ドライアイス使用量を大幅削減 冷凍配達容器「ペンギンBOX」と蓄冷剤「キプクル」の導入開始
2025年7月、全配送センターでの切り替え完了へ
西日本を中心に16の生協で構成されている一般社団法人グリーンコープ共同体(本部:福岡市博多区、代表理事:日高 容子、以下グリーンコープ)は、環境負荷の低減と持続可能な物流の実現に向けて、2025年4月より順次、冷凍配達専用容器「ペンギンBOX」と配送用蓄冷剤「キプクル」の導入を開始します。2025年7月を目処に、物流センターから配送トラックで使用する全ての冷凍配達容器と蓄冷剤を切り替える予定です。
ペンギンBOXについて

PET+PEとUV加工による新素材「PETパールUV」を採用した高性能な断熱容器で、縫製は国外で行ない最終組立は国内で行なう高品質な製品です。従来の保冷容器と比べて高い遮熱性と断熱性、軽量性を兼ね備え、耐久性と作業性に優れています。
キプクルについて

一般的な冷凍庫(-20℃)で凍結できる高性能蓄冷剤です。特別な急速凍結庫を必要とせず、扱いやすさと運用のしやすさが特長です。再利用が可能で安全性も高く、ドライアイスに代わる新たな冷却手段として、環境負荷の低減が期待されています。
想定される効果
今回の取り組みにより、2024年度に使用していたドライアイス総量1,616トンのうち、配送センターから組合員宅までの配達に使用していた仕分け用ドライアイス約981.7トンの削減が見込まれます。これは、ドライアイス使用量全体のおよそ60%以上に相当します。大幅な環境負荷の軽減につながるとともに、配送の運用効率化を実現します。
導入スケジュールと数量
ペンギンBOXとキプクルは、2025年4月から、福岡・若宮・熊本・広島の各物流センターから順次導入を開始します。7月中には全センターでの切り替え完了を予定しています。
導入数量は、ペンギンBOXが14,500個、キプクルが62,000個を予定しています。
グリーンコープでは今後も、持続可能な物流体制の構築と環境負荷の低減に取り組み、より良い商品とサービスを組合員の皆さまへお届けしてまいります。
組織概要
一般社団法人グリーンコープ共同体
福岡市博多区博多駅前一丁目5番1号
代表理事 日高 容子
2018年、グリーンコープ生活協同組合連合会や、社会福祉法人グリーンコープ、労働協同組合など、九州(福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島)、近畿(大阪、兵庫、滋賀)、中国(鳥取、岡山、島根、広島、山口)、そして福島の16の生協、各種団体とともに「一般社団法人グリーンコープ共同体」を設立。ひとつのグリーンコープのように持てるものを共有・連帯しながら、それぞれの地域に根ざした生活協同組合として活動してきました。「安心・安全な食べものを子どもたちに食べさせたい」という母親の想いからはじまって、それぞれの地域を豊かにしていくことを目指しています。
連絡先
メール:cakydobr@greencoop.or.jp
電話番号:090-1468-9104
担当:浅島(アサジマ)
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