【イベントレポート】あしたからできる後継ぎへのバトンタッチ 「事業承継セミナー」開催

アンドビズ株式会社 大山敬義氏、株式会社あしたのチーム 髙橋恭介が登壇

株式会社あしたのチーム

 AIを活用した人事評価クラウドで中小企業の働き方改革をおせっかいする株式会社あしたのチーム(本社:東京都中央区、代表取締役会長:髙橋恭介、以下「あしたのチーム」)は、2019年1月30日(水)、中小規模事業者向けのM&A・事業承継マッチングサイト「Batonz(バトンズ)」‎(URL: https://batonz.jp/)を運営する、アンドビズ株式会社と、「あしたからできる後継ぎへのバトンタッチ『事業承継セミナー』」を株式会社日本M&Aセンター東京本社にて開催いたしました。

■イベントの開催趣旨
 昨今、多くの中小企業経営者が「後継者不足」に頭を悩ませています。後継者難から会社をたたむケースが急速に増加し、しかもそのおよそ5割が黒字であるにも関わらず廃業を余儀なくされています。また、中小企業の経営者の平均年齢は上昇傾向にあり、2025年には6割以上の経営者が70歳を超え、約127万の中小企業が後継者不足によって廃業する可能性があるといわれています。このまま問題を放置した場合、10年間で累計約650万人の雇用と約22兆円の国内総生産(GDP)を失う可能性があり、問題の解決は急務です。

 本セミナーでは、株式会社日本M&Aセンター 常務取締役/アンドビズ株式会社代表取締役社長CEO 大山敬義氏と、株式会社カーレントサービス 代表取締役 保坂高広氏、株式会社クオン 元取締役社長/株式会社あしたのチーム 常務取締役CTO 林田幸一をお招きし、後継者不足の具体的な解決策などについてお話いたしました。

【講演①】
組織承継を成功に導く報酬連動型人財育成プログラム

株式会社あしたのチーム代表取締役会長 髙橋恭介


 中小企業が事業承継を行う際に、対策を行うべき項目は3つあります。それは、「資産の承継」「経営資源の承継」「組織(人)の承継」です。この3つのうち「資産の承継」「経営資源の承継」に関しては先行して対策している経営者がほとんどで、多様なサポートの存在します。一方で、一番重要ともいえる「組織(人)の承継」については、サポートが少なく、時間がかかることも要因となり後回しにされています。
しかし、ここをおろそかにしてしまうと、これまでオーナー経営者のカリスマ的求心力によって支えられてきた組織は崩壊し、事業承継後に古参社員の反発や労使紛争といったリスクが高まります。
 講演では、そのような状況を防ぐためには、オーナー経営者の権限をあらかじめ社員へ委譲しておく必要があると訴えました。そして権限移譲をするためには、自発的貢献意欲(エンゲージメント)の高い社員を育成する必要があること、育成のためには行動目標の自己設定や毎月の面談といった人財育成のための仕組みを整える必要があることなどについて語りました。

【講演②】
すぐ始められる“あとつぎ探し”
株式会社日本M&Aセンター 常務取締役
アンドビズ株式会社 代表取締役社長CEO 大山敬義氏

 M&Aの方法は、企業の規模によって方法が異なります。小さな会社の売買・事業の後継探しの選択肢として、事業承継をしたい経営者と、新規事業を始めたい人をつなぐあとつぎ探し(M&A)専門サイト「Batonz(バトンズ)」のご紹介や、中小企業が承継先を選ぶポイントについて解説をいただきました。
 バトンズはインターネットを使い、誰でも簡単にあとつぎを探すことができます。ユーザー数は日本最大の2万人以上を誇り、2018年12月には譲渡情報数1,300を突破しました。契約締結の際には、M&Aの専門家によるアドバイスが受けられるため、高い成約率が実現できています。これまでに約180件の成約実績があります。

【パネルディスカッション】
株式会社日本M&Aセンター 常務取締役/アンドビズ株式会社 代表取締役社長CEO 大山敬義氏

株式会社カーレントサービス 代表取締役 保坂高広氏
株式会社クオン 元取締役社長/株式会社あしたのチーム 常務取締役CTO 林田幸一

株式会社あしたのチーム代表取締役会長 髙橋恭介




 





(左から カーレントサービス 保坂氏、あしたのチーム 林田)
 自身も起業し、20代で家業を継ぎ、さらに2018年8月末に「バトンズ」を使い運送会社の株式を買収した経験を持つ保坂氏からは、運送会社承継後の取り組みについてお話しいただきました。それまで曖昧だった報酬体系を見直し、成果を報酬に連動さたことろ1人も退職者が出ていないということから、組織整備の重要性について語りました。

 あしたのチーム 常務取締役の林田は、以前経営していたシステム会社で離職率が4割を超えていたという経験があります。離職理由のほとんどは給与(評価)によるもので、あしたのチームの人事評価制度を導入したことで離職率が低下したこと、組織の整備ができたタイミングで上場企業に株式を譲渡し、M&Aを成功することができたことなどについて話しました。

 


■アンドビズ株式会社会社概要

代表者   :代表取締役社長 兼 CEO  大山 敬義
本社所在地 : 〒100-0005 東京都千代田区丸の内一丁目8番2号
事業内容  :・インターネットを利用したM&Aマッチング
       ・経営コンサルティングウェブサイトの企画、制作、運営及び管理
       ・M&Aに関する各種教育
資本金   :1億円
設立    : 2018年4月
URL     :https://batonz.jp/

■株式会社あしたのチーム会社概要
代表者   :代表取締役会長 髙橋 恭介
       代表取締役社長CEO 赤羽博行
本社所在地 :〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX11F
事業内容  :・報酬連動型人財育成プログラム「ゼッタイ!評価®」
       ・人事評価クラウド「コンピテンシークラウド®」
資本金   :4億1,010万円(資本準備金含む)
設立    :2008年9月25日
URL     :https://www.ashita-team.com/

 

 

 

 

 

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会社概要

株式会社あしたのチーム

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URL
https://www.ashita-team.com/
業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区銀座6-10-1
電話番号
03-4577-3923
代表者名
赤羽博行
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2008年09月