アンドパッド、BIMを用いた施工計画・施工図・関連機能開発を支援する『ANDPAD BIMサービス』をリリース

株式会社アンドパッド

クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を運営する株式会社アンドパッド(本社:東京都千代田区、代表取締役:稲田武夫、以下アンドパッド)は、BIM(Building Information Modeling)の導入から現場での活用までを包括的に支援するコンサルティングサービス『ANDPAD BIMサービス』を本日より提供開始いたしましたのでお知らせいたします。

■ 背景

建設業界では、慢性的な人手不足や老朽化したインフラへの対応件数増加に伴い、設計から維持管理までの全工程の効率化および生産性向上を実現するためにBIMの活用の期待が高まっています。国土交通省としても2025年に「建築GX・DX推進事業」※1を創設し、BIM活用支援に取り組んでいます。しかし、BIMマネージャーやBIMオペレーターといった専門人材の不足により、BIMへの取り組みに対して「何からはじめたら良いかわからない」「設計BIM、生産設計BIMは作成、運用できても現場での施工BIM活用まで活用範囲を広められない」といった課題が生まれています。


アンドパッドでは、2023年7月の「ANDPAD BIM」β版提供開始※2以来、現場でのBIM活用推進に尽力してきました。その中で、BIMに関する様々な課題を抱えるゼネコン企業の皆様との対話を通じて、BIMの導入から現場での本格運用、さらには施工計画や施工図作成支援まで、お客様の状況に応じたきめ細やかな支援の必要性を強く求められてきました。

上記のような課題を持つゼネコンの皆様に向け、個別にBIM導入・活用支援に取り組み、新サービスを開発、今回BIMに特化したコンサルティング/業務支援サービスを「ANDPAD BIMサービス」として提供開始することとなりました。

「ANDPAD BIM」による施工現場でのBIM活用だけでなく、BIMの導入支援から施工計画支援、さらには現場の運用支援まで幅広い支援に対応できるようになります。

■ 特徴

『ANDPAD BIMサービス』は、BIMの設計から施工フェーズにおける課題を整理し、お客様の状況に応じた最適なBIM活用を支援します。BIM活用のコンサルティングおよびANDPAD製品の活用提案に加えて、お客様との共創による新機能開発まで踏み込み、具体的な課題解決を実現します。

  • コンサルティング

    • 新規プロダクト開発、機能開発、プラグイン開発等の共創コンサルティング

    • 上記に関連したBPR※3及びDXコンサルティング

  • BIM導入支援

    • 企業・部署ごとのBIM導入計画策定と支援(演習、講習など)

    • BIM未経験者向けの「手ぶらBIM体験※4」プログラム提供

    • 新規BIM導入から運用推進までのあらゆるフェーズの活用支援

  • 施工計画・施工図BIM支援

    • 施工計画、検討をBIM活用で支援

    • 施工図作成をBIM活用で支援

  • 「ANDPAD BIM」をはじめとしたANDPAD製品を活用したDX推進支援

    • 「ANDPAD BIM」と「ANDPADチャット」を活用した元請け・協力会社を含むコミュニケーションの促進

    • 「ANDPAD BIM」と「ANDPAD図面」の連携による、現場への情報共有の促進

    • BIMとデータ連携した「配筋検査」機能※5の効率化促進

■ 先行導入いただいている2社からのコメント(50音順)

これまで、先行ユーザーとして株式会社大林組で施工計画、大成建設株式会社で関連機能開発の支援を行ってまいりました。ANDPAD BIMサービスを活用いただくことで、BIMの活用および生産性の向上につなげていただきました。

株式会社大林組 

 九州支店 建築工事部 BIMマネジメント課 兼 生産技術課・生産企画課

 宮村 勇太 氏

モデルを利用した資料や、モデル情報を基にした数量算定など、作成していただいた成果物に加え、施工計画モデルを用いた課題の抽出や改善提案が、現場での安全や品質の向上に貢献していると実感しています。大林組九州支店では、全ての現場に施工レベルの建築BIMモデルが用意されており、今後当社のBIM活用のニーズがますます高まると予測しています。そのため、BIM施工活用のパートナーとして、今後のサービス提供をよろしくお願いします。また、人員不足が深刻な問題となっている建設現場において、BIMを活用した新たなソリューションの拡張に期待しています。

活用事例:https://andpad.jp/cases/obayashi

大成建設株式会社

 建築本部 デジタルプロダクトセンター DX生産システム推進室 課長代理

 平田 祐之介 氏

現場監督や作業員が実際に使えるBIMビュワーや、BIMと連携した配筋検査機能など、現場目線で使いたいと思えるプロダクトを開発していただき感謝しています。担当者の方が建築現場とITの両方を理解し、現場からの要望にも積極的に提案いただけるのは非常に心強いです。今後も現場で本当に役立つサービスや機能を一緒に作り上げていけることを期待しています。


活用事例:https://andpad.jp/cases/taisei

■ ANDPAD BIM サービス のご案内

「ANDPAD BIMサービス」のウェブサイトを公開しました。

アンドパッドが提供するBIMサービスの紹介に加え、BIMや3D技術活用でお困りの方・新規事業を検討の方に向けて情報提供を行っています。ぜひご覧ください。


URL:https://page.andpad.jp/bim_service/

※1 建築GX・DX推進事業は、建築物のLCAの実施によるLCCO2削減の推進(GX)と建築BIMの普及拡大による生産性向上の推進(DX)を一体的・総合的に支援し、取り組みを加速化させることを目的に、国が民間事業者などに費用の支援を行うものです。

※2 ゼネコン現場での施工BIMを促進する「ANDPAD BIM」β版をリリース https://andpad.jp/news/20230728

※3 BPRは「Business Process Re-engineering(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)の略であり、既存の業務プロセスを根本的に見直し、再構築することです。

※ 4 「手ぶらBIM体験」とは、BIM未導入の場合もBIMソフト等の購入なしの「手ぶら」で、BIMの現場活用を試すことができるメニューです。

※5 大成建設とBIMとデータ連携した「配筋検査」機能の現場検証を開始  https://andpad.jp/news/20250409、2025年夏に正式提供を予定しています。

■ 「ANDPAD」について

「ANDPAD」は現場の効率化から経営改善まで一元管理できるシェアNo.1※クラウド型建設プロジェクト管理サービスです。2016年に提供を開始し、直感的で使いやすさにこだわった開発と導入・活用への徹底したサポートで、利用社数21.6万社、ユーザー数55.0万人を超えています。

国土交通省のNETIS (新技術情報提供システム) では「令和6年度推奨技術」に選定されています。

詳細:https://andpad.jp/

※『建設業マネジメントクラウドサービス市場の動向とベンダシェア(ミックITリポート2024年12月号)』(デロイト トーマツ ミック経済研究所調べ)

■ 会社概要

社名   :株式会社アンドパッド

所在地  :東京都千代田区神田練塀町300番地 住友不動産秋葉原駅前ビル8階

代表者  :代表取締役 稲田 武夫

事業内容 :クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」の開発・販売・運営

会社HP   :https://andpad.co.jp/

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会社概要

株式会社アンドパッド

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URL
https://andpad.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区神田練塀町300番地 住友不動産秋葉原駅前ビル8階
電話番号
03-6831-4550
代表者名
稲田 武夫
上場
未上場
資本金
116億9208万円
設立
2012年09月