【慶應義塾】歌う研究者たち、音楽と言語のグローバルな類似点と相違点を探求
-どの言語圏でも楽器の旋律と歌は話し言葉よりもピッチが高くゆっくりしていることが判明-
慶應義塾大学SFC研究所(神奈川県藤沢市)上席所員の尾﨑雄人筆頭著者をはじめ、環境情報学部パトリック・サベジ准教授と藤井進也准教授の研究室より合計8名の研究者は、世界各地55の言語による音楽と言語のデータを自ら録音して収集し、音楽と言語のグローバルな類似点と相違点を分析した論文を発表しました。本研究チームは全75名の共著者によって構成されます。
その結果、楽器の旋律と歌は発話よりもピッチが高く安定しており、かつ、遅いリズムを持つというパターンがほぼ例外なく各文化において見られることを明らかにしました。これにより、人類史において音楽が社会的なつながりを促進させる役割を担ってきたことが考察されています。本研究成果は、アメリカ科学振興協会発行のオープンアクセス科学学術雑誌『Science Advances』に5月15日(現地時間)に掲載されました。
その結果、楽器の旋律と歌は発話よりもピッチが高く安定しており、かつ、遅いリズムを持つというパターンがほぼ例外なく各文化において見られることを明らかにしました。これにより、人類史において音楽が社会的なつながりを促進させる役割を担ってきたことが考察されています。本研究成果は、アメリカ科学振興協会発行のオープンアクセス科学学術雑誌『Science Advances』に5月15日(現地時間)に掲載されました。
▼全文は本学のプレスリリースをご参照ください。
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/files/2024/5/16/240516-1.pdf
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