラットベランダ拡充で重鉄の邸宅らしい豊かな空間を創出
重鉄・システムラーメン構造に新たな天井高バリエーションを追加。1・2階それぞれに空間の豊かさと暮らしやすさを両立した天井高2,560㎜を選択することが可能となりました。従来からある折り上げ天井「ハイルーフユニット」や「ダウンフロアユニット」を組み合わせることで、多彩な天井高バリエーションを実現します。
重鉄の魅力の1つである大開口のバリエーションも強化。新開発の大開口サッシ「スライディングマリオン」は、サッシフレームをスリム化したことでガラス面が大きくなり、全閉状態でも開放的を演出できます。同時に、熱伝導率の低いガラス面を拡大することで開口部の断熱性を上げ、重鉄ならではの大開口による解放感と高断熱の快適性の両立を実現しました。
さらに、2・3階の室内床面とのシームレスな繋がりを実現できる「フルフラットベランダ」のプラン対応力を強化。都市の敷地に合わせた複雑なベランダ形状でも対応できるようになりました。
Ⅱ.邸宅にふさわしい外壁デザイン・外壁吹付色・外装アイテムの導入で堅牢で優美な重鉄新デザインを提案
柱状節理※3をモチーフにしたランダム縦目地の外壁デザイン「ランダムバーチカル」を新たに導入。力強くシームレスな大壁面が、建物をより伸びやかに見せます。硬く希少な鉱物であるレニウム鉱をモチーフとした外壁吹付色「レニウムブラック」は、従来からある「玄武」より明度が低く、より黒く見えるマットな質感の新外壁色です。2つを組み合わせることで、壮麗な縦のラインが邸宅に伸びやかな印象を与え、重厚な黒が力強い存在感を醸し出します。
さらに、重鉄・システムラーメン構造にふさわしい重厚さと力強さを演出する新外装アイテム「ストラクチャースラブ」を新たに仕様化しました。鉄骨梁をイメージした水平なデザイン要素を加えることで、建物に広がりと安定感をもたらし、力強くおおらかなデザインが外観にアクセントを加えます。
※3.柱状節理:マグマや溶岩が冷えて固まる際に収縮してできる柱状の割れ目。
Ⅲ.重鉄・システムラーメン構造の3・4階建てでも断熱等級6の標準仕様化を実現
へーベルハウスは全商品に耐久型断熱「ヘーベルシェルタードダブル断熱構法※4」を標準仕様化しています。この度、その層構成は維持したまま3・4階建ての外壁へーベルの内側に入れる断熱材「ネオマフォーム」の厚みを70㎜※5に増強しました。さらに、新設した「スライディングマリオン」を含む引き違い系の全てのサッシを「ロングライフ次世代複合サッシ」に変更。高強度なアルミを使用することでサッシフレームをスリム化し、熱伝導率の低いガラス面積を拡大することで、耐火性と耐久性および強度に優れたアルミ樹脂複合サッシで、大開口と樹脂サッシレベルの断熱性の両立を実現しました。これにより、重鉄・システムラーメン構造の3・4階建てで断熱等級6の標準仕様化を実現するとともに、戸建全商品において断熱等級6を標準仕様化しました。
※4.参考リリース:https://www.asahi-kasei.co.jp/j-koho/press/20170426/index/
※5.平屋、2階建ての場合は60㎜が標準仕様となります。
■プロトモデルの間取り図
1階床面積:151.05㎡(45.7坪)
2階床面積:98.13㎡(29.7坪)
3階床面積:85.06㎡(25.7坪)
延床面積:334.24㎡(101.1坪)
総面積:356.97㎡(108.0坪)
建築面積:173.45㎡(52.5坪)
構造:重鉄・システムラーメン構造
販売地域:関東、東海、関西、山陽の一部、九州北部
発売日:2025年1月17日
販売目標:年間150棟
URL:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/lineup/asgard/index.html
■開発の背景
当社は創業以来、頑強な構造体と、ライフステージの変化に合わせたサービスの提供によって、長く安心して暮らせる住まいの実現を目指して参りました。創業50周年となる2022年には、当社の持つ2階建て・3階建ての技術とノウハウを結集した新躯体「重鉄制震・デュアルテックラーメン構造」を開発し、「HEBEL HAUS RATIUS|RD(ラティウス アールディー)」、「RATIUS|RD FINEST VILLA(ファイネスト ヴィラ)」の2つのコンセプトモデルを発売しました。さらに2023年には屋根タイプのコンセプトモデル「RATIUS|GR(ラティウス ジーアール)」を、2024年には「RATIUS|RD 余白の在る家」を発売しました。
今回の新商品では、3階建て邸宅の提案力強化に向け、重鉄・システムラーメン構造に新たな天井高バリエーションを追加し、新デザインの大開口サッシや重厚さを演出できる外装アイテムを導入。さらに、新外壁デザインと新外壁吹付色を新たに設定することで、3階建て大型邸宅にふさわしい構えと堅牢で優美な重鉄新デザインを実現しました。同時に、火災・地震・水害などから住まい手を守るシェルターとしての構成を維持しながら、ZEH水準を上回る断熱等級6の標準仕様化を実現することで、永く安心して快適に住まい続けていただきながら、お客さまと共に持続可能な社会への貢献を目指します。
当社は人びとの「いのち・くらし・人生」全般を支えるLONGLIFEな商品・サービスの提供を追求することで、長く、愛され続ける企業を目指しております。都市における理想の暮らしを追求した今回の新商品を提案することで、より一層、世の中に必要とされる企業を目指してまいります。
※関連リリース
「HEBEL HAUS RATIUS|RD(ラティウス アールディー)」
https://www.asahi-kasei.co.jp/j-koho/press/20220426/index/
「RATIUS|RD FINEST VILLA(ファイネスト ヴィラ)」
https://www.asahi-kasei.co.jp/j-koho/press/20221031/index/
「RATIUS|GR(ラティウス ジーアール)」
https://www.asahi-kasei.co.jp/j-koho/press/20230427/index/
「RATIUS|RD 余白の在る家」
https://www.asahi-kasei.co.jp/j-koho/press/20240528-02/index/
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