じげんのグループ会社で、メーカー専門の転職エージェントの株式会社タイズ、最新の求人データを基にメーカー転職最前線の市場動向・求人トレンド調査レポートを公開
タイズが今注目するメーカー職種は機械系・IT系技術職!下半期に向け盛り上がる企業の中途採用活動、専門卒の第二新卒や知見・経験のあるミドル層の採用需要が高まる!
■メーカー・製造業全体の求人数推移
メーカー・製造業における全体の求人数は、2021年1月から50,000〜70,000の間を推移しており、横ばい傾向となっています。(※参考:一般職業紹介状況(職業安定業務統計) / 一般職業紹介状況 / ~令和5年8月 https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&query=%E7%AC%AC%EF%BC%92%EF%BC%90%E8%A1%A8%E3%80%80%E6%B1%82%E4%BA%BA&layout=dataset&stat_infid=000040106199&metadata=1&data=1)
■タイズにおける求人数推移(2023年8月末時点)
下図は、メーカー・製造業に特化した求人を取り扱うタイズの2021年1月~2023年8月の各月の求人数推移です。2021年1月より右肩上がりに増加し続け、2023年8月末時点では2021年1月比2.5倍以上という結果となり、過去最高水準となっております。
■タイズにおける職種別求人数推移(2023年8月末時点)
下図は、タイズにおける2021年1月~2023年8月各月の職種別求人数推移です。タイズ全体の求人数推移増加にあたり各職種別求人推移も右肩上がりに増加し続けている中、対象期間による求人数伸び率については機械系技術職、IT系技術職の2種が上位となっており、2023年8月時点では2021年1月時点と比べ約2.5倍となっています。
■職種別求人数推移 タイズコンサルタントによる考察
なぜ機械系技術職、IT系技術職は著しい増加傾向にあるのか。それぞれの求人市場動向について、日々メーカー企業様と直接コミュニケーションを交わすタイズの専任コンサルタントならではの知見を交えながら解説します。
<機械系技術職>
機械系技術職とは、家電製品や精密機械、輸送用機器、産業用機械など、さまざまな機械製品の研究開発や製造などを行う職種です。
求人数は全体的に増加傾向で、一部の外資系企業のみ求人数が減少しています。「IoT」と呼ばれるモノのインターネット化が進んでいることに伴い、組み込みエンジニアの需要が高まっているため採用数が増加しています。また2,3年前と比べると、設計経験製品との親和性だけでなく、求職者の経験を幅広く見る傾向になっています。
機械設計の求人の内訳を見ても、設備やプラント、部品など製品サイズの大小問わず、求人数は増加しています。市場動向としては、EVシフトが加速しているため機械の4大力学(「材料力学」、「流体力学」、「熱力学」、「機械力学」)の基礎知識があり、駆動系商材の設計経験者がより求められています。
機械系技術職の求人が増加している背景として、「各社事業の景気好調」及び「技術革新の進歩」が第一に上げられます。再生可能エネルギー、自動運転、EV化、IoT化が進む中、業界に特化した人材の需要が高まっています。第三種電気主任技術者を持つ人材なしでは従事できない業務があるため、第三種電気主任技術者の資格保有者を求められる傾向が強く、また画像処理や無線(5G)に関する回路設計ニーズが高いため、アナログ・デジタル共に回路設計経験者の需要が高まっています。
<IT系技術職>
IT系技術職とは、ITサービスを支える職種もしくはシステム開発や運用に必要な職種を指します。
求人数は全体的に増加傾向です。社内SE、製造DX化、データ分析、クラウド化など様々なテーマの求人が存在しています。この10年ほどで求人レパートリーが一番増えた職種になっており、ITエンジニアの採用熱も各社非常に高くなっています。また新卒採用も含め採用難易度が最も高い求人になっています。理由としては、ITエンジニアの転職先選択肢は幅が広く、Sier、ITコンサル、Saas系企業、大手IT企業など、他の職種と比べ採用競合が数多く存在していることが挙げられます。
ITエンジニアは比較的転職回数が多く、メーカーのIT系求人に関しても、他の職種に比べ人材の入れ替わりが非常に流動的であることから、常に高い求人推移を保っている傾向もあります。
自由度の高い働き方も好まれる傾向が高く、リモート勤務、フレックスの導入なども積極的に導入している企業が多いです。難易度が高く、経験値も測れるため、応用情報技術者、PMP、情報セキュリティマネジメント、CCNP、SSCPなどの資格補修者はより求められています。
■タイズによる今後のメーカー転職市場考察
新型コロナウィルスの影響や急激な円安の影響で採用活動に慎重になっていた企業の採用再開が引き続き見られます。加えて将来的な少子高齢化による労働人口の減少や、団塊ジュニア世代の引退を見据えた技術継承者人材の確保等の人材需要の高まりにより、メーカー転職市場全体で採用活動活性化の動きが見られます。原油価格の高騰や半導体不足等からの世界経済の減速・物価高騰などの影響は受けつつも、デジタル化が急務となっており、多くの企業が人材不足となっていることから、メーカー・製造業の求人市場は総じて増加傾向が見込まれます。
2023年下半期に向け、新卒採用の採用激化から第二新卒による若手採用を強化する企業や、事業拡大に伴う組織強化から知見・経験のあるミドル層を専門性の高い人材として積極採用する企業の広がりもあり、若手・ミドル層ともに転職のチャンスが広がっています。
■メーカー(製造業)転職なら「タイズ」
一概にメーカーといっても職種・業種が様々であり、自身で一から転職先候補を比較・検討するのには多くの時間と労力を要します。メーカー経験者であっても、「自分のキャリア・経験はどのくらいの市場価値があるのか」「他のどのような業種で通用するのか」といった悩みを持つ方も少なくありません。
タイズは創業以来大手メーカーを中心に転職実績と採用支援を積み重ね、各企業・職種への深い知見とリレーションを培ってまいりました。その結果、サービスサイトに掲載されていない数多くの非公開求人を取り扱わせていただき、その中には多数の当社だけが取り扱うことができる独占求人もございます。メーカー転職に特化したタイズのコンサルタントによる第三者的な立場からの的確なアドバイスとサポートで、求職者様の転職活動を成功へと導きます。
タイズは今後とも、各企業・職種への深い知見を活かし、メーカー企業を希望する求職者に寄り添った転職ご支援に尽力してまいります。
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【調査概要】
・調査期間 2021年1月~2023年8月
・調査機関(調査主体) 株式会社タイズ
・調査対象 株式会社タイズとお取引のある企業、タイズのシステム(HRBC)の求人数
・有効回答数(サンプル数) なし
・調査方法(集計方法、算出方法)
-タイズのシステム(HRBC)より2021年1月~2023年8月の求人数、職種を抽出
-政府の統計データを参考(一般職業紹介状況(職業安定業務統計) / 一般職業紹介状況 / ~令和5年8月)
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■株式会社タイズ 会社概要
タイズは2005年の創業以来、メーカー一筋で転職支援を行っている転職エージェントです。タイズのコンサルタントはメーカーの仕事に精通しており、求職者へ専門性の高い支援が可能です。
[社名]株式会社タイズ (Ties Co.,Ltd.)
[本社所在地]大阪府大阪市北区梅田2丁目2番22号ハービスENTオフィスタワー23階
[設立年月日]2005年7月22日
[代表者]代表取締役 広岡 栄志
[事業内容]メーカーに特化した人材紹介事業
[サービス内容]Ties:https://www.ee-ties.com/
[URL]https://www.ee-ties.com/about/
■株式会社じげん 会社概要
[社名]株式会社じげん (ZIGExN Co., Ltd.)
[証券コード]3679 (東証プライム)
[本社所在地]東京都港区虎ノ門3-4-8
[設立年月日]2006年6月1日
[代表者]代表取締役 社長執行役員 CEO 平尾丈
[資本金]125百万円(2023年3月31日時点)
[事業内容]ライフサービスプラットフォーム事業
[主要グループ会社] 株式会社リジョブ 株式会社ミラクス 株式会社三光アド 株式会社BizMo
株式会社ブレイン・ラボ 株式会社Struct 株式会社ビヨンドボーダーズ
株式会社タイズ 株式会社オーサムエージェント 株式会社アップルワールド
株式会社ティ・エス・ディ 株式会社TCV 株式会社and A company
ZIGExN VeNtura Co.,Ltd 株式会社CORDA
■じげんグループについて
当社グループは、企業の存在意義であるパーパスとして「Update Your Story ― あなたを、未来に。」を掲げ、ライフイベント領域(求人・住まい・車・旅行など)において、人生の岐路に立つすべての人の未来をUpdate する40以上のサービスを提供しています。2013年に東証マザーズに上場し、2018年には東証一部へ市場変更、2022年にプライム市場へ移行いたしました。上場後は、M&Aによる事業領域の拡張へ積極的に取り組み、非連続の成長を続けています。
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