会計データプラットフォームを提供するFinovoのシードラウンドにおいて出資

株式会社ジェネシア・ベンチャーズ

2025年2月20日 09時10分

株式会社ジェネシア・ベンチャーズ（代表取締役：田島聡一、本社：東京都渋谷区）は、同社が運用するGenesia Venture Fund 3号（GV-3）より、会計データの回収から加工・分析まで自動化・高度化する会計データプラットフォーム『Finovo（フィノボ）』を提供する株式会社Finovo（代表取締役：久田隆大、本社：東京都新宿区、以下：「Finovo」）のシードラウンドにおいてリード出資したことをお知らせいたします。

Finovoについて

Finovoは、2021年11月の設立以来、日本企業の経理・財務・経営企画機能が、新しいテクノロジーの導入、プロセスの自動化、データ分析の強化などを通じて、従来のScorekeeperとしての役割から戦略的パートナーとして企業の成長を支える組織へと変革する「ファイナンス・トランスフォーメーション」を実現するために取り組んでまいりました。

その第一弾が、会計データの回収から加工・分析まで自動化・高度化できる会計データプラットフォーム『Finovo』です。2023年12月にリリースし、従業員1,000名を超える大手企業からスタートアップまで規模・業種問わず幅広いお客様にご利用いただいております。

そして、この度、第二弾として、Finovoの公認会計士を中心とした専門家集団によるプロフェッショナルサービスを提供開始し、お客様のファイナンス・トランスフォーメーションをより一層支援できる体制を整えました。

会計データプラットフォーム『Finovo』

会計データプラットフォーム『Finovo』は、散在する財務データや非財務データの回収から加工・分析までノーコードで自動化・高度化できるクラウドサービスです。業績管理、予実管理、原価計算、連結管理会計、KPI管理、監査対応など様々な場面で使用する会計データを構造的かつ横断的に管理し、機械的な作業の自動化とデータ分析の高度化を通じて、企業のファイナンス・トランスフォーメーションを支援します。

新サービスについて

公認会計士を中心とした専門家集団によるプロフェッショナルサービスの提供を2月20日（木）より開始いたします。これにより企業のファイナンス・トランスフォーメーションをさらに加速してていきます。

https://finovo.co.jp/news/482

資金調達の背景

本ラウンドでの調達資金を活用して、生成AI等の新技術への投資を積極的に取り組み、プロダクト開発と社内オペレーションの高度化を加速します。また、開発体制およびビジネス体制の強化を目的とした採用およびマーケティング活動を推進してまいります。

出資について

株式会社ジェネシア・ベンチャーズ　代表取締役 / General Partner　田島聡一

企業の経営を支えるのは、財務を含めた様々な商流データであり、そこから予兆/シグナルをいかに早く、正確に得ること、そしてそれらを高い次元で未来に活かすことが求められます。しかし、ビジネスは”いきもの”であり、それらを適切に集約し、攻めのデータに変える、つまり「Finance Transformation」するのはとても難しいのが現状でした。「Finovo」は既に数多くの企業に導入されていますが、久田さん率いるTeam Finovoはまさにそれらを高いレベルで実現可能なチームであり、私たちもOne Teamとなって全力で伴走していきます。

株式会社ジェネシア・ベンチャーズ　Investment Manager　祝煜洲

Finovoは、企業の長期的価値向上に向けて、財務データを"攻め"の情報に変え、本質的な「Finance Transformation」を実現するサービスです。海外でもファイナンスの実務経験を持つ久田さん率いる創業チームの専門性の高さはもちろん、創業期とは思えないほど完成度の高いプロダクトを生み出しており、そのスピード感と実行力には驚かされました。日本企業における経営管理の高度化は、欧米企業と比べまだ大きな伸びしろがあり、Finovoはまさにこの変革を牽引する存在になると確信しています。このチャレンジの最前線で戦うFinovo Teamを、全力で応援していきます！