ブラザー、三重県の拠点で生物多様性の保全活動を推進
「斎宮こぶしの杜 三重ブラザー」を目指して
ブラザー工業株式会社(以下、ブラザー)とその子会社である三重ブラザー精機株式会社(以下、三重ブラザー)では、環境保全を目的に、地域由来の植物を中心とした豊かな森を三重ブラザーの敷地内に形成することを目指しており、新たに森を「斎宮こぶしの杜 三重ブラザー ~自然と共生し、資源が循環するモノづくり工場~」と名付けた。
この森の名前には2つの意味が込められており、「斎宮こぶしの杜 三重ブラザー」には、敷地内で発見されたコブシの木を中心に森を形成していきたいという願いが、「~自然と共生し、資源が循環するモノづくり工場~」には、トナーカートリッジのリサイクル事業などを行う三重ブラザーで、環境保全の取り組みをすすめたいという思いが込められている。
【これまでの主な取り組み】
1) 緑地などの状況を調査
【これまでの主な取り組み】
1) 緑地などの状況を調査
2) 伐採とヤギの「エコ除草」による敷地の整備
2017年2月には、地域にもともと生育していなかった植物の伐採を行うなど、敷地の整備を開始した。伐採により日光が地面まで届くことで、さまざまな植物の埋土種子が発芽する効果がある。また、人の手で草刈り作業を行っても追いつかないほど雑草が生い茂っている場所があったため、第1回のヤギによる除草を2017年9月~12月に実施。現在、2018年5月~8月の期間で第2回を実施している。
3) 地域由来の草木の植樹
2018年3月に従業員やその家族も参加する植樹イベントを実施したほか、従業員が整備した場所に、2018年6月、伊勢系ハナショウブを植えた。また、今後の植樹を目指し、近隣地域で採取したドングリの種から苗を育てているところだ。
すでに植樹した苗木やハナショウブ、以前より三重ブラザーで生息する貴重な植物を守りながら、生物多様性に富む「こぶしの杜」を実現すべく、敷地の整備や保全活動にこれからも力を入れていく。
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