JQA 車載機器専用EMCラボ棟を東京地区・名古屋地区に新設
~国内3拠点をつなぐ『JQAオートモーティブEMCラボラトリーネットワーク』の開設により、お客さまの利便性を高めます~
一般財団法人 日本品質保証機構(本部:東京都千代田区、理事長:小林 憲明)は、自動車産業向けのEMC試験サービスに本格的に参入することを決定し、新たに東京地区と名古屋地区に車載機器専用のEMCラボ棟を建設します。これにより、自動車産業における技術革新などに伴うお客さまの多様化する試験・評価ニーズにお応えできる体制を構築します。
2019年10月に完成した大阪地区の1基に加え、新たに東京地区に2基(2021年1月開始予定)、名古屋地区に3基(2021年5月開始予定)の車載機器専用暗室を開設します。新設する暗室には、メーカーごとの異なる各種スペックに対応できる試験設備を整えるとともに、1000ボルトまで給電可能な電源設備を導入します。また、今後需要の拡大が見込まれる実環境を模擬したイミュニティ試験を可能にするリバブレーションチャンバーを東京地区と名古屋地区(中部地区初)に導入します。
さらに東京、名古屋、大阪の3拠点が連携して、当機構ならではの「JQAオートモーティブEMCラボラトリーネットワーク」を構築することで、お客さまの利便性を高め、ご要望に合わせた試験を提供する体制を整えます。
車載機器のEMC試験のご依頼・ご予約は、ぜひ当機構にご相談ください。
▼施設概要(※新設)
▼JQAオートモーティブEMCラボラトリーネットワーク
当機構は、国内各拠点の利点を最大限に活用したお客さまの利便性を高めるシームレスな試験ソリューションの提供を実現する「JQAオートモーティブEMCラボラトリーネットワーク」を開設します。各拠点それぞれの特色を活かしたサービス体制を基盤に、最新設備でのEMC試験だけでなく、Eマーク認証取得に必要となる手続き、認証に必要な申請書類の作成、世界各国への認証申請、無線通信試験や電気安全試験、製品の評価のための各種環境試験なども可能です。当機構が提供する自動車産業向けトータルソリューションサービスをぜひご利用ください。
【拠点案内】
【一般財団法人日本品質保証機構(JQA)】
1957年の設立から、一貫して日本のものづくりとサービス産業の発展を、検査や試験、検定や認証サービスで支えてきた日本の代表的な認証機関。1990年代からISO認証の普及啓発に努め、ISO 9001(品質)、ISO 14001(環境)の認証件数は国内最多の実績を誇る。
https://www.jqa.jp/
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