宅配寿司「銀のさら」が環境にやさしい2種の容器を共同開発 主原料50%以上が天然石の新素材を使用
同商品比で年間約7.7トンのプラスチック減量の見込み、前期より63%減
■50%以上が天然石で出来ている新素材を使った容器を開発、プラスチックの大幅削減にも
宅配寿司「銀のさら」では、使い捨て容器としてこれまでプラスチック製の容器を使用しておりましたが、この度タカギ産業株式会社が開発した天然の石が主原料である新素材「L-Stone」を使用した新たな使い捨て容器2種類を開発し、2022年12月より順次使用を開始いたします。
今回開発した容器は、石の素材でできた容器となっており、主成分(50%以上)が国内産の天然資源(石灰石)となっているため、プラスチックの使用量を大幅に削減することができ、また焼却時のCO2排出も大幅に削減することができます。
また、この結果、前期の同商品におけるプラスチック使用量が年間12.1トンだったところ、今期の着地見込みは4.4トンとなり、全体で約7.7トンものプラスチックの使用量削減が見込まれており、前期と比べて63%減(同商品比)となります。
【L-Stoneについて】
L-Stoneは国産の石灰石のみを使用した「安全・安心」の容器で、
従来のプラスチック容器と比べて、プラスチック使用量や温室効果ガスの廃棄量などを大幅に削減できるため、SDGs(※1)(持続可能な開発目標)の活動を推進する事業者にとって有用な選択肢として期待されています。
同品は成分の53%が国産の石灰石(炭酸カルシウム)で、従来の容器と比べて50%以上のプラスチック使用量が削減できます。
主原料である炭酸カルシウムは膨張剤や品質改良剤など食品添加物として使用されており、安全性が確認された物質です。また、従来のプラスチック同様、耐水性・耐油性・耐熱性にも優れています。石灰石は日本国内で豊富に採れるので、海外原料に依存しない自給自足が出来る原料です。
また国産材料を使用することで、輸送にかかるCO2の排出量を見直しました。ゴミとして焼却される際のCO2も大幅削減でき結果、従来製品に比べて約36%ものCO2排出量を削減する(※2)ことに成功しました。
(※1) SDGs: 2015年9月に国連総会で採択された、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)。
全部で17のグローバル目標があり、12番目が「つくる責任、つかう責任」として、2030年までに、天然資源を持続的に管理し、効率よく使えるようにする/2030年までに、お店や消費者のところで捨てられる食料(一人当たりの量)を半分に減らす/また、生産者からお店への流れのなかで、食料が捨てられたり、失われたりすることを減らすことを目標に明示しています。
(※2)産業環境管理協会の指導と分析により排出量を算出
■世界的SDGsへの関心とコロナ禍における容器へのニーズの変化に合わせた解決策
世の中でSDGsへの関心が高まる一方で、「銀のさら」ではコロナ禍において、より衛生面を気にするお客様が増え、使い捨て容器の需要が広がりました。
宅配業界のリードカンパニーとして、資源保護への想いがあり、国が推進するSDGsの12番「つくる責任つかう責任」への取り組みにも繋がると考え、今回のプラスチック使用量の減量を実施いたしました。今後も「銀のさら」では、様々な方面からプラスチック使用量の減量を行い、地球環境保護のために取り組んでまいります。
■段階的なプラスチック減量に向けて、容器の改善施策を継続
ライドオンエクスプレスでは、2022年3月にリリースした、寿司桶容器を薄くする取組みや今回の新素材を活用した容器の開発を始め、今後も容器のプラスチック減量の取組みを継続してまいります。
次に目指す施策として、今回採用した新容器の種類と取扱量を増やし、最終的には、完全にプラスチックを使わない「脱」プラスチック容器の開発も視野に、取組みを進めています。今後も、環境保護のために、会社全体を通してプラスチック減量に努めてまいります。
【宅配寿司「銀のさら」について】
宅配寿司市場においてシェアNo.1※ブランド。
本格的なお寿司をご自宅で楽しんでいただけるよう、厳選をかさねた自慢のネタを、ふんわり炊いたすし飯とともに、一貫一貫、ご注文をいただいてからお作りしています。
お子様からご年配の方まで、「おいしいお寿司をもっと身近に」をコンセプトに、商品力・サービス力に徹底的にこだわっています。
※株式会社富士経済(外食産業マーケティング便覧2022「宅配ずし市場 2021年実績」)
「銀のさら」公式WEBサイト:https://www.ginsara.jp/
【タカギ産業株式会社 概要】
タカギ産業は、「誇りと使命を持ち、たくさんの喜びを咲顔の器で包みたい」を経営理念とし、新たな食文化の創造を全社員のミッションとし、あらゆる世代の方たちに器を提供してまいりました。当社は、早い段階より環境に配慮した素材の研究を始め、多くの製品を世の中に提供してきました。
これからも器を通じて社会に貢献することを目標に掲げて、持続可能な社会の実現に向けて、取り組んで参ります。
【株式会社ライドオンエクスプレスホールディングス 概要】
法人名 :株式会社ライドオンエクスプレスホールディングス
代表 :代表取締役社長 江見 朗
所在地 :〒108-6317東京都港区三田3-5-27 住友不動産三田ツインビル西館17階
電話 :03-5444-3850
設立 :2001年7月31日
事業内容 :フードデリバリーチェーンの経営管理業務
ホームページ :https://www.rideonexpresshd.co.jp/
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