JAXAベンチャー天地人が、JAXAによる「だいち4号」PALSAR-3観測データを用いたデータ・サービス事業者に選定。国内初、合成開口レーダ画像のオンライン販売に!

株式会社天地人

JAXA認定の宇宙ベンチャー 株式会社天地人(東京都中央区 代表取締役 櫻庭康人)は、JAXA第一宇宙技術部門が実施する「だいち4号」PALSAR-3観測データを活用するデータ・サービス事業者に選定されました。2027年までの期間において、だいち4号観測データを用いて一般ユーザ向けにデータ・サービス事業を行います。なお、国内初のオンライン販売となり、“気になる場所を、誰でも簡単に、小面積かつ低価格で、すぐに購入”いただけるようになります。提供時期は追ってアナウンスいたします。

「だいち4号」PALSAR-3観測データを用いたデータ・サービス事業者の公募について

「JAXAはだいち4号観測データ・サービス事業を官民連携で拡大していく中で将来的には民間事業者が主体となった一般ユーザへのデータ・サービス提供を目指している」とされています。(JAXA提案要請書より抜粋)今回の公募では、こうした民会事業者の選定のため、①事業コンセプト・ビジョン、②データサービス提供価格、③実施体制等の提案が公募されていました。

参考:JAXA HP https://www.satnavi.jaxa.jp/ja/news/2024/07/30/9597/index.html

「だいち4号」について

「だいち4号(ALOS-4)」は、2024年7月1日12時6分42秒(日本標準時)に、H3ロケット3号によって機種子島宇宙センターから打ち上げられた、JAXAの人工衛星です。「だいち4号」には、日本が継続的に開発してきた観測センサであるLバンド合成開口レーダ(PALSAR-3)を搭載しています。前号機「だいち2号」の性能をさらに向上させ、世界最高レベルの解像度と観測カバレッジ(広域な観測)を実現しています。

参考:JAXAサテナビ だいち4号HP https://www.satnavi.jaxa.jp/ja/news/2024/06/28/9478/index.html

注釈:ALOS-4:Advanced Land Observing Satellite-4

出典:JAXA HP https://www.satnavi.jaxa.jp/ja/project/alos-4/index.html

天地人の宇宙産業に対する思い

天地人は、日本における衛星データ活用を広げる新たな取り組みを開始しました。衛星データは、農業、防災、都市計画、エネルギーなど幅広い分野で社会課題を解決する力を持っています。しかし、日本では技術的ハードルやコスト、認知不足といった課題がデータの普及を妨げています。この現状を変え、衛星データを「特別なもの」から「身近なもの」へと変革することが、天地人の目指しているところです。


2024年にJAXAが打ち上げた「だいち4号(ALOS-4)」は、世界最高レベルの解像度と観測カバレッジを備え、地殻変動、防災、森林管理、農業などの分野で革新的な役割を果たします。例えば、災害の多い日本においては、夜間や悪天候下でも観測可能な能力を生かして、豪雨被害や地震災害の迅速な把握が可能です。また、森林の炭素蓄積量の推定や農業分野での作付面積の把握など、持続可能な社会に向けた多様な活用が期待されています。

天地人は、「だいち4号」が提供するこれらのデータを多くの人々に届けるため、以下の取り組みを進めてまいります。まず、誰でも使いやすい直感的なプラットフォームを提供し、専門知識がなくてもデータ解析を可能にします。また、導入コストを抑えたサービスモデルを展開し、中小企業や自治体が気軽に活用できる環境を整備します。さらに、成功事例を積極的に発信し、衛星データの価値を広く認識していただけるよう努めます。

加えて、研修やワークショップを通じて人材育成にも注力し、データを扱える専門人材の裾野を広げます。自治体や民間企業、教育機関と連携し、多様な視点から社会課題を解決するエコシステムの構築も進めます。

「データの力で未来を変える」。この信念のもと天地人は、衛星データの力を最大限に活用し、持続可能な未来の実現に向けて全力で挑みます。

天地人コンパスについて

2022年7月に天地人は、土地評価エンジン「天地人コンパス」のフリープランをリリースしました。天地人コンパスは、地球観測衛星のビッグデータをはじめとする様々なデータをもとに、解析、可視化、データ提供を総合的に行う土地評価サービスです。農業生産から都市開発まで、様々な目的に合わせてカスタマイズすることが可能となっており、ビジネスにおいて最適な土地を宇宙から見つけることができます。


衛星データというと、多くの方が衛星から撮影した写真を思い浮かべると思います。衛星から撮影した画像は代表的な衛星データではありますが、天地人コンパスは、降水量などの気象情報や、3Dマップに代表される地形情報、赤外線によって観測される地表面温度なども世界中のあらゆる場所で取得可能です。


また、天地人コンパスでは、お客さまが元々お持ちの地上データや、実績データなどを重ね合わせて、複合的に分析することもできます。


利用方法

天地人コンパス

・料金:無料

・対応言語:日本語、英語

・対応ブラウザ:Google Chromeを推奨、PCのみ対応

・サイトURL:https://tenchijin.co.jp/compass/

お問い合わせ窓口:info-compass@tenchijin.co.jp


■会社概要

会社名:株式会社 天地人

所在地:東京都中央区日本橋1丁目4−1日本橋一丁目三井ビルディング5階 THE E.A.S.T. 日本橋一丁目 ROOM13

代表者:代表取締役 櫻庭康人

事業内容:衛星データを使った土地評価コンサル

サイトURL:https://tenchijin.co.jp/

Twitter:https://twitter.com/tenchijin_pr

Facebook:https://www.facebook.com/tenchijin.pr/

Linkedin:https://www.linkedin.com/company/tenchijin/

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会社概要

株式会社天地人

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URL
https://tenchijin.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区日本橋1丁目4−1 日本橋一丁目三井ビルディング5階
電話番号
-
代表者名
櫻庭康人
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年05月